御来訪感謝申し上げます。
昨日の自民・民主の「党首討論」についてのマスコミの報道ぶりは、予想されていた事とはいえ「公正なジャーナリズム精神」を放棄していることを物語るかのように、鳩山代表の良い場面だけを中心に切り取って放映するという偏向報道をしていました。
マスメディアによる意図的な印象操作は根が深いものであります。
さて、ならず者集団が「国家という看板」を掲げているだけの北朝鮮の動向が気になる毎日でありますが、このならず者たちの同胞である韓国では、大手紙が以下のような記事を恥ずかしげもなく「社説」として掲載していました。
【社説】韓米首脳は「2012年戦作権転換」の見直しを
関連タグ 戦作権核実験
北朝鮮の核実験をきっかけに、2012年に予定されている戦時作戦統制権(以下、戦作権)転換を見直すべきだという主張が出てきている。
韓半島の緊張が高まっている中、韓米連合戦力の弱化につながる要素があってはならない、ということだ。 われわれも同じ考えだ。
しかしすでにかなり進行している戦作権転換作業を中断すべきだという主張には反対する。 ただ、状況が変わっただけに、2012年と決められた転換時期を一定期間猶予する方向で再検討されるべきだと考える。 米国との再協議が要求される懸案だ。
北朝鮮の核実験は韓半島の緊張を決定的に高めた。
核実験までしたのだから、北朝鮮が自発的に核放棄の意思を表明することはないだろう。 むしろ北朝鮮は数年以内に核兵器を実戦配備すると予想される。
この過程で国際社会の対北朝鮮圧力が強化されるはずであり、北朝鮮の挑発の可能性もそれだけ高くなる。
核兵器を保有する北朝鮮が挑発を繰り返す状況は、韓国にとって最悪の安保危機となるはずだ。
特に今年初め、北朝鮮は2012年に「強盛大国」を達成すると明らかにした。
これをめぐり一部からは「2012年までの核兵器実戦配備」を狙っているという声が出ていた。 核実験の前までこうした観測は杞憂だと考えられたが、今はそうでない。
こうした状況のもと、韓米連合戦力の重大な変更で安保態勢に弱点が生じれば致命的となる。
2012年はちょうど韓米両国で大統領選挙がある年だ。
選挙戦の落ち着かない雰囲気の中で韓米連合戦力構造の枠組みが変わる状況は、致命的な弱点になるおそれがある。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領時代に行われた韓米間の戦作権転換議論が、両国間の十分な信頼と理解に基づいて進められたと見難いため、なおさらそうだ。 盧大統領の任期中、韓米同盟関係は最悪だったし、こうした雰囲気が戦作権転換議論に大きな影響を及ぼした。
転換時期を2015年にしようという韓国側の立場に対し、米側は一日も早く戦作権を持っていけと言わんばかりに2009年を提示した。 長い同盟関係を考慮しない韓国政府に対する不快感を表した場面だったと考えられる。 十分な検討なく決定された可能性が憂慮される部分だ。
われわれは李明博(イ・ミョンバク)大統領が6月16日の韓米首脳会談で戦作権転換時期を遅らせるよう要請することを提案する。 それだけでも北朝鮮の核実験で深まった昨今の安保不安を落ち着かせ、経済危機の克服に集中できる効果をもたらすはずだ。
中央日報 Joins.com
2009.05.28 18:22:47 (太字敬天註)
関連タグ 戦作権核実験
北朝鮮の核実験をきっかけに、2012年に予定されている戦時作戦統制権(以下、戦作権)転換を見直すべきだという主張が出てきている。
韓半島の緊張が高まっている中、韓米連合戦力の弱化につながる要素があってはならない、ということだ。 われわれも同じ考えだ。
しかしすでにかなり進行している戦作権転換作業を中断すべきだという主張には反対する。 ただ、状況が変わっただけに、2012年と決められた転換時期を一定期間猶予する方向で再検討されるべきだと考える。 米国との再協議が要求される懸案だ。
北朝鮮の核実験は韓半島の緊張を決定的に高めた。
核実験までしたのだから、北朝鮮が自発的に核放棄の意思を表明することはないだろう。 むしろ北朝鮮は数年以内に核兵器を実戦配備すると予想される。
この過程で国際社会の対北朝鮮圧力が強化されるはずであり、北朝鮮の挑発の可能性もそれだけ高くなる。
核兵器を保有する北朝鮮が挑発を繰り返す状況は、韓国にとって最悪の安保危機となるはずだ。
特に今年初め、北朝鮮は2012年に「強盛大国」を達成すると明らかにした。
これをめぐり一部からは「2012年までの核兵器実戦配備」を狙っているという声が出ていた。 核実験の前までこうした観測は杞憂だと考えられたが、今はそうでない。
