太陽光発電:中国政府が支援放棄
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/22/2013032200848.html
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界最大手「サンテックパワー」不渡りで業界に波紋 太陽光発電システムの世界最大手、中国のサンテックパワーが借金を返済できず債務不履行を宣言したことで、業界では大きな波紋を呼んでいる。 ブルームバーグなど外信は19日(現地時間)、サンテックが今月15日に満期となる5億4100万ドル(約516億円)規模の負債を返済できず、債務不履行に陥ったと報じた。同日現在、サンテックの米国ナスダックの株価は59セント(約56円)と1ドル(約95円)を割り込んでいる。全盛期を迎えた2007年には80ドル(約7600円)を付けていたことを思うと、今では紙くず同然だ。 サンテックは、オーストラリアへの留学経験を持つ施正栄会長が2001年、故郷の中国江蘇省無錫に設立した太陽電池モジュール生産メーカーだ。中国名は「尚徳」。2005年に米国ナスダックに上場し、中国による太陽光市場の世界制覇を象徴していた。 不渡りの原因は、世界的な供給過剰と価格暴落による累積赤字だ。サンテックは昨年、実績発表もできないほど会社の経営状態が悪化した。一昨年には6億3300万ドル(約604億円)の営業赤字を出した。負債規模は22億ドル(約2100億円)に上る。 ■中国政府がサンテックを放棄 全世界が不思議に思うのは、中国政府がサンテックの債務不履行をそのままにしたという点だ。これまで中国政府は、自国企業に対しては果敢に投資を行い設備を増設できるよう、金融支援を行ってきた。 そのおかげで、太陽光発電メーカーのリストラは供給過剰の根源地である中国だけでなく、欧州や米国、韓国でも進んだ。ドイツのキューセル(ハンファが買収)とソロン、米国のソリンドラとエバーグリーンソーラーなど太陽電池関連の大手メーカーが破産へと追い込まれたのが代表的だ。太陽光を次世代の成長産業として育成すると宣言したサムスンやLG、現代重工業、KCCなど韓国の大手メーカーも、一斉に投資を保留するか縮小した。
中国太陽電池最大手が破産=サンテック、市況悪化で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000113-jij-cn
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000113-jij-cn
【上海時事】新華社電によると、中国江蘇省無錫市の中級人民法院(地裁)は20日、太陽電池中国最大手の尚徳太陽能電力(サンテックパワー)の破産手続きを開始することを決定した。過剰供給に伴う市況の悪化や中国製太陽電池パネルに対する米国の反ダンピング(不当廉売)関税導入などを受け、同社の経営は急速に悪化していた。 同社のキング最高経営責任者(CEO)は声明で、「再建計画は評価作業中だが、顧客には引き続き高品質の製品を供給する」と強調。今後は地元当局主導による再建が図られる見通し。
中国・尚徳太陽能電力有限公司の日本法人であるサンテックパワージャパンは、多結晶Si太陽電池モジュールの新製品として、最大出力が290Wの「STP290-24/Vd」など2モデルを、日本の産業公共市場向けに発売する。