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人気の「坂本龍馬」たちが消えたナゾ 高校歴史用語精選案で広がる波紋
国民的人気の高い「坂本龍馬」が消え、論争が続く「従軍慰安婦」が残る-。高校や大学の教員がまとめた高大連携歴史教育研究会(高大研、会長・油井大三郎東大名誉教授)の高校歴史用語精選案が波紋を広げている。
高大研は精選案の内容についてアンケートを実施し、年度内に最終案をまとめる方針だが、個別の用語の選定基準は明らかにしていない。論争のある従軍慰安婦や南京大虐殺以外に、人名でも精選基準には疑問のある部分が多い。
精選案では、日本史と世界史でそれぞれ現行の半分以下となる約1600語を「教科書本文に載せ、入試でも知識として問われる基本用語」として選定。叙述や考察に必要な概念用語を多く盛り込む一方、人名や文化史用語を大幅に削減したのが特徴となっている。
人名の選定で物議を醸したのは「坂本龍馬」「吉田松陰」「高杉晋作」「楠木正成」「上杉謙信」「武田信玄」「高野長英」など歴史小説や時代劇のヒーローとしてなじみの深い人名が数多くカットされたことだ。
(2017.12.12 産経新聞)
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これではまじめに勉強すればするほど、“福島瑞穂”のような人間が増えていくことになる。危険である。
この「高大連携歴史教育研究会」というのは、高校の歴史教科書に盛り込む用語を教科書会社や入試関係者に提言している。
この会長は油井大三郎である。油井は歴史学者であるが、日本で歴史学者と言えばほとんどは「左翼」と思って間違いない。
TBSの反日在日番組「報道特集」に何度も出てくるのにマサチューセッツ工科大学教授のジョン・ダワーがいる。この番組が取り上げるくらいだからどんな人間かは想像がつくはずだ。
彼はフランクフルト学派のマルクーゼ理論の影響を受けて「日本はもう一度東京裁判をやり直して天皇の戦争責任を追及して処刑し、皇室を完全解体すべきだ」という考えを持つ。
この影響を受けたのが油井大三郎で、油井は著書で「天皇制が朝鮮人などの少数民族に対する差別となった」と書いている(油井大三郎著『未完の占領改革―米知識人と捨てられた日本民主化構想』)。
その上で「日本に自覚させるために、近隣諸国から戦争責任の声を挙げさせるべきだ」とも書いている(同書)。
反天皇、反日である。
こういう人が選ぶ「用語」はどうなるかは想像がつく。逆にこんな人間に選ばせてはいけないのだ。
案の定、「坂本龍馬」「吉田松陰」「高杉晋作」「楠木正成」「上杉謙信」「武田信玄」「高野長英」は削除され、明治天皇を暗殺しようとして処刑された「幸徳秋水」や「市川房枝」、「津田左右吉」など、教える必要のない名前が出てくる。
また「天皇制」という左翼の革命用語や「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「ジェンダー」などが残り、これでは自分達の思想を押し付けているとしか思えない。
これでは私が選んだ方が遥かにましである。
本来、日本人に教えるべきは天皇陛下を中心に書いた「国史」でなければいけない。「歴史」ではなく「国史」である。
そして和気清麻呂や楠正成などの忠臣や山崎闇斎、山鹿素行、本居宣長、藤田東湖、吉田松陰、橋本景岳などの尊皇思想をしっかり教え込み、乃木大将や東郷平八郎元帥、佐久間勉艇長、広瀬武夫中佐など、立派な軍人さんも教えるべきである。
そして、日本の歴史教育で欠けているもの、例えば大東亜戦争でもそうだがインテリジェンスを教えない。これは非常に重要である。モノの見方が変わる。
たとえば「コミンテルン」という言葉は学校では出てこない。しかしコミンテルンを教えずに「あの戦争は何だったのか」の答えは出てこない。
スターリンが米国、支那、日本などに送り込んだスパイや工作員達。これで日本は戦争に巻き込まれ、戦争終結も遅れさせられ、ヤルタ協定やヤルタ密約で戦後の共産主義国家が莫大に増えたのだ。
いまでは「ヴェノナファイル」「ヴァシリエフノート」「クレムリン文書」など、ソ連の工作がどんどん明らかになっており、米国では今もこの調査・研究が行われていろんなことが明るみに出てきている。
しかし日本の歴史にはこれらが一切出てこない。つまり日本の歴史はスパイ工作、謀略、諜報などはないものとして歴史教育をする。
しかし世界は昔も今もインテリジェンスがあるのが常識である。日本人はこういうモノの見方が出来ない。
スパイや工作がいるとしてモノを見ない。そんなモノは「陰謀論だ」で済ませる。だからいつまでも日本はスパイ天国なのだ。
これほどスパイや工作員やその手先が暗躍しているのに「スパイ防止法を早く制定すべき」という声が挙がらないのは、そういう歴史教育をされているのも大きな要因である。
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