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地方防衛局に「事業監理課」建設事業を一元検査･監督
2018年2月9日更新
３０年度予算案で新設、７８人増員
防衛省は平成３０年度の事業計画（予算案）で、全国８カ所の地方防衛局の「調達部」の中に、新たに「事業監理課（仮称）」を設置することを決めた。建設工事に関するプロジェクト・マネジメントを強化することが目的で、各局とも年内の改編を目指す。同課の新設により、これまで「調達部」内の各課が個別に担っていた検査業務が一元的に行われ、より公正で客観的な検査が可能となるほか、ライフサイクル・マネジメントの観点からは、全体の経費を総合的に見定めながら建設事業を監督でき、不要な予算増を防ぐ効果も期待される。
「事業監理課（仮称）」が新設される地方防衛局とその増員数（カッコ内）は、北海道（６人）、東北（６人）、北関東（１３人）、南関東（８人）、近畿中部（８人）、中国四国（１２人）、九州（１２人）、沖縄（１３人）で、全国で計７８人の増員を図る予定だ。
各局とも総職員数（約２００～４７０人）の違いや、請け負う建設工事のボリュームの差異に合わせた増強を見込む。
各局の「調達部」は現在、「調達計画課」「・・・
防衛関連ニュース
陸自と米海兵隊「アイアン･フィスト」
島嶼防衛能力向上目指す
（2018年1月8日~2月9日）
2018年2月9日更新
ホバリング中の米海兵隊のＭＶ２２オスプレイ（上）からロープを使った降下訓練を行う西普連の隊員（１月２３日、米カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトンで）＝米軍サイトＤＶＩＤＳより
総合訓練の段階
島嶼防衛能力の向上などを目的とした陸自と米海兵隊共同の平成２９年度実動訓練「アイアン・フィスト」が１月８日から米カリフォルニア州のキャンプ・ペンデルトンなどで始まり、現在、総合訓練の段階に進んでいる。
同訓練には西普連（相浦）、水陸機動準備隊（同）などから約３６０人が派遣され、３月末に新編予定の「水陸機動団」に準じた部隊編成で、能力向上を図っている。
機能別訓練は・・・
防衛関連ニュース
CTF151司令官 梶元将補を派遣 自衛隊3人目
2018年2月9日更新
統幕は１月２９日、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処に当たる多国籍部隊「第１５１連合任務部隊（ＣＴＦ１５１、司令部・バーレーン）」の司令官に、海自３護群司令（舞鶴）の梶元大介将補（５１）＝写真＝を３月上旬から６月下旬まで派遣すると発表した。ＣＴＦ１５１は日米英豪韓、トルコなど多国籍の艦艇や航空機、人員で構成。日本は平成２５年１２月に加わり、・・・
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仏海軍フリゲートが訪日「ゆうぎり」と訓練
（2018年2月12日、13日）
2018年2月9日更新
海自は２月１２、１３の両日、仏海軍フリゲート「ヴァンデミエール」（基準排水量２６００トン、艦長・アレクサンドル・ブロンス中佐）と関東南方海域で共同訓練を行う。
訓練には、海自から護衛艦「ゆうぎり」（同・山下健一２佐）が参加。対水上戦、対空戦、戦術運動などの訓練を実施する。
「ヴァンデミエール」は２月８日から１２日まで、東京・晴海埠頭に寄港。１０日にはホストシップを務める「ゆうぎり」と共に一般公開も行う。