こうした状況のもと、韓米連合戦力の重大な変更で安保態勢に弱点が生じれば致命的となる。
2012年はちょうど韓米両国で大統領選挙がある年だ。
選挙戦の落ち着かない雰囲気の中で韓米連合戦力構造の枠組みが変わる状況は、致命的な弱点になるおそれがある。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領時代に行われた韓米間の戦作権転換議論が、両国間の十分な信頼と理解に基づいて進められたと見難いため、なおさらそうだ。 盧大統領の任期中、韓米同盟関係は最悪だったし、こうした雰囲気が戦作権転換議論に大きな影響を及ぼした。
転換時期を2015年にしようという韓国側の立場に対し、米側は一日も早く戦作権を持っていけと言わんばかりに2009年を提示した。 長い同盟関係を考慮しない韓国政府に対する不快感を表した場面だったと考えられる。 十分な検討なく決定された可能性が憂慮される部分だ。
われわれは李明博(イ・ミョンバク)大統領が6月16日の韓米首脳会談で戦作権転換時期を遅らせるよう要請することを提案する。 それだけでも北朝鮮の核実験で深まった昨今の安保不安を落ち着かせ、経済危機の克服に集中できる効果をもたらすはずだ。
中央日報 Joins.com
2009.05.28 18:22:47 (太字敬天註)
普段、威勢の良い事ばかり言っている韓国でありますが、さすがに北が「武力衝突も辞さず」という状況に追い込まれると、戦後60年の間、独立とは名ばかりの日本と米国に「おんぶに抱っこ」で歩んで来た「半人前国家」の本性を現すのであります。
歴史上、誰かの尻尾に縋って生きて来るしか術の無かった「隷属民族」は、平時の時はまるで生意気盛りの年代になった子どもが自分の尻を拭えないくせに「ひとりで大きくなった」かのようにエラそうな口を聞くようになるのと同様に「ウリナラマンセー」を繰り返して国際社会の失笑を買っていましたが、いざ、困難に直面するといきなりビビッて「お父さん助けて!」になるようであります(笑)
実際の子どもならまだ可愛げがあるのですが、曲りなりにもいっぱしの大人を気取るひとつの国家となると可愛いどころか、ケツを思い切り蹴っ飛ばしてやりたい衝動に駆られるものであります。
ご承知の方も多いと存じますが、朝鮮半島は未だに「朝鮮動乱」が終結しておらず、一時的な「休戦」という形を取っているに過ぎない「戦時下」にあるのが現状です。
だから、南北を分ける38度線を「休戦ライン」と呼び、韓国の戦時作戦統制権は未だに米国にあり、韓国自体は厳密にいうと米国の戦時統制下に置かれる「半独立国家」なのであります。
この歴史的な経緯については詳細を記する必要はありませんので割愛させていただきますが、東西冷戦の終焉と韓国自身の国家的成長により、そんな状況に置く必要もないことと、独立独歩でやって行けるという韓国の申し出もあり、米韓の間で「米国が韓国に戦時作戦統制権を返還する」ことが合意されました。
それが実行されるのが2012年のことでありますが、ここのところの北朝鮮の不穏な動きによって、再び「朝鮮動乱」が勃発する事態が予想されることになったため、有史以来、自民族単独で戦争を行った経験のない韓国が恐怖心と不安におののいて、「戦作権の返還」を先送りしたいという身勝手な話が引用記事なのであります。
まあ、一丁前の口を聞いていてもイザとなったら、自分だけではどうする事も出来ず、親や周りの大人に泣きついてくる「図体だけが大きい」子どもに過ぎないガキと同じだということです。
半人前のガキの癖に、悪知恵と屁理屈だけは身につけているものですから、引用にあるように「それだけでも北朝鮮の核実験で深まった昨今の安保不安を落ち着かせ、経済危機の克服に集中できる効果をもたらすはずだ。」と自慰的な詭弁を弄して自己完結をしているのであります(苦笑)
「経済危機の克服に集中」したいのは韓国だけではありません。
むしろ、米国をはじめ世界中がそうしたいのであります。
しかし、大東亜戦争で米国が勝ってしまったために、朝鮮半島という余計なお荷物を背負わされたのが米国にとって不幸なことだったのであります(笑)
本音を言えば、国際社会で「問題児」と白い目で見ている朝鮮半島に関わっているヒマも余裕もないのであります。
どうか花を愛でるような、もっと素直に「自分たちは、自力では何もできない劣等民族です。どうか、心を入れ替えますから見放さないで下さい!」と自らの「分」を認めることが出来ないでしょうか?
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