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ハイブリッド護衛艦「しらぬい」命名・進水式
(2017年10月12日)
2017年10月17日更新
海自の平成26年度計画汎用護衛艦(5100トン)の命名・進水式が10月12日、長崎市の三菱重工業長崎造船所で行われ、同艦は小野寺防衛大臣代理の村川海幕長から「しらぬい」と命名され、進水した。
式は佐藤誠佐世保地方総監の執行で行われ、村川海幕長が大臣の命名書を読み上げ、支綱を切断すると、同艦はゆっくりと長崎湾に進水した。
「しらぬい」(DD120)は「あさひ」型汎用護衛艦の・・・
防衛関連ニュース
東ティモールに能力構築支援で
陸自隊員12人派遣 陸幕長に出国報告
(2017年9月29日)
2017年10月17日更新
山崎陸幕長(右)に出国報告後、教官要員を代表して決意を述べる加地1尉(テーブルを挟んで右)=9月29日、防衛省で
東ティモール国軍に対する日米豪3カ国による施設・衛生分野の能力構築支援事業「ハリィ・ハムトゥック17(HH17)」(現地テトゥン語で「共に築く」の意味)の教官として、加地貴一1尉(施設教導隊)以下12人が10月2日、日本を出発した。同12日から首都ディリで同国軍の兵士に技術指導を開始する。
HH17には陸自のほか、米海軍、米第3海兵機動展開部隊、豪陸軍第1戦闘施設連隊が参加。東ティモール軍後方支援旅団工兵部隊に対して建築物構築、測量、施設機械整備、救急法などの各種教育を通じた教官の育成を行う。陸自から・・・
防衛関連ニュース
ウズベキスタンに初めての能力構築支援
フィリピンには初の艦船整備
(2017年9月26日~28日)
2017年10月17日更新
防衛省は9月27、28の両日、中央アジアのウズベキスタンに対して初めてとなる能力構築支援を行った。同国軍のフジマノフ・ウタムロト陸軍大佐以下、医療関係者3人が来日し、防衛省(市ヶ谷)と防衛医科大学校(所沢)で衛生分野に関する研修を行った。
一方、9月26日から28日までは、・・・
防衛関連ニュース
ジブチで陸自派遣部隊による災害対処支援事業
(2017年10月21日~12月14日)
2017年10月17日更新
ソマリア沖・アデン湾での海賊対処行動の拠点となっているジブチで10月21日、陸自の派遣部隊による「災害対処能力強化支援事業」が始まる。
同事業はジブチ政府からの強い要望により昨年度から開始した日本隊独自の取り組みで、施設科の隊員が・・・
防衛関連ニュース
米空軍テストパイロット協会で部門賞 空自隊員が初受賞
(2017年9月20日~23日)
2017年10月17日更新
SETP年次総会で発表を行い、部門賞を初受賞した長縄3佐(左)と森本3佐(右)。中央はSETP日本会員代表の小田元空将(9月23日、米・アナハイムで)
【空幕】空自飛行開発実験団(岐阜)の長縄晴彦3佐(航学52期)と森本直紀3佐(防大50期)は9月20日から23日まで、米カリフォルニア州アナハイムで開催されたテストパイロット協会(SETP)年次総会」で「XC2(次期輸送機=当時)の飛行試験における新しい試験方法の取り組みについて」と題して発表を行い、空自隊員として初めて部門賞(イータ・アワード)を受賞した。
21回目で受賞
SETPは1956年にエドワーズ空軍基地のテストパイロットにより、飛行試験に対する飛行安全、情報交換、教育の推進や会員の親睦などを主な活動の目的として組織された。
米空軍テストパイロットスクール(TPS)の卒業生(米空軍人以外のシビリアン、留学生を含む)を中心に、全世界27カ国、2千人以上のテストパイロットやフライトテストエンジニアが会員として参加。米国内外の50社以上の航空宇宙関連企業も協賛会社として加盟している。
