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九州北部豪雨 陸自4師団の災派部隊に1級賞状
(2018年5月18日)
2018年6月8日更新
九州北部豪雨で延べ8万人活動
昨年7月の九州北部豪雨で、約1カ月半にわたって福岡、大分両県で災害派遣活動に従事した陸自4師団(福岡)の災害派遣部隊と協同部隊、支援部隊に5月18日、小野寺防衛相から1級賞状が授与された。
大臣室で行われた表彰式には山本副大臣、豊田事務次官、本松統幕副長、山崎陸幕長、武田人教局長が立会。小野寺大臣は「甚大な被害を受けた被災地に迅速に進出し、人命救助や行方不明者の捜索活動などを真摯に実施するとともに、被災者に寄り添った生活支援活動を実施して民生の安定に寄与し、・・・
防衛関連ニュース
防医大が日米爆傷フォーラム
日米英豪などから100人超出席
(2018年5月9日~11日)
2018年6月8日更新
フォーラムには各国の研究者や医療関係者が参加し、発表者(左奥壇上)と活発な質疑応答を行った(5月10日、東京都新宿区の京王プラザホテルで)
爆発の衝撃波による「爆傷」対処がテーマ
【防医大】防医大は5月9日から11日まで、第3回「日米爆傷フォーラム2018」を都内のホテルで開催し、日米英豪独加の計6カ国から研究者ら100人超が参加した。
同フォーラムは、爆発に伴う衝撃波による「爆傷」に関する防護技術や医学的対処をテーマに分野横断的な討議を行うもので、2016年から日米主体で毎年開催。過去2回とも日本で開催されている。
今年は防衛関係機関や一般大学などを含め計44件の発表が行われた。内容は、▽実験動物を用いた損傷メカニズムの解明▽人体モデルを用いた模擬実験▽新規圧力センサーや防護技術の開発――などで、臨床データの発表が急増し、研究の進展を印象付けた。
近年、・・・
防衛関連ニュース
金井元1尉、地球に帰還 5カ月半ぶり
(2018年6月3日)
2018年6月8日更新
ソユーズ宇宙船で無事地上に帰還し、笑顔を見せる金井元1海尉=6月3日午後9時40分過ぎ、カザフスタンで。JAXA/NASA提供
昨年12月から約5カ月半にわたり国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、医学実験などに従事してきた元海自医官の金井宣茂元1尉(41)=防医大23期=が日本時間の6月3日夜、米露の宇宙飛行士と共にソユーズ宇宙船でカザフスタンに無事帰還した。
海自潜水医官だった金井元1尉は、自衛官出身の宇宙飛行士としては油井亀美也元2空佐に次ぎ2人目。ISSの第54/55次長期滞在クルーに選ばれ、昨年・・・
防衛関連ニュース
海自〝歌姫〟三宅3曹 気迫の演武を披露
全自空手・形個人戦で準優勝
(2018年6月2日)
2018年6月8日更新
全自空手・形女子個人戦決勝で形「クルルンファ」を打つ三宅3曹(6月2日、日本武道館で)
9年ぶりの大会「背筋伸びる」
全自衛隊空手道選手権大会が6月2日、東京都千代田区の日本武道館で行われ、海自の〝歌姫〟三宅由佳莉3曹(東京音楽隊=上用賀)が形個人戦に出場、気迫の演武を披露した。
三宅3曹は日本大学芸術学部入学後、先輩たちが演武で見せる形の格好良さに憧れて同学部の空手道部に入部。4年間、稽古に打ち込んだ。
平成21年に海自に入隊し、東京音楽隊にソプラノ歌手として配属された後は、空手から遠ざかっていたが、知人の隊員に勧められ、今年1月から稽古を再開。同隊で課業後などに稽古を続けてきた。
大学卒業以来9年ぶりの大会出場となった今大会は、「下手な・・・