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シャングリラ会合 防衛相「北への圧力の維持を」 米朝会談前に訴え

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シャングリラ会合 防衛相「北への圧力の維持を」
米朝会談前に訴え
(2018年6月2日)

2018年6月7日更新

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 各国の国防相や軍幹部らを前に演説し、10日後に迫った米朝首脳会談の開催に期待感を示す小野寺防衛相(6月2日、シンガポールで)=防衛省提供


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 北朝鮮の非核化に向けた連携協力を確認し、握手する(右から)小野寺防衛相、マティス米国防長官、韓国の宋永武国防相(6月3日、シンガポールで)=防衛省提供
 小野寺防衛相は6月2日、シンガポールで世界40カ国から国防相や軍幹部らが出席して開かれた英国際戦略研究所主催の「アジア安全保障会議(シャングリラ会合)」で北朝鮮の核・ミサイル問題について演説し、「北朝鮮が対話に応じることのみをもって見返りを与えるべきではない」と訴えた。小野寺大臣は翌3日までの滞在中、英仏独韓比越の6カ国の国防相と個別に会談を行ったほか、日米韓、日米豪の3カ国会談にも臨み、共同声明を発表。日米韓では北朝鮮の非核化に向けた緊密な連携を確認し、日米豪ではインド太平洋地域における長期的な防衛協力の指針「戦略アクション・アジェンダ」を作成することで一致した。

 小野寺防衛相は演説で、6月12日にシンガポールで開かれる予定の史上初の米朝首脳会談について「北朝鮮の全ての大量破壊兵器と弾道ミサイルの完全で検証可能、かつ不可逆的な廃棄に向けた実質的な進展がみられ、日本人の拉致問題を解決する機会となることを強く期待する」と表明した。
 その上で、北朝鮮が過去に非核化を宣言しながら、その約束を破って核開発を継続してきた歴史に触れ、「対話に応じることのみをもって見返りを与えてはならない。それが朝鮮半島に平和をもたらす唯一の方法だ」と強調。「防衛当局の役割は外交努力を支え、外交官の立場を強くすることにある」と述べ、外交的な取り組みと歩調を合わせた「最大限の圧力の維持」と、日米同盟を中心とした「抑止力の維持・強化」の重要性を訴えた。
 一方で、「北朝鮮が・・・





 防衛関連ニュース

第17回IISSアジア安全保障会議
小野寺防衛相スピーチ

2018年6月7日更新

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 アジア安全保障会議で、地域の平和と安定に向けた日本の取り組みについてスピーチする小野寺防衛相(壇上左)=6月2日、シンガポールで=防衛省提供
(冒頭挨拶)
 チップマン所長、ご来賓の皆さま、このシャングリラ会合に前回、日本の防衛大臣を務めて以来4年ぶりに参加でき、光栄に存じます。

北朝鮮情勢という、現下の安全保障環境で最も重要かつ差し迫ったテーマをめぐり、今月12日にも米朝首脳会談が開催予定であるこのシンガポールにおいて、北朝鮮との対話のために努力されている韓国からは宋国防長官、来週のG7首脳会合においてホスト国として北朝鮮問題をはじめ議論をリードされるカナダからはサージャン国防大臣がお越しになり、お二方と共にスピーカーを務めることができ、大変うれしく思います。

こうした時宜を得た機会を与えていただいたIISS(国際戦略研究所)およびシンガポール政府の関係者の皆さまに深く感謝を申し上げます。本日は、北朝鮮問題の解決への直近の取り組みと、インド太平洋地域の長期的な安定と発展に向けた日本の決意を述べさせていただきたいと考えます。
(北朝鮮問題)
 5年前の2013年、私はここシャングリラ会合でのスピーチにおいて、「北朝鮮による核・ミサイル開発は、地域および国際社会全体の平和と安定に対する重大な脅威であり、断じて容認きません」と述べました。そして、「日本は、米国や韓国を含む関係国と連携しながら、北朝鮮に対し、安保理決議を誠実かつ完全に実施し、いかなる挑発行為も行わず、非核化に向けた具体的な行動をとるよう引き続き求めてまいります」と申し上げました。
 また、北朝鮮による拉致問題についても、日本や韓国の国民のみならず、タイやレバノン、ルーマニアなど世界各国においても拉致された方々がおられるとされており、「基本的人権の侵害という国際社会全体における普遍的な問題」として問題解決への協力をこの場でお願いをいたしました。
 5年前のこの私の発言に対し、シャングリラ会合にお集まりの皆さまからは、強い支持と賛同の言葉をいただいたことをよく覚えております。以来、我が国の・・・





