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史実と物語

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2009/1/19(月) 午後 8:26特亜練習用  Yahoo!ブックマークに登録
 
 
 御来訪感謝申し上げます。

 今日の福島は、朝から暖かく、この時期には珍しく雨が降っています。
 これでは、山の上に積もった雪も融けてしまうのではないか?と余計な心配をしてしまいます。

 さて、今朝の読売新聞を読んでいたら、文化欄に「日韓歴史共同研究委員会」に関する話題がその委員会のメンバーによって記事として上梓されていました。
 

 【日韓共同研究】 歴史教育 目的に違い
 私事で恐縮だが、一昨年から始まった「第二期日韓歴史共同研究委員会」の研究委員なるものを引き受けてから、もう1年半以上になる。 
 委員会には、古代史部会、中世史部会、近現代史部会、そして教科書小グループの四つの下部委員会があり、筆者はそのうちの教科書小グループの研究委員を務めている。
          (中略)
 (第一期目は研究協力者だったのが、二期目から委員に昇格した)しかし、仕事は厄介だった。 すぐにわかったのは、日韓の間では、歴史教育の目的が全く異なる、ということだった。
 日本では一般的に、日本史や世界史に関わる「事実」を教えることに重点が置かれている。 
 だから、各種の教科書から一定の「物語」を読み取ることは難しいし、また、教育現場でもその読み取りは重視されない。
 しかし、韓国では歴史的事実よりも、歴史に関わる「物語」に重きが置かれている。そこでは、「民族」の価値が強調され、近現代史でも、如何に韓国人が日本に抵抗したかが、重視される。
 日韓の教科書の違いには、「歴史観」の違いが表れている。例えば、韓国人が歴史問題などにおいてよく使う言葉に「歪曲」がある。注意すべきは、この言葉が「歪曲された事実」という形だけでなく、「歪曲された歴史観」という形でも使われることだ。
 そこには。「絶対無二の歴史観」が存在し、それ以外の歴史は、事実の如何に拘わらず「誤り」だ、という認識が存在する。

 だとすれば、日韓の間で妥協が成立するためには、日本側の歴史観が韓国側のそれに合致する形で是正されるか、韓国式の歴史観そのものが変わる他はない。
 歴史問題については、よく独仏の例が参考にされる。 しかし、両者でフランスが譲歩した部分が多かったことは余り知られていない。
 先行した事例を正確に観察してこそ正しい解決策が見出されるのではなかろうか。
        (木村 幹 神戸大教授・朝鮮半島地域研究)
 

 この木村先生は、2002年から始まった日韓の国家間プロジェクト「日韓歴史共同研究」のメンバーになってしまったがために、頭を痛めているようであります。

 支那の歴史教育とは共産党政府による、共産党政府支配の正当化を目的とした「政治教育」に過ぎませんし、韓国にしても「惨めな歴史」を隠蔽するために空想ファンタジーを描いた「フィクションである物語歴史教育」であり、目的はやはり民族主義を鼓舞する為の「政治教育」に過ぎません。

 今現在、日本はこの支那と韓国とそれぞれ不毛な、何の利益も生まない「歴史共同研究」を行なっております。

 この事が如何に税金の無駄使いであり、「百害あって一利なし」の事業かは賢明なる御来訪の皆様には容易に御判断できると存じます。

 支那及び韓国の「歴史共同研究」の目的は、日本を完全に「歴史学的観点からも従属させよう!」というものなのです。

 哀れで無知蒙昧なこの神戸大学の教授はそんな「意図」を知って知らずか、ドイツとフランスの歴史論争を引き合いに出して、それを解決の糸口に見出そうという愚かな結論を持ち出しています。
 呆れるばかりであります。

 ドイツとフランスはヨーロッパの国だからというわけではありませんが、共に世界の大国として近代史にその名を残して来た先進国であり、近代的法整備のなされている一流国家であります。

 確かに、ヨーロッパの中でも特に独仏は互いに戦争を頻繁に行い、結果ドイツの連戦連勝の歴史がありました。 
 ある歴史通に言わせると、「フランスがドイツに負けるのは言葉が一番の要因である。甘いニュアンスのフランス語は女性を口説くには良いが、戦争にはドイツ語の強く相手を押しのけるようなキツイ語調が勝るのだ」という事を聞いたことがありますが、それはさておき、両国は民主的に「思い込みや被害者意識」に捉われることなく、当時の史実と互いの置かれた立場を冷静に議論して、その結果、フランスの被害者意識でなく第三者的冷静な歴史観を共有することで、歴史問題の解決を図りました。

 ちなみにフランスの歴史教科書では「日本がアジアを植民地支配から解放した」ときちんと教えているそうであります。

 しかし、支那や韓国のように間違っても冷静に史実から学ぼうとしない国との妥協は、日本が完全に相手側に与するしかありえません。

 「先行する事例を正確に観察」したら、全く参考にならないのは自明の理であります。

 例えば、韓国について、済州島出身の韓国評論家である金満哲氏の次のような証言があります。
 

「韓国は独力で近代化を成し遂げた?」
   馬鹿いうな、日本の莫大な資本と人材の投与によって成し遂げられのだよ!
「韓国は日本の統治に抵抗をもって対抗した?」
 馬鹿馬鹿しい、ロバのように上から下まで日本にあこがれ日本人になろうとしたでないか?
 「韓国が独立したのは韓国の手によるものだ?」 
 呆れてものも言えない。誰も日本からの独立など望んでいなかったのに、アメリカに強制的に独立させられたのが真実ではないか!
 「漢江の奇蹟?」
 笑わせるよ。賠償金という名目で莫大な経済援助、技術援助で成し遂げられたのだよ。 これだけお膳立てをしてもらえれば、どんな未開民族でも経済成長するだろよ!
 「日本文化の祖が韓国?」
 これは恐れ入る。いったい、併合前の朝鮮半島のどこに文化なるものがあったのか。併合前、我々の先祖は乞食同然の生活をしていたではないか。今の韓国の姿は、まさに他人によって作られた砂の楼閣だ。 虚飾と偽善と歪曲と奢りに満ちている。 真似と依存と歪曲が全てである。
 「韓国こそ世界一」などとほらをふいて自己満足している韓国人は正気の沙汰ではない!
 

 これが史実であり、自分で史実を勉強した良識ある韓国人は「物語」の歴史ではなく「史実」の歴史を証言しているのであります。 しかし、この方は本当の事を言って政府から弾圧を受けているのであります。

 「日韓の間では、歴史教育の目的が全く異なる」し、日支の間でも、歴史教育の目的が全くことなるのであります。

 これらの間で妥協は一切許されません。 妥協する事は益々「自虐史観」を増長することになり、ある国会議員がうっかり口をすべらしたように「日中は歴史観を共有することが、互いの了解事項になっている」というおぞましき実態が、売国政策を次から次へと生み出している裏の陰謀がこの「歴史共同研究」という一見友好的プロジェクトには隠されているのであります。

 また、愛国心を持たない無知蒙昧な学者もその共犯者として引きずり込まれ、利用されているのであります。

 御来訪の皆様には、どうか、この現実も認識して下さるようお願い申し上げます。
 
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