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ビッグレスキュー その時に備える

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<ビッグレスキュー その時に備える>
 第1回 田邉揮司良氏 東京都

2018年9月10日更新

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田邉揮司良 氏
東京都危機管理監 元陸将


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 阪神・淡路大震災の火災発生地域で行方不明者の捜索に当たる陸自隊員(1995年1月、神戸市長田区で)


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 東日本大震災の発生を受け、防衛省で開かれた緊急の災害対策会議。右から2人目は防衛省幹部に指示を出す北澤防衛相(2011年3月11日夕刻)
 近年、大規模自然災害が増え、被災者救援にあたる自衛隊への国民の期待も高まっている。そこで本紙では災害派遣部隊の一助となるよう、国・地方の第一線で危機管理・防災等の任に就く自衛隊OBの方々に各自治体での防災態勢を紹介してもらう新企画「ビッグレスキュー その時に備える」を今号からスタートする。初回は「首都直下地震」の発生に備える東京都危機管理監の田邉揮司良(きしろう)元陸将。

猛威をふるう自然災害への対応
 気候変動による大規模な自然災害や地震が世界で発生している。平成になり日本は災害多発期に入った。阪神・淡路大震災以来、「自助・共助」の大切さが強調され、東日本大震災の津波被害からは、ハード対策には限界があり、ソフト対策も重要であることを学んだ。
 一方、住民避難の遅れについて、警報発信のあり方、住民の意識向上、要配慮者への支援態勢など、本年の西日本豪雨においても課題が指摘されている。大災害のたびに教訓が明らかになっているが、未だその対策は完全ではない。

自助・共助・公助をハードとソフト 両面で進める
 30年以内に70%の確率で首都直下地震が発生する。東京都では死者約1万人、負傷者約15万人、最大避難者約340万人と言われている。東京都では建造物耐震化、木造住宅密集地域解消、無電柱化などのハード対策、帰宅困難者対策、日常備蓄などのソフト対策などに取り組んでいる。また、都民の防災への関心や理解を深めてもらうため、防災アプリや防災ブック『東京防災』『東京くらし防災』などを普及しているところである。
 これら対策は、東京2020大会に向け、一層の進捗を図るため、「セーフシティ東京防災プラン」として、都民に分かりやすいよう「見える化」が進められている。都民の皆さんが知っている、理解している、実行しているとなれば、被害も大いに軽減できることと思う。

東京都危機管理監としての備え 様々な組織の連携の要
 災害が発生すると、都では災害対策本部が立ち上がる。危機管理監は本部運営の要(自衛隊では部隊の幕僚長的立場)となり、・・・





 防衛関連ニュース

将来の防衛力検討委員会が初会合
(2018年8月31日)

2018年9月10日更新

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 「将来の防衛力検討委員会」の初会合で「積極的な議論を」とあいさつする小野寺防衛相(テーブル右から2人目)=8月31日、防衛省で
 防衛省で8月31日、小野寺防衛相を委員長とする「将来の防衛力検討委員会」の初会合が開かれ、年末に向けた「防衛計画の大綱(防衛大綱)」の見直しと、次期「中期防衛力整備計画(中期防)」の策定について横断的な検討を加速化させていくことを確認した。
 会合には委員長代理の山本副大臣、副委員長を務める福田、大野両政務官をはじめ、橋事務次官、・・・




 防衛関連ニュース

空自女性戦闘機パイロット〝離陸〟松島2尉 思いを語る
(2018年8月23日)

2018年9月10日更新

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 修了式の後に取材に応じ、F15戦闘機の機首に手を置く松島2尉(8月23日、新田原基地で)
職域開放〝第1期生〟に名乗り
 「大空を自由に飛べる戦闘機をいつか操縦したい」――。8月23日、飛行教育航空隊(新田原)での約9カ月間の戦闘機操縦(F15)課程を修了し、晴れて空自初の女性戦闘機パイロットとなった松島美紗2尉(26)。平成27年11月、輸送機パイロット候補として美保基地で飛行教育を受けている最中、「女性にも戦闘機操縦職を開放する」との報を受け、〝第1期生〟に名乗りを上げた。この日、同期の男性隊員5人とともに無事に第109期戦闘機操縦課程を修了した松島2尉は、報道陣の前で戦闘機パイロットへの思いを語った。

「いつか」をつかみ取る
 松島2尉は神奈川県横浜市出身。小学生の時に米海軍の戦闘機パイロットが活躍する映画『トップガン』を見て、「戦闘機のように大きな機体で自由に空を飛べたら」と空自機に憧れを抱くようになった。
 平成26年3月に防大を卒業(58期)し、空自に入隊。迷わずパイロットの道に進み、12飛教団(防府北)での飛行準備課程、初級操縦(T7練習機)課程を受講。その後、女性が操縦士になれる救難機、輸送機の基本操縦(T400練習機)課程に進んだ。
機種転換、F15機動力に圧倒
 美保基地で教育訓練中、自身の運命を大きく変える「発表」があったのは教育開始3カ月後の平成27年11月だった。空自が「戦闘機と偵察機の操縦職域」を女性にも開放したのだ。松島2尉はすぐに女性戦闘機操縦要員候補に名乗りを上げた。
 翌年10月、ジェット機のウイングマークを取得後、松島2尉は戦闘機パイロット候補者が対象となるT4練習機機種転換操縦課程講習(浜松)へ編入。浜松ではその後の・・・





 防衛関連ニュース

米強襲揚陸艦「ワスプ」と輸送艦「おおすみ」が訓練
(2018年8月26日、27日)

2018年9月10日更新

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 フォーメーションを組んで並走する(手前から)米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」、海自の輸送艦「おおすみ」、米海軍のドック型揚陸艦「アシュランド」(8月26日、沖縄周辺海域で)=米海軍提供
 海自1輸送隊(呉)の輸送艦「おおすみ」(艦長・堀川雄司1佐)は8月26、27の両日、米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦「ワスプ」と沖縄周辺海域で共同の戦術訓練を行った。
 訓練には「ワスプ」のほか、米ドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」、ドック型揚陸艦「・・・





 防衛関連ニュース

護衛艦「きりしま」空母「R・レーガン」と巡航訓練
(2018年8月15日~21日)

2018年9月10日更新
 海自6護衛隊(横須賀)のイージス護衛艦「きりしま」(艦長・西村俊行1佐)は8月15日から21日まで、米海軍第7艦隊(横須賀)所属の空母「ロナルド・レーガン」などと関東南方から沖縄周辺までの太平洋上で日米共同巡航訓練を行った。
 「きりしま」は同空母など複数の米海軍艦艇と各種戦術訓練を行い、日米の連携を強化した。





 防衛関連ニュース

輸送艦「しもきた」が
英海軍揚陸艦「アルビオン」と訓練
(2018年8月25日)

2018年9月10日更新
 海自1輸送隊(呉)の輸送艦「しもきた」(艦長・五味康司1佐)は8月25日、来日した英海軍揚陸艦「アルビオン」と本州南方海域で初の日英共同訓練を実施した。
 両艦はエアクッション艇(LCAC)を使っての戦術運動や発光信号訓練などを行い、日英間の連携を強化した。





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