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潜水艦救難艦「ちよだ」伊東港沖で転落者救助
（2018年5月1日）
2018年5月15日更新
速やかに現場に駆け付け、プレジャーボートから投げ出された落水者を救助する潜水艦救難艦「ちよだ」の乗員（右）。左は伊東マリンタウンの作業艇（５月１日、静岡県伊東港沖で）
潜水艦救難母艦「ちよだ」の後継として今年３月20日に２潜群（横須賀）に就役した潜水艦救難艦「ちよだ」（５６００トン、布田英二艦長）は５月１日、静岡県伊東市沖で就役訓練中、プレジャーモーターボートから男女５人が海に転落するのを目撃した。同艦の乗員は直ちに１１８番通報して現場に急行、地元の船艇と協力して全員を無事救助した。
就役1カ月で救難救助活動
「ちよだ」は午後３時12分ごろ、伊東港沖に錨泊して訓練を行っていたところ、航行中のプレジャーボートが突然斜めに傾き、40代から60代の男女５人が海中に投げ出される現場を目撃した。
同艦は直ちに１１８番通報し、「これより自船の救助ボートにて救助に向かう」と伝えて現場に急行。無人のボートが・・・
防衛関連ニュース
米英仏豪と部長級対話 インド太平洋地域での役割を議論
2018年5月15日更新
「Ｇ５Ｄ」のセッションで、米英仏豪軍の幹部と意見交換する前田陸幕防衛部長（右端）＝市ヶ谷駐屯地で
陸幕防衛部が初の開催
【陸幕】陸幕防衛部はこのほど、米英仏豪の陸軍・海兵隊の高級幹部を日本に招いて市ヶ谷と大宮駐屯地で「陸上防衛部長級対話（Ｇ５Ｄ）」を初めて開催した。
Ｇ５Ｄは、陸軍種が地域の平和と安定に主体的に貢献するため、各国間の相互理解を深めることを目的に行われ、米、英、仏、豪の４カ国から１４人の幹部が参加した。
初日の市ヶ谷では、最初にゲストスピーカーのクレピネビッチ米戦略・予算評価センター（ＣＳＢＡ）所長と兼原信克国家安全保障局（ＮＳＳ）次長が基調講演。
続くセッションでは・・・
防衛関連ニュース
飛行管理情報処理システム 7回目の換装を完了
空自府中基地で式典
（2018年4月10日）
2018年5月15日更新
ＦＡＤＰ８号機の運用開始を祝う関係者。前列中央は西谷支援集団副司令官、その右は須藤飛行管理隊長（４月１０日、府中基地で）
ペーパーレス化など実現
【管制群飛行管理隊＝府中】府中基地で４月１０日、換装を終えた飛行管理情報処理システム「ＦＡＤＰ（ファダップ）８号機」の運用開始式が行われた。
式には空自から支援集団副司令官の西谷浩一将補をはじめ、府中基地司令の阿部博文１佐、管制群司令の太田久雄１佐ら、海自厚木基地から航空管制隊司令の岩松恒徳１佐、陸自市ヶ谷駐屯地から中央管制気象隊長の安藤和幸１佐のほか、関係会社などから計約４０人が出席した。
ＦＡＤＰ（ＦｌｉｇｈｔＳｅｒｖｉｃｅ＆ＡｍｉｓＤａｔａＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）は、陸海空自衛隊の航空管制部隊や空自の航空警戒管制部隊、各飛行場、さらには国土交通省航空局関連システムとの間にネットワークを構築し、収集した航空機の運航情報を・・・
防衛関連ニュース
陸自美保分屯地を開設 日本海側の防衛強化 中方航
（2018年3月27日）
2018年5月15日更新
山陰地方の防衛・防災を担う陸自航空部隊として新編された中方ヘリ隊第３飛行隊と中方管気隊第４派遣隊の隊員たち（４月７日、陸自美保分屯地で）
【中方航＝八尾】中部方面航空隊（隊長・森貴義１佐）は３月２７日、空自美保基地内に「陸上自衛隊美保分屯地」を開設し、中部方面ヘリコプター隊第３飛行隊と中部方面管制気象隊第４派遣隊を新編した。
日本海側の防衛・警備を担う中部方面隊の空中機動力強化の一環として美保に部隊が配置されたもので、３飛行隊はＣＨ４７Ｊ輸送ヘリを運用し、山林火災や緊急患者空輸など山陰地方での災害派遣にも対応する。
また、・・・
防衛関連ニュース
陸自西方戦車隊が新編 4戦大、8戦大は廃止 玖珠
（2018年3月27日）
2018年5月15日更新
湯浅西方総監（左）から「西方戦車隊」の隊旗を受ける黒木隊長（３月２７日、玖珠駐屯地で）
【玖珠】「西部方面戦車隊」の新編に伴う隊旗授与式が３月２７日、玖珠駐屯地で行われた。
西部方面戦車隊は、これまで九州地区の防衛を担ってきた第４戦車大隊と第８戦車大隊の廃止に伴う新編で、西方戦車隊長の黒木正憲１佐に隊旗を授与した湯浅悟朗総監は「西方唯一の戦車隊として、・・・
防衛関連ニュース
陸自富士情報学校が新編 山崎陸幕長が隊員に訓示
（2018年4月1日）
2018年5月15日更新
情報学校の看板の前で山崎陸幕長（右）と握手を交わす青木学校長（４月１日、富士駐屯地で）
「幅広い視野と深い見識を」
【情報学校＝富士】情報に関する専門的かつ実戦的な教育を一元的に行う陸自「情報学校」（学校長・青木義昌将補）の新編行事が４月１日、山崎陸幕長を迎えて富士駐屯地で行われた。
山崎陸幕長は訓示で「情報学校創設の意義は、情報に関する専門的かつ一貫性ある教育と調査研究を実施することにある」と述べた上で、「情報学校は富士学校と密接に連携し、陸自の総合戦闘力発揮に真に寄与する人材を育成せよ。さらに国内外のさまざまな情報分野との・・・
防衛関連ニュース
陸自武器学校「兵站センター」を新設
陸自初の職種横断的組織
（2018年4月3日）
2018年5月15日更新
「兵站センター事務局」の看板を隊員と掲げる眞弓武器学校長（左）
【武校＝土浦】武器学校（学校長・眞弓康次将補）は４月３日、新設された「兵站センター」の運営開始式を行った。
兵站センターは、兵站の実効性向上を目指した陸自初の職種横断的な組織で、兵站に関する運用研究、共通教育の統制、部隊訓練支援などを担う。
センター長を兼務する眞弓学校長は運営開始式で「職種の壁を乗り越え、横断的に職種の共通部分を見通す意識を堅持し、センターが強靭な陸自創造の一翼を担うべく組織に魂を吹き込んでいきたい」と決意を述べた。
防衛関連ニュース
首相乗せ政府専用機 中東3カ国運航
（2018年4月29日~5月3日）
2018年5月15日更新
空自特輸隊（千歳）のＢ７４７・４００政府専用機は、４月２９日から５月３日まで、安倍首相を乗せて中東３カ国を運航した。
３０日にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブダビ、ヨルダンのアンマン、５月２日にイスラエルのテルアビブに着陸し、同３日に羽田に帰国した。