甲状腺県外調査:しこりの割合、福島県と変わらず
毎日新聞 2013年03月08日 18時54分(最終更新 03月08日 19時22分)
環境省は8日、原発事故による放射線の影響を調べるため福島県が始めた子どもの甲状腺検査と比較するため、福島県以外で実施した同様の検査の結果(速報値)を公表した。福島では対象者の41%で甲状腺にしこりなどが見つかったのに対し、県外では57%。環境省は「放射線の影響により福島県内の子どもにしこりなどができる割合が特段高まったとは言えなさそうだ」と分析している。
県外の検査は、事故による放射線の影響が少なく甲状腺の専門家がいる青森県弘前市、甲府市、長崎市で3〜18歳の4365人を対象に、昨年11月から今月まで超音波を使って実施。その結果、比較的小さな5ミリ以下のしこりや20ミリ以下の「のう胞」(液体がたまった袋)は57%に見つかり、精密検査を要するケースが1%あった。しこりやのう胞は健康な人にもあるが、大きいしこりはがんの可能性がある。
福島県では今年1月までに0〜18歳(震災時)の13万3089人が甲状腺検査を受け、小さなしこりなどが見つかった人は41%、要精密検査は0.6%だった。県外での数値が大きかったことについて環境省は「(しこりが見つかりにくい)0〜2歳を対象にしていないことなどが原因」と説明した。より詳細な分析結果を月内に公表する。【比嘉洋】
何も言う事はありません。
「札幌医大の高田教授のデータが正しかったと証明されました」という事であり、脱原発猿のウッキャッキャーという騒ぎが、単なる空騒ぎと証明されたという事でもあります。
脱原発猿は、チェルノブイリで甲状腺癌が多発したという話を針小棒大に解釈して、「福島もそうでなければならない」「そうなって欲しい」「そうじゃなければ困る」とでも考えているのでしょう。
奴らこそが人非人でしょうね。
チェルノブイリで甲状腺癌が多発したって話も、WHOは否定していますけどね。
ECRRのクリストファー・バズビーなる、医者を騙る外国の詐欺師は、将来福島で40万人くらい癌で死ぬ(あのなあ・・・日本人の3人に1人は癌で死ぬんだが、福島県の人口が何人居ると思っている?)と煽り、一方で放射能に効くという怪しいサプリメントを売り捌きました。
その事実がイギリスの新聞に載るや、風を食らってトンズラしたままです。
いまだにバズビーだとかECRRなどを持ち出すヤツが居るのですが、猿並みの学習能力なのでしょうか?
福島では対象者の41%に甲状腺のしこりが見つかった。
一方で、福島以外の県では、57%にしこりが見つかった。
これだけ見れば、少ない被曝量はむしろ健康に良いというホルミシス効果が証明されたとも言えるな。
他県では0~2歳児を対象にしていないというから、対象にすれば分母が大きくなって、41%に近づくのかもしれないが、逆転する事はなさそうだ。
言うまでもありませんが、甲状腺の癌又は結節は、健康な人にも見つかる物であります。
多くは大きくならないから、問題にならないだけであります。しこりが見つかった=癌ではありません。
科学を使うには勇気が必要なのです。
普段家で使っている100ボルト電源だって、立派に感電死する事ができます。
藪蕎麦みたいに火事にもなります。
そのリスクをコントロールしてエネルギーを使っているのですが、知らず知らずのうちに、科学を使うには勇気が要るという事を忘れてしまっているのでしょう。
そんななかで、勇気あるお母さんの話が伝わってきました。
「福島で子育てを」未来のために決断… 深刻な産婦人科医不足
産経新聞 3月15日(金)17時14分配信
東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県。震災から2年を経た今も避難者は15万人を超える。震災前から深刻だった産婦人科医不足。被災によって転居する医師などもおり、厳しい状況は続いている。しかし、「福島の未来」のために故郷に残り、出産、子育ての道を選ぶ人もいる。
~~中略~~
大切に育てたいという気持ちに、住んでいる地域は関係ない。「この子供たちが、福島の未来なんです」(宮原さん)
記事では、産婦人科医不足に触れています。
産婦人科医の不足は福島だけの問題ではありません。
そして、医者と云えども営業している訳ですから、患者のいないところでは営業もままならず、居なくなってしまうのは仕方が無い事かも知れません。
人が戻ってくれば、医者も戻って来ます。
政治家は、問題無いと解った上は、速やかに平成の強制連行をやめて、住民を帰すべきです。
福島の子供は大丈夫だという上のデータを見れば、お母さんたちも安心するでしょう。
頑張れ、福島の勇気あるお母さんたち。
猿に負けるな。
科学を使いこなせ。