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即応態勢確立 列島各地で防災訓練
陸自41普連 大分県の総合防災訓練に参加
倒壊家屋から負傷者救出(2017年9月3日)
2017年10月12日更新
【41普連=別府】41普連1中隊長の尾崎雅人3佐以下13人は9月3日、津久見市で行われた「平成29年度大分・津久見市総合防災訓練」に県内の約40機関・団体と共に参加した。
訓練は「午前9時に日向灘沖を震源とするマグニチュード9.1の巨大地震が発生し、県内で震度6強を観測した」との想定で実施。地震や津波で道路が寸断され、孤立地域も多数発生する中、訓練参加隊員は市の災害対策本部と連携し、被害情報の収集、伝達、調整に当たった。
住民からの救助要請を受けた災害対策本部は各機関に出動を申請。部隊は直ちに救助活動を開始・・・
防衛関連ニュース
即応態勢確立 列島各地で防災訓練
南伊豆で山地機動 水難救助など現地訓練
陸自普教連重迫中隊
2017年10月12日更新
海上で溺者の救助法について学ぶ普教連重迫撃砲中隊の隊員たち(静岡県南伊豆町の子浦海岸で)
【普教連=滝ヶ原】普教連重迫撃砲中隊はこのほど、2日間にわたり伊豆半島の南伊豆町で山地機動(徒歩行進)、無線通信、水難救助を主とする「現地訓練」を行った。
訓練部隊は中隊長の松田耕助1尉以下、若手を主体とした29人で編成。中隊の「南海トラフ地震災害派遣担任地域」である同町の地形を隊員が体感し、即時救援活動の能力を高めることを目的に実施した。
初日は山地機動と無線通信訓練を行い、隊員たちは全長約20キロを5個行程で行進し、現地の地形などを確認。通信班は高利得アンテナの建柱要領の練成を兼ねて大峠に無線中継所を開設し、行進部隊と逐次電波伝搬状況を確認した。
翌日は子浦海岸で水難救助教育に挑み、水上安全救助員資格保有者らが16人の隊員を指導。応急浮体の作製から海面での曳航要領、自己安全法、水中での救出法などを実習。中でも応急浮体作製、自己安全法では隊員が装備する背のうや半長靴、中帽などを使用して行った。
防衛関連ニュース
即応態勢確立 列島各地で防災訓練
石川県防災総合訓練 石油流出、土のうで補強
陸自14普連(2017年9月3日)
2017年10月12日更新
土のうを積み上げ、被害を受けた貯蔵タンクの応急防油堤を補強する14普連の隊員(9月3日、金沢港北区で)
【14普連=金沢】14普連は9月3日、石川県全域で行われた「平成29年度石川県防災総合訓練」に参加し、災害対処能力の向上と防災関係機関との連携強化を図った。
訓練には加賀地区を担任する1中隊の33人と情報小隊員の一部が参加。3カ所の会場で被害状況収集、人命救助、応急防油堤補強訓練・・・
防衛関連ニュース
「しらせ」艦載機横転事故
操縦士間の連携不足などが原因 海自航空事故調が発表
(2017年9月22日)
2017年10月12日更新
海自航空事故調査委員会(長・海幕監察官)は9月22日、岩国航空基地で8月17日に発生した砕氷艦「しらせ」の艦載機CH101輸送ヘリ8193号機の横転事故の調査結果を発表し、事故原因が機体によるものではなく、操縦士間の連携不足など「人的要因である」と結論付けた。
8193号機は17日午後2時18分ごろ、「しらせ」飛行科の隊員ら8人を乗せ約500キロのドラム缶を吊り下げるカーゴ・スリング訓練を行っていた。
同機は副操縦士の操縦で高度約30メートルからホバリングへと移行する際、エンジン出力が制限を超えそうになったため・・・
防衛関連ニュース
大湊の女性自衛官 自治体女性職員と初懇談
(2017年7月5日)
2017年10月12日更新
初開催された女性自衛官と自治体職員による懇親会の参加者たち(7月5日、大湊地方総監部で)
【大湊】海自大湊地方隊はこのほど、「働き方改革」事業の一つ「女性自衛官の活躍推進」の一環として、下北地域の女性自衛官と自治体で危険業務に従事する女性職員による懇談会を初めて開催した。
当日は、下北地域(防衛装備庁下北試験場、空自42警群、海自大湊地区在籍部隊)の自衛官25人と八戸航空基地隊員1人、地元警察や消防本部で勤務する女性職員8人の計34人が大湊地方総監部に集まった。
総監部の担当者が地方隊の概要と女性活躍推進の取り組みについて説明・・・
防衛関連ニュース
横須賀艦隊補給センター 研修50周年で記念行事
海自の業務充実に貢献
2017年10月12日更新
米海軍横須賀艦隊補給センター研修の50周年記念行事で同センターのデイヴィス司令(左)に感謝状を授与する中尾装計部長(米海軍横須賀基地で)
【海幕】海幕装備計画部はこのほど、米海軍横須賀基地で米海軍横須賀艦隊補給センター研修の50周年記念行事を開催した。
研修は米海軍の経理・補給業務に関する知識や技能を海自隊員に習得させることを目的に1967年に開始され、これまでに178人の修業生を輩出。海自の経理・補給業務の充実に貢献している。
記念行事には、米海軍横須賀艦隊補給センター司令の・・・
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東京都家族会→九州北部豪雨災派の5個部隊
ウエットタオル3500本提供(2017年7月7日)
2017年10月12日更新
大井1後支連副連隊長(左)に支援物資のウエットタオルを手渡す若菜事務局長(中央)と杉田理事(7月7日、練馬駐屯地で)
今年7月に発生した九州北部豪雨災害に際し、東京都自衛隊家族会(岡本智博会長)は被災地で災害派遣活動に従事する5個部隊に対し、約1年前から備蓄・準備していたウエットタオル3500本を支援物資として提供した。同会は災害発生直後、部隊と調整を行い、発送手続きなど速やかに実施。行動から2日後には部隊の手元に支援物資が届けられ、災派活動中の部隊長から感謝の手紙が送られた。・・・