
宇宙ステーション補給機 こうのとり4号機 特設サイト
打ち上げ間近!「こうのとり」4号機のライブ中継は4日(日)午前4時から!
2013年8月2日(金)
JAXAでは4日(日)午前4時から、種子島宇宙センターからの打ち上げの様子をライブ中継いたします!ご自宅でインターネットを通じてご覧いただけますのでぜひお見逃しなく!
ミッションへの応援メッセージはツイッターで。ハッシュタグ「#こうのとり応援」で募集中のほか、ファン!ファン!JAXA!「今月のお題」からも応援メッセージをお寄せいただけます。みなさまからの応援メッセージお待ちしております!
また、今回は古川聡宇宙飛行士が「こうのとり」4号機の打ち上げに関してツイッター( @Astro_Satoshi )でミニレポートします。今すぐをフォロー!
さらに今回、打ち上げを種子島まで見に行かれる方には耳寄り情報です。
「こうのとり」4号機を打ち上げ後しばらくしてから、国際宇宙ステーション(ISS)が空を横切るのを見られるかもしれません。天候にもよりますが5:04頃に北西の空で見え始めるようです。
種子島以外にも西日本の太平洋側から九州にかけても目視できるようなので(時間は場所により異なります)、この機会にぜひ国際宇宙ステーションを地上から見つけてみてください。
「こうのとり」4日朝4時打ち上げ 若田さんの相棒ロボなど搭載
2013.8.2 21:27
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送する補給機「こうのとり」4号機が4日午前4時48分、H2Bロケット4号機で鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。11月からISSに長期滞在する若田光一さん(50)と会話実験を行うヒト型ロボットなどが運ばれる。
ロボットは東大やトヨタ自動車、電通などが共同開発した全長34センチの「キロボ」。地上からの交信内容を日本語で若田さんに伝える。ロボットを相棒役にすることで意思疎通が円滑になるかを調べ、1人暮らしの高齢者の支援などに応用を目指す。
日本人初の船長を務める若田さんらの宇宙食として、乾燥ラーメンや山菜おこわなどの日本食も積み込まれる。
子供たちの教育を目的にアズキの種を運ぶ。企画した大阪市立大の曽我康一准教授は「地上と宇宙で育ち方が違うのはなぜか。考えて調べることに興味を持ってほしい」と話す。
実験材料では凍結乾燥させたマウスの精子を搭載。ISSで最長2年間保管した後、地上に戻して子孫を誕生させ、宇宙放射線の影響を調べる研究を山梨大などが行う。人間を含む哺乳類が宇宙で繁殖できるかを探るためだ。
東大とベトナムが共同開発した超小型衛星は、日本実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出され、地球の撮影などを行う。打ち上げを行う三菱重工業の並河達夫射場チーム長は2日会見し「ISSの活動にとって重要な物資を搭載している。必ず成功させたい」と話した。