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<平成30年度防衛費 重要施策を見る(1)全般>

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<平成30年度防衛費 重要施策を見る(1)全般>
 BMD能力 抜本的に向上
「イージス・アショア」新規導入

2018年1月18日更新 

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過去最大の5兆1911億円
 政府は昨年12月22日の閣議で平成30年度予算案を決定した。一般会計総額は29年度当初予算比0.3%増の97兆7128億円となり、6年連続で過去最大を更新。このうち、米軍再編関係費やSACO(沖縄に関する特別行動委員会)関係費などを含めた防衛費は同1.3%増の5兆1911億円と6年連続で増加し、過去最大規模となった。一方、SACO関係費などを除いた防衛費は同0.8%増の4兆9388億円で、6年連続の増額を受けてようやく平成14年度の水準まで回復した。30年度は「大綱」に基づく「中期防」の最終年度として、島嶼防衛や弾道ミサイル防衛(BMD)能力の強化を柱に「統合機動防衛力」の構築を推進する。今回の「全般」以降、「陸自」「海自」「空自」「統幕」「人事処遇」「研究開発」についてシリーズで重要施策を展望する。

 「イージス・アショアの導入で平素から我が国を常時・持続的に防護できるようになり、弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上が図られる」――。
 小野寺防衛相は12月19日、政府が陸上配備型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」2基を米国から新規導入することを閣議決定した後の記者会見でこう述べた。背景には核・ミサイル開発を強行する北朝鮮の「差し迫った新たな段階の脅威」がある。
 概算要求では、BMDの新規アセットは金額を明示しない「事項要求」として「イージス・アショア」を中心に検討を進め、閣議決定後、30年度当初予算案に2基の新規導入に向けた基本設計費など7億円を計上した。今後は配備先などの詳細を詰め、2023年度頃の運用開始を目指す。
 「イージス・アショア」には、日米が共同開発したBMD用の能力向上型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」だけでなく、巡航ミサイルを迎撃できる高性能対空ミサイル「・・・





 防衛関連ニュース

防衛相、陸上イージスを初視察
巡航ミサイル迎撃も視野 ハワイ
(2018年1月10日)

2018年1月18日更新

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 米ミサイル防衛庁長官のグリーブス空軍中将(左)の案内で、高さ約20メートルの「イージス・アショア」の試験施設を視察する小野寺防衛相(その右)=1月10日、米ハワイ州カウアイ島で(防衛省提供)


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 会談で日米同盟の固い絆を確認し、握手を交わす小野寺防衛相(左)とハリス司令官(1月9日=日本時間10日=、米ハワイ州オアフ島の米太平洋軍司令部で)=防衛省提供
 小野寺防衛相は1月9、10(日本時間10、11)の両日、米ハワイ州を訪れ、オアフ島の米太平洋軍司令部でハリス司令官と会談した後、カウアイ島に移動し、日本が米国から新規導入予定の陸上配備型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の試験施設を初めて視察した。
ハリス司令官と会談
 9日のハリス司令官との会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発が「より重大かつ差し迫った新たな段階の脅威」との認識を共有し、日米が万全の弾道ミサイル防衛態勢を整えることで一致した。
 小野寺大臣は日本が昨年12月に2基の導入を閣議決定し、2023年度頃の運用開始を目指す「イージス・アショア」について「可能な限り早期に整備する」との方針を説明し、協力を要請。これに対し、ハリス司令官は24時間の常続的な対応の観点から「北朝鮮のミサイル対応には『イージス・アショア』が最善の選択だ」と応じた。
 翌10日、小野寺大臣はカウアイ島を訪れ、・・・





 防衛関連ニュース

中国軍原潜 尖閣接続水域を潜航、
水上艦も同時 防衛相が批判
(2018年1月11日)

2018年1月18日更新

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 東シナ海の公海上で浮上し、中国国旗を掲げた「商」級原子力潜水艦(1月12日、東シナ海で=海自撮影)
 防衛省は1月11日、沖縄・尖閣諸島の大正島の接続水域で潜没航行する潜水艦1隻と海上を航行する中国海軍の「ジャンカイⅡ」級フリゲート(3900トン)1隻を海自艦がそれぞれ確認したと公表した。
 日本の接続水域内で潜没潜水艦が確認されたのは今回で6回目、尖閣諸島周辺では初めて。日本領海への侵入はなく、海上警備行動は発令されなかった。
 潜没航行中の潜水艦を最初に確認したのは海自5空群(那覇)のP3C哨戒機と6護隊(横須賀)の護衛艦「おおなみ」。10日午後、沖縄・宮古島の東北東の接続水域の海中を北西に向け移動しているのを探知した。
 同潜水艦は翌11日午前に宮古島の北東から接続水域を出域し、東シナ海に進出。その後も北西進を続け、同日午前中に尖閣諸島の大正島の接続水域に入域した。
 同時刻、大正島の北東から接続水域内に・・・





 防衛関連ニュース

ロシア駆逐艦など対馬海峡を北上
(2018年1月6日)

2018年1月18日更新
 1月6日午前0時ごろ、ロシア海軍の「ウダロイⅠ」級駆逐艦(満載排水量8500トン、艦番号548「アドミラル・パンテレーエフ」)など計2隻が長崎・下対馬の南西約120キロの海域を北東に向かって航行するのを海自4空群(厚木)のP1哨戒機と佐世保地方隊の多用途支援艦「あまくさ」が確認した。
 露艦は他に「ボリスチリキン」級補給艦(2万3450トン、「ボリス・ブトマ」)が随伴、2艦は対馬海峡を北上して東シナ海から日本海に入った。両艦は昨年10月3日に対馬海峡を南下するのが確認されている。





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