トップニュース
ブルネイで河野外相が外洋練習航海部隊を視察
(2018年2月11日)
2018年2月21日更新
海自の51期一般幹候課程(部内)を卒業した初級幹部106人を乗せて東南アジア方面を巡航中の外洋練習航海部隊(練習艦「やまゆき」、護衛艦「あさぎり」「さわぎり」で編成)は2月11日から14日まで、ブルネイ北東部のムアラに寄港した。11日には現地を訪問していた河野太郎外務大臣の視察を受けた。
3艦は11日午前、ブルネイ海軍や現地在住の邦人らが出迎える中、ムアラに入港。午後には当地で「日ブルネイ外相会談」に出席中の河野大臣が部隊を訪れ、11護隊司令の加治勇1佐以下約650人の隊員を激励した。
河野大臣は「・・・
防衛関連ニュース
P3C2機がブルネイ訪問(2018年2月1日~3日)
2018年2月21日更新
ソマリア沖・アデン湾の海賊対処任務に派遣され、帰国途中の海自航空部隊29次隊(臼井洋太郎2佐以下1空群=鹿屋=基幹の約60人)のP3C哨戒機2機は2月1日から3日まで、東南アジアのブルネイを訪問した。
着陸したブルネイ国際空港で臼井2佐らは、同国空群司令官のシャフリル・アンワール准将らと懇談し、同准将ら6人に対しP3Cの体験搭乗も行った。
その後、29次隊のP3Cは2月4日、鹿屋基地に帰国した。
防衛関連ニュース
護衛艦「あまぎり」フィリピン海軍と親善訓練
(2018年2月4日)
2018年2月21日更新
親善訓練を前にフィリピン海軍兵士に艦内装備品を説明する「あまぎり」の乗員(右手前)=2月2日、フィリピンのマニラで
ソマリア沖・アデン湾での海賊対処任務を終えて帰国途中の海自水上部隊28次隊(指揮官・齊藤浩司1佐)の護衛艦「あまぎり」(艦長・森陸晃2佐)は2月2日から4日まで、フィリピンのマニラに寄港した。
同地で齊藤1佐と森2佐は比海軍司令部を訪れ、副司令官のアラン・クシ少将らを表敬。また、寄港中には比海軍兵士との・・・
防衛関連ニュース
各地で大規模図上演習
自然災害・化学剤テロ・弾道ミサイル
あらゆる事案に即時対応 山形 静岡 岐阜
2018年2月21日更新
「阪神・淡路大震災」の発生日に合わせて行われた静岡県の対処訓練で、自治体と連携して訓練にあたる地本の宮本一博事務官(左)=1月17日、静岡県庁で
岐阜県の「国民保護共同図上訓練」で化学剤テロに対処する陸自35普連、空自2補、岐阜地本の隊員(1月19日、岐阜県庁で)
大地震などの自然災害のほか、弾道ミサイルや各種テロで被害が発生した時に備え、全国の自治体は「国民保護訓練」を実施している。全国の自衛隊地方協力本部も協力し、山形地本と岐阜地本は年明けの「化学剤テロ」を想定した県の国民保護訓練に臨み、いざという時に確実に地域住民を守るための対処能力を向上させた。
国民保護共同図上訓練 サリン散布を想定 対処のノウハウ習得 山形
【山形】地本は1月16日、県庁などで実施された「山形県国民保護共同図上訓練」に参加した。
訓練は、鶴岡市の小真木原総合体育館で「爆破事件」が発生したのに続き、JR酒田駅で「化学剤(サリン)事案」が起き、さらに鶴岡市中央公民館などで「武装グループの立てこもり事案」が発生したという想定で行われた。
山形地本は・・・
静岡県地震対策オペレーション2018参加 訓練を地道に積み重ね 静岡
【静岡】地本は1月17日、県庁と沼津、下田、藤枝、磐田各市で実施された「静岡県地震対策オペレーション2018」に参加した。
同訓練は「阪神・淡路大震災」の発生日に合わせて毎年、県主催で行われている。今回も大規模地震が発生した場合の関係各機関の共同対処などに関する対応要領を図上訓練方式で演練した。併せて静岡県が作成中の「対策計画」の実効性も検証した。
地本は県庁、東部(沼津市)、賀茂(下田市)、中部(藤枝市)、西部(磐田市)の各方面本部にLO8人を派遣したほか、陸自東方総監部(朝霞)、34普連(板妻)、海自横須賀総監部の要員と協同し、・・・
国民保護共同図上訓練 化学剤の特殊災害を想定 自治体と連携強化 岐阜
【岐阜】地本は1月19日、県が実施した「岐阜県国民保護共同図上訓練」に陸自35普連(守山)、空自2補(岐阜)と共に参加した。
訓練は「化学剤を使用した特殊災害が発生した」との想定で、警察、消防の第1報が届いた場面から開始。同図上訓練に初参加した岐阜市対策本部との連携を含め、訓練は円滑に進行した。
地本は・・・
防衛関連ニュース
首相乗せ政府専用機 五輪開会式へ
(2018年2月9日、10日)
2018年2月21日更新
空自特輸隊(千歳)のB747・400政府専用機は2月9、10の両日、平昌五輪の開会式に出席する安倍首相を乗せ、韓国・襄陽の襄陽国際空港と羽田空港を往復した。
これに先立ち同隊副司令の畑中毅彦1佐以下41人は2月1日、韓国への国外運航訓練を行い、同国の襄陽国際空港と清州の清州国際空港に着陸、航空管制や駐機要領などを確認した。
防衛関連ニュース
海自11飛行隊の森宗1尉 飛行1万時間を達成
(2017年12月15日)
2018年2月21日更新
1万飛行時間を達成し、P3C哨戒機の前で記念撮影を行う森宗1尉(前列右から5人目)=12月15日、鹿屋基地で
【鹿屋】海自1空群1空隊(司令・本村正久1佐)の11飛行隊で機上電子整備員を務める森宗昌弘1尉は12月15日、P3C哨戒機5019号機(機長・長谷川剛3佐以下18人)の飛行作業で「総飛行時間1万時間」を達成した。
飛行作業を終えた森宗1尉は、夫人と長女、多くの隊員から盛大な拍手と歓声で出迎えられた。加藤智聡11飛行隊長に1万飛行時間達成を報告した。
森宗1尉は昭和57年、28期海上自衛隊生徒として入隊。61年3月に205教空機上通信員課程を修業し、P2J哨戒機の・・・