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3胴艦のモデル発表「MASTアジア2017」で展示 艦艇装備研究所

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3胴艦のモデル発表「MASTアジア2017」で展示
艦艇装備研究所

2017年7月31日更新

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 艦装研が出展した「3胴艦」のモデル。後部が張り出し、3胴となっているのが分かる(6月12日、千葉・幕張メッセの「MASTアジア2017」会場で)


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 後部の「3胴」上にはヘリ甲板とミッションベイ(任務区画)が置かれている
 海上防衛技術の国際会議・展示会「MASTアジア2017」がこのほど千葉市で開かれ、防衛装備庁艦艇装備研究所(目黒)は日米共同研究の成果として、「将来3胴護衛艦」のモデルを発表した。この艦は満載排水量1500トンと小型だが、3胴のため横幅が広く、後部にヘリ甲板とミッションベイ(任務用区画)を持つ、多目的高速艦となっている。

日米共同研究の成果 後部に広いヘリ甲板を確保
 「この3胴船の排水量は護衛艦の4分の1程度ですが、全幅は海自イージス艦と同じ21メートルあり、後部に広い甲板を有しているのが特徴です」と話すのは艦装研システム研究部水上艦艇システム研究室の宮内新喜技官。
 モデルは、日米共同研究のテーマ「多胴船の最適化に関する共同研究」の成果として生まれた。公表された諸元によると、満載排水量は1500トン(「こんごう」型イージス艦の基準排水量は7250トン)で、全長92(161)メートル、喫水4(6.2)メートルと、非常にコンパクト。しかし、全幅だけは「こんごう」と同じ21メートルもある。
 その理由は主船体の両側に細い二つの船体を連結しているためだ。この結果、・・・





 防衛関連ニュース

<技術が光る(62)>
 X―teraso/MIRAI―LABO
 省エネかつ高照度の投光器

2017年7月31日更新

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 専用の背負子を使って持ち運び可能な投光器「エックステラソー」
 九州北部豪雨の被災地では、いまも陸自隊員たちが懸命の行方不明者捜索活動に当たっている。生存の可能性が高い発災から72時間は夜間捜索も行われ、部隊は現場に投光器を置き、そのライトの中で家屋から土砂を排除し続けた。
 通常、投光器の電源は発電機を使用しているが、エンジン音が大きく、無線の声が聞こえず、隊員の会話にも支障が出ている。さらに途中で給油が必要なほか、投光器、発電機そのものも重く、車両が使えない場合、現場に持ち込むのは大変だ。
 この問題を一気に解決するのが、東京都八王子市のベンチャー企業「MIRAI―LABO」(平塚利男社長)が開発した充電式特殊LED投光器「X―teraso(エックステラソー)」だ。
 同投光器はリチウムイオン電池を電源とする持ち運び式で、本体から傘状に4本のアームが開き、備え付けられたLED照明によって広範囲を明るく照らし出す。
 「弊社の特許技術、高効率特殊リフレクター『MiLEDテクノロジー』によって・・・





 防衛関連ニュース

<世界の新兵器>
 X帯レーダー「AN/TPY2」(米)
 改修で出力増しミサイル探知強化

2017年7月31日更新

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 窒化ガリウムGaN技術の導入で弾道ミサイルの探知性能が大幅に向上するX帯レーダー「AN/TPY2」(レイセオン社HPから)
 今世紀初頭、グーグルやアップルの快進撃を見て、「日本もソフトで行こう。ハードは買ってくればいい」という妄言が横行した。とんでもないことで、民需にも大きなスピン・オフとなる防衛用高周波帯フェーズド・アレイ・レーダーの高性能化や全固体化も、専らデバイス(ハード)の進歩でもたらされたのだ。1970年ごろ、高出力管の冷却に悩みながら、この種のレーダー開発に携わった者には、80年代以降の急速な進歩は想像外であった。
 まず、シリコンに代わり、「ヒ化ガリウムGaAs」(電子工学分野ではガリウムヒ素という誤称が定着)を用いたトランジスタが登場し、高速計算や処理が可能となった。だが、80年代の「科学大辞典」(丸善)に、「窒化ガリウムGaN」はまだ登場しない。化合物半導体研究は物理・化学系の学会発表の華であり、現在、広く使われている光通信用レーザー、高周波無線通信用高電子移動度トランジスタなどのデバイスも学術研究の対象であった。GaNの結晶作りもその段階であり、研究者の関心も専ら青色LEDの材料として使えるか否かにあった。赤崎勇、天野浩、中村修二の3博士が25年後にノーベル物理学賞を受賞する成果を挙げたのもこの時期である。
 青色LEDの特許が出願され、製品化が近づいた90年代、・・・





 防衛関連ニュース

<防衛トピックス> ―国内―
 防衛装備庁 推力15㌧級のジェットエンジン
 IHIから受領(2017年6月28日)

2017年7月31日更新

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 IHIが防衛装備庁に納入した「コアエンジン」(IHI提供)
 防衛装備庁は6月28日、「戦闘機用エンジン要素(その2)」の研究で完成した推力15トン級の国産ジェットエンジンの主要部分をIHIから受領した。
 同エンジンは「将来戦闘機用エンジン」の心臓部(コアエンジン)で、圧縮機、燃焼器、高圧タービンから成る自立運転が可能なユニット。装備庁はこれを札幌試験場に据え付け、・・・





 防衛関連ニュース

海自遠航部隊 米フロリダ州出港 南米のチリへ
(2017年7月24日)

2017年7月31日更新
 北・中・南米を歴訪中の海自遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」、護衛艦「はるさめ」で編成、指揮官・眞鍋浩司練艦隊司令官)は7月24日、大西洋側最後の寄港地、米フロリダ州のフォートローダーデールを出港した。同隊は今後、パナマ運河を通峡し太平洋に出て、南米チリに向かう。
 これに先立ち、遠航部隊は7月13日から17日まで米ロードアイランド州のニューポートに寄港。現地では米海軍大学の教授を務める武居智久前海幕長らの歓迎を受け、実習幹部たちは同校などを研修した。





 防衛関連ニュース

「29HTC事前検証」で敵の陣地を撃滅
 一日早く目標奪取 陸自18普連
(2017年6月20日~7月2日)

2017年7月31日更新

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 【18普連=真駒内】18普連は6月20日から7月2日まで矢臼別演習場で実施された課目指定演習「29HTC(北海道トレーニングセンター)事前検証」に参加、併せて実施された「18普連訓練検閲」を受閲した。
 訓練は11旅団隷下の諸職種部隊の配属を受け編成された師団規模の「第18戦闘団」が、敵増強普通科連隊と対抗方式により交戦。両部隊とも交戦訓練用装置Ⅱ型(バトラーⅡ)を装着し、実戦に近い状況で戦った。
 6月23日の・・・





 防衛関連ニュース

陸上自衛隊中央音楽隊 第152回定期演奏会
(2017年10月2日)

2017年7月31日更新
 10月5日(木)、東京都墨田区のすみだトリフォニーホールで午後7時開演。
 指揮は中音隊長の樋口孝博1佐、客演指揮は武蔵野音楽大学講師の時任康文氏。曲目は行進曲「名声と栄光」(A・E・マット)、バレエ音楽「三角帽子」セレクション(M・ファリャ)ほか。入場料は無料。
 希望者は中央音楽隊HP特設サイトから申し込む。1人1件まで。応募者多数の場合は抽選。締め切りは9月15日(金)午後11時。未就学児童の入場は不可。問い合わせは同隊演奏班までメールで。





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