日本では飛実団の「試験飛行操縦士課程(テストパイロットコース、TPC)」の卒業生らで組織されている「試験飛行操縦士会」の会員の一部もSETPに入会。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の・・・
防衛関連ニュース
佐世保で防衛問題セミナー
「弾道ミサイルの脅威に備えて」九州局開催
市民220人が参加
(2017年9月21日)
2017年10月17日更新
熱気あふれる会場の様子(9月21日、佐世保市のアルカスSASEBOイベントホールで
大和太郎防衛政策課長
伊藤敬内閣参事官
【九州局】九州防衛局(三貝哲局長)は9月21日、長崎県佐世保市内のイベントホールで「弾道ミサイルの脅威に備えて」をテーマに、「第34回防衛問題セミナー」を開催し、約220人の市民が参加した。
主催者を代表して九州防衛局の島眞哉次長と、開催地を代表して佐世保市の朝長則男市長があいさつを述べた後、2部構成で講演が行われた。
第1部は、防衛省防衛政策課の大和太郎課長が「北朝鮮情勢と弾道ミサイル防衛について」と題して講演。北朝鮮のミサイル開発の状況などについて分析を述べた上で、これに対応する我が国の弾道ミサイル防衛(BMD)システムの概要や配備、展開状況、さらに今後進められるBMDシステムの能力向上などについて分かりやすく説明した。
第2部は内閣官房副長官補付の伊藤敬内閣参事官が「Jアラートによる弾道ミサイル情報の伝達について」と題し、・・・
防衛関連ニュース
お台場「グローバルフェスタ」に出展
自衛隊の国際貢献活動をPR
(2017年9月30日、10月1日)
2017年10月17日更新
防衛省のブースで自衛隊のPKO活動の写真に見入る女子高校生たち(9月30日、東京・お台場で)
高校生、大学生など多数来場
東京・お台場で9月30、10月1の両日、外務省やJICAなどが共催する国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2017」が開かれた。防衛省・自衛隊は今年も広報ブースを開設し、高校生や大学生を含む来場者に自衛隊の国際平和協力活動をパネル写真などでPRした。
同フェスタは今年で27回目。防衛省・自衛隊は2011年の初参加以来、国連平和維持活動(PKO)をはじめ、人道支援・災害救援、復興支援活動などを積極的にアピールしている。今年は官民合わせて266団体が出展し、2日間で約12万人が来場した。
防衛省・自衛隊のブースを訪れた若者たちは、自分たちが生まれる以前の1992年のカンボジアを皮切りに、ゴラン高原、東ティモール、ハイチ、南スーダンなど自衛隊の25年間に及ぶPKO活動を写真とパンフレットで振り返り、自衛隊の国際貢献について理解を深めていた。
防衛関連ニュース
予備自志願者 マンガで喚起 福岡がアイデア冊子
2017年10月17日更新
清水予備自課長が発案、松川期間業務隊員により作成された福岡地本オリジナルの予備自広報用マンガ
合同企業説明会会場で地本から配布されたマンガ冊子を読む任期制隊員(8月29日、福岡国際会議場で)
任満後も国に貢献したい
【福岡】「正義感の強いアナタ! 任満退職する前にコレ読んでみて!」――。
福岡地本は若手の退職予定隊員向けにマンガ・リーフレット『予備自衛官・即応予備自衛官になろう!~フクオカ陸士長物語~』を400部作成し、配布を開始した。
この企画は任期制の隊員が日常的にコミックを楽しんでいることから、マンガを通して予備自衛官制度を知ってもらおうというもの。
物語は、一般企業への再就職が決まった主人公のフクオカ陸士長が、退職後も「国に貢献したい!」と考え、駐屯地の人事に予備自の志願票を提出する場面からスタート。
正義感の強いフクオカ士長は入社後も「1日間訓練」に積極出頭し、「自分にできること、また見つけた!」と、はつらつと仕事に取り組み、企業と自衛隊の懸け橋となるまでが描かれている。
この企画は・・・