Quantcast
Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

有線給電ドローン 8時間超の連続飛行 日本海洋株式会社

$
0
0
 トップニュース

有線給電ドローン 8時間超の連続飛行
日本海洋株式会社

2018年2月26日更新

イメージ 1

 日本海洋が出展した「有線給電ドローン」のシステム一式。モニターを見ながらジョイスティックで操作できる(2月7日、防衛施設学会フォーラム会場で)


イメージ 2

 ドローン搭載の高性能監視カメラ
テロ対策や沿岸監視任務に
 防衛施設学会の「年次フォーラム」がこのほど都内で開かれ、防衛施設の整備・強化に向けた数々の新技術が発表された。中には自衛隊のテロ対策や警戒監視任務に直ちに使える製品もあった。その一つが日本海洋㈱の出展した「有線給電ドローン」だ。これは高度100メートルの上空に有線拘束式のドローンを滞空させ、重要防護施設などの警戒に当たるもので、給電式のため8時間以上の連続使用が可能。さらに車両や船艇に積めば、移動しながら空からの警戒監視も行えるため、ヘリコプターの代用品としても使える。

安価で秘匿性も高い
 「有線給電ドローン」は地上からケーブルで繋がれているため、一般のドローンのように自由な飛行はできないが、地上から給電されるため、通常数十分しか飛べないドローンに比べ、8時間以上の連続監視飛行が行える。
 さらにケーブルで拘束されているため、比較的風の強い状態(風速9メートルまで)でも運用でき、万一、墜落しても範囲が極限されるため、競技場やイベント会場といった人が集まる場所でも使用が可能。
 同タイプのシステムはすでにイスラエルなどで実用化され、一式を四駆車に積んで移動、所要の場所でドローンを上げて周辺を警戒する「可搬型の監視機材」として活用されている。
 日本海洋が警察や自衛隊向けに提案する「有線給電ドローン」の最大の売りは、その価格の安さ。従来製品は・・・





 防衛関連ニュース

<技術が光る(68)>
 FLIR Duo Pro R/スカイロボット
 夜間も運用可能な赤外線カメラ

2018年2月26日更新

イメージ 3

 放射温度測定もできる赤外線カメラと4Kカメラを備えた「フリアー・デュオプロR」(右)。その左は2Kカメラ版の「デュオR」(1月19日、東京ビッグサイトで)
 洪水や土砂崩れといった災害現場で〝鳥の目〟となって被災状況を伝えてくれるドローン。今日では災害派遣活動に欠かせない装備となっている。
 昨年7月の九州北部豪雨では、国土地理院が福岡県朝倉市の被災地の様子をドローンで撮影し、ネット上で公開、大きな反響を呼んだ。豪州では高波にさらわれた少年に救命具をドローンで届け、救助するという世界初の実績もあり、ドローンの活用によって災派活動は大きく変わろうとしている。
 夜間でもこのシステムを活用しようと、ドローン搭載用の赤外線カメラも開発された。軍事用を含め世界シェア60%以上を誇る赤外線カメラメーカーの米・フリアーシステムズ社の小型赤外線カメラ「FLIRDuo Pro(フリアー・デュオプロ)R」がそれだ。
デュアルタイプでは世界最軽量
 同製品は、赤外線と4K可視光の二つのカメラを搭載しながら、重さはわずか約350グラムとデュアルタイプでは世界最軽量。縦87ミリ、横82ミリ、高さ69ミリで非常にコンパクトだ。
 赤外線カメラの解像度は「336×256」または「640×521」で、通常のカラービデオカメラは高精細度「4K」を誇る。撮影した映像は・・・





 防衛関連ニュース

<世界の新兵器>
 長射程対艦ミサイル「LRASM」(米)
 空母など特定目標を選び突入

2018年2月26日更新

イメージ 4

 洋上の敵艦に突入する長距離対艦ミサイル「LRASM」のイメージ(米ロッキード・マーチン社HPから)
 米ロッキード・マーチン社が開発中の長射程対艦ミサイル「LRASM(ロラズム・Long Range Anti-Ship Missile)」の3度目の発射試験が昨年7月、米海軍の自己防衛試験艦(SDTS)を使ってポイントマグー試射場で成功裏に実施された。
 「LRASM」は射程が約900キロとされ、米軍は対艦ミサイル「ハープーン」の後継として位置付けている。先に開発された長距離空対地ミサイル「JASSM-ER」の弾体を流用する全長約4.3メートルの新世代亜音速対艦ミサイルである。
 「LRASM」の試験では、巡航ミサイル「トマホーク」の兵器管理システムを使用したデータのミサイルへの伝送、移動する艦船の最新情報などを伝える任務データの伝送、そして米軍の戦闘艦に装備されているMK41垂直発射システム(VLS)からの発射を試験し、それぞれ問題のないことを確認した。この試験を通して、「LRASM」はVLS発射筒からの垂直発射、その後の推進用ブースターの分離、目標艦船に向けた長距離巡航フェーズへの遷移(せんい)が確認された。ミサイルはその後、あらかじめ設定された・・・





 防衛関連ニュース

<防衛トピックス> ―海外―
 無人艇「シーハンター」の研究 米海軍が引き継ぐ

2018年2月26日更新

イメージ 5

 米海軍に移管された潜水艦追尾用の無人艇「シーハンター」(米DARPAのHPより)
 米国防高等研究計画局(DARPA)はこのほど、潜水艦追尾用の無人艇「シーハンター」の開発を終了し、今後は米海軍研究局(ONR)が海上試験を引き継ぐと発表した。
 全長40メートルの「シーハンター」(満載排水量145トン)は、主船体と両側のアウトリガーで構成された3胴の無人艇。潜水艦探知用の・・・





 防衛関連ニュース

<防衛トピックス> ―国内―
 スバル、新工場完成で整備体制強化
(2018年1月18日)

2018年2月26日更新
 スバルは1月18日、栃木県宇都宮市の航空宇宙カンパニー宇都宮製作所南工場に、陸自向け「新多用途ヘリコプター(UHX)」の整備工場を完成させた。
 同社は自衛隊、海保、消防、警察など向けに年間約100機の整備などを行っているが、新工場(建築面積約3700平方メートル)の完成で年間130機の整備体制に強化される。
 UHXは陸自のUH1J多用途ヘリの後継機で、約150機の生産が計画されている。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>