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平成30年度防衛費 重要施策を見る(7)研究開発

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<平成30年度防衛費 重要施策を見る(7)研究開発>
 高出力レーザーの研究に着手

2018年3月5日更新

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 防衛省が30年度から研究に着手する「高出力レーザーシステム」のイメージ
 防衛省の装備・技術政策の重点は、30年度も「技術的優越を確保するための戦略的な取り組みの推進」だ。その主眼は、圧倒的な「量」で軍事的圧力をかけてくる中国・ロシアに対し、「質」で対抗し、抑止力を得ること。30年度はこれまで自衛隊になかった数々の〝革新的な技術〟にも挑戦する。
 その筆頭が「高出力レーザーシステムの研究」(87億円)だ。SF映画に出てくるような対空レーザーの実現を目指すもので、ドローンなど無人兵器に対処する。武器を装備したドローンが群れで襲ってきた場合、「現有の装備では完全には対処できない」(装備庁関係者)ことから、その対処法の確立が急務となっており、その答の一つが「高出力レーザー」だ。
 レーザーはミサイルなどに比べて低コストかつリアクションタイムが短く、多数のドローンが飛来しても、連続して撃墜していくことが可能。同研究では迫撃弾にも対処できるレーザー装置を試作し、目標の破壊効果の検証までを行う。
 「EMP(電磁パルス)弾に関する研究」(7億円)も野心的な内容だ。これはハイテク機器を瞬時に作動不能とする電磁パルス弾の研究で、ロケットなどで運搬し、敵部隊の上空で強力なEMPを発生させ、システムなどを一時的または恒久的に無力化する。
 このEMP弾については、・・・





 防衛関連ニュース

日本の防衛を支える<5>
能美防災株式会社 関口浩幸広報室長に聞く

2018年3月5日更新

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 創業100年の歴史に触れながら「パイオニア企業として高い技術力で『国の守り』に貢献しています」と語る関口浩幸広報室長(東京都千代田区の能美防災本社で)


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 最新の主力製品のひとつ、超高感度煙検知システム「火災予兆センサー(PROTECVIEW)」。一つの端子が絶縁劣化で焦げた状態も検出可能だ
自動火災報知機のパイオニア 防衛省・自衛隊施設を防災面から守る
 「防衛装備品を作っているわけではありませんが、防衛省・自衛隊さんの建物や施設等を防災面からしっかりとお支えしています」。
 国内最大手の総合防災設備メーカー「能美(のうみ)防災」(伊藤龍典社長、本社・東京都千代田区、グループ全体の従業員数約2200人)の関口浩幸広報室長は、こう話しながら笑顔で出迎えてくれた。
 創業は大正5(1916)年。山口県出身の起業家で、後に「防災の父」と呼ばれる能美(のうみ)輝一(てるいち)が開業した。
 当初は機械や雑貨などの輸出入を手掛けていたが、大正12(1923)年の関東大震災を機に、日本で初めて「自動火災報知機」による防災事業に乗り出して以来、約100年の長きにわたって業界をリードしてきたパイオニア企業だ。
 国内初の実績も数多い。昭和8(1933)年、京都の三十三間堂に国宝として初めて火災報知設備を設置したのを皮切りに、11(1936)年には皇居に火災報知設備を設置。その後、高速道路トンネルの第1号として35(1962)年に名神高速道路の「梶原・天王山トンネル」、43(1968)年には超高層ビルの第1号として霞ヶ関ビルに防災設備を設置した。
 さらに、青函トンネルや瀬戸大橋、東京ドームへの防災・消火設備の設置のほか、平成17(2005)年の愛知万博(愛・地球博)では会場の暑さ対策として「・・・






 防衛関連ニュース

松戸市で「車座ふるさとトーク」
大野政務官出席「顔の見える関係に」
(2018年2月10日)

2018年3月5日更新

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 畳の部屋で車座になって話し合った大野政務官(前列中央)と参加者たち(2月10日、千葉県松戸市の戸定歴史館「松雲亭」で)
 大野政務官は2月10日、千葉県松戸市で開かれた政府主催の「車座ふるさとトーク」に出席し、地元市民との対話を通じて防衛省・自衛隊の役割をPRした。
 「車座ふるさとトーク」は、安倍内閣が進める取り組みの一つで、各省庁の大臣、副大臣、政務官が地域に赴いて地元の人々と少人数で〝車座〟になって対話を行い、生の声を政策に生かしていくという試み。
 今回は「自衛隊と地域社会との信頼醸成」をテーマに、地域の防災活動に取り組む学生やボランティアなど計10人が参加し、大野政務官と意見交換を行った。
 参加者からは、地域の防災活動に関して「日頃から地域と自衛隊が『顔の見える関係』があると、自衛隊も情報収集が効率的にでき、・・・





 防衛関連ニュース

十勝岳噴火の災害想定 住民緊急避難に重点
よりリアルに 上富良野
(2018年2月6日)

2018年3月5日更新

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 十勝岳の噴火を想定し、災害対処指揮所訓練を行う参加者(2月6日、上富良野駐屯地で)
 【上富良野】駐屯地は2月6日、「平成29年度十勝岳噴火災害対処指揮所訓練」を行った。
 訓練には駐屯地所在部隊のほか、上川総合振興局、美瑛町、上富良野町、両町の消防署が参加。さらに今年度は中富良野町、旭川開発建設部、旭川方面警察本部、旭川東警察署、富良野警察署とオブザーバーとして北海道危機対策課が加わり、よりリアルな状況下での訓練となった。
 近年、長野県の御嶽山、群馬県の草津白根山などで噴火災害が起きている状況を踏まえ、同訓練でも「十勝岳の噴火」を想定し、関係機関の・・・





 防衛関連ニュース

陸自16、33普連 地元警察と共同訓練
任務分担、連携を確認

2018年3月5日更新

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 長崎県警の白バイの先導を受け、現場に急行する16普連の車両(2月7日、大村駐屯地で)


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 三重県警との共同訓練で現地で調整に当たる33普連隊員と警察官
 【16普連=陸大村】16普連は2月7日、大村駐屯地で「治安出動下、長崎県内に武装工作員が上陸」との想定で長崎県警と共同対処訓練を行った。
 同訓練は6回目。今回は自衛官と警察官合わせて約90人が参加し、緊急部隊輸送、調整、検問などの訓練を共同で実施し、・・・
                   ◇
 【33普連=久居】33普連はこのほど、三重県警との共同訓練を久居駐屯地と久居演習場で実施した。
 訓練では副連隊長と県警警備部主席参事官が統裁官となり、両者の連携と共同対処能力を演練した。
 今回は主に緊急部隊輸送、共同検問、現地共同調整所の運営などを訓練し、緊密な連携・共同対処要領を確認した。
 訓練後、合同で事後研究会(AAR)が行われ、両者それぞれの特性や相違点などについて意見を交換、今後の教訓とした。





 防衛関連ニュース

水害想定し図上訓練 滝川駐屯地と5市5町が連携

2018年3月5日更新

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 【10普連=滝川】10普連はこのほど、近隣自治体、警察、消防、事業者などが参加するブラインド形式の「災害対処図上訓練」を滝川市とともに主催した=写真
 訓練は、河川氾濫や土砂崩れを伴う豪雨災害に対する各自治体の状況判断能力の向上を目的に滝川駐屯地体育館で行われ、5市5町などから約130人が参加。
 市町ごとに・・・





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