 防衛関連ニュース

ハワイで日米防衛相が会談 北朝鮮問題、結束して対応
(2018年5月30日)

2018年6月7日更新

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 米太平洋軍司令官の交代式を翌日に控え、会談する小野寺大臣(中央)と、通訳を挟んで左は次期駐韓米大使に指名された前太平洋軍司令官のハリー・ハリス海軍大将、右は新たにインド太平洋軍司令官に就任するフィリップ・デービッドソン海軍大将=5月29日(日本時間30日)、ハワイのキャンプ・スミスで=防衛省提供


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 マティス米国防長官(左)と会談する小野寺防衛相(右から2人目)、手前右は河野統幕長=5月29日(日本時間30日)、ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地で=防衛省提供
 小野寺防衛相は5月29日から31日(日本時間30日から6月1日)まで、米ハワイを訪れ、日本の防衛大臣として初めて米太平洋軍司令官の交代式に出席するとともに、これに合わせて共に現地入りしたマティス米国防長官と会談し、北朝鮮問題に日米が結束して対応する方針を確認した。
 29日(同30日)にパールハーバー・ヒッカム統合基地で開かれた会談で両氏は、北朝鮮の生物・化学兵器や核を含む全ての大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルの「完全で検証可能、かつ不可逆的な方法での廃棄」に向け、圧力と制裁を維持していくことを再確認。
 北朝鮮船舶が国連の制裁逃れのために洋上で物資を積み替えて密輸する「瀬取り」については、・・・





 防衛関連ニュース

日米韓参謀長級会談で確認 不測事態への即応性を確保
(2018年5月30日)

2018年6月7日更新
 河野統幕長は5月29日(日本時間30日)、米太平洋軍司令官交代式に出席するためハワイの同司令部を訪れ、米統合参謀本部議長のジョセフ・ダンフォード海兵隊大将、韓国合同参謀本部議長の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)空軍大将と会談、3カ国がさらなる協力を継続していくことで一致した。
 日米韓の制服組トップによる会談は2014年7月に初めて開催され、今回で6回目。
 会談で3者は、・・・





 防衛関連ニュース

東シナ海でまた北朝鮮船 瀬取り5、6例目公表
(2018年5月29日、6月1日)

2018年6月7日更新

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 接舷しホースを接続する北朝鮮船籍タンカー「JISONG6号」(右)と、中国国旗とみられる旗を船首に掲げた船籍不明の小型船舶(5月19日午前4時10分ごろ、東シナ海の公海上で)=海自P3Cが撮影
 国連の制裁対象となっている北朝鮮船籍のタンカーが5月19日と24日、東シナ海の公海上で船籍不明の船舶に横付けし、制裁逃れの密輸目的で物資を積み替える「瀬取り」を行った疑いがあることを、防衛省が5月29日と6月1日の両日、それぞれ発表した。
国連安保理に通報
 日本政府が「瀬取り」事案を公表するのは、今年1月20日、2月13、16、24日の事例に続き5、6例目。政府は国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に通報するとともに、関係国と情報共有した。
 19日の事案(5例目)は、中国・上海の南東約350キロの沖合で同日未明、北朝鮮船籍タンカー「JI SONG 6号」が中国国旗とみられる旗を掲げた船籍不明の小型船舶に横付けして照明を点灯させ、ホースを接続しているのを・・・






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