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尖閣沖で中国機にスクランブル

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1/17日付
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尖閣沖で中国機にスクランブル

 沖縄県尖閣諸島沖で1月11、15の両日、中国国家海洋局所属の「Y12型」小型プロペラ機各1機が、魚釣島の北約120キロ付近まで接近してきたため、両日とも空自のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。中国機は付近を周回後、自国領方面に戻った。
 領空侵犯には至らなかったが、統幕はそれぞれ空自機が撮影した中国機の航跡図と=写真=を公表した。
 魚釣島付近では12月13日、同型機による領空侵犯があったほか、昨年末から中国機による周辺空域での飛行が相次いでいる。
 

1/17日付
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<2013 訓練始動>
3自協同で"島奪還" 習志野 空挺団が恒例の降下始め

 2013年の年明けとともに、全国の陸海空各部隊が訓練を開始した。陸自では8日、第1ヘリコプター団(木更津)が編隊飛行訓練を開始、13日には習志野演習場で第1空挺団が島嶼防衛を想定した降下始めを実施した。海自では7日、尖閣諸島を始めとする東シナ海の警戒・監視を行う那覇基地の第5航空群が哨戒機P3Cの年頭飛行訓練を実施。空自は第2航空団(千歳)のF15戦闘機が雪煙を巻き上げながら大空に飛び立った。
 新春の青空を背景にC1輸送機から次々に降下する第1空挺団の隊員たち(1月13日、習志野演習場上空で)
 空挺団の降下訓練始めを視察する小野寺防衛大臣(中央)。左に金澤事務次官、岩統幕長。右に前田空挺団長
 着水に備えてオレンジ色の救命胴衣を膨らませて降下する空挺団隊員
 陸自第1空挺団の新年恒例の「降下訓練始め」が1月13日、小野寺防衛大臣を迎えて習志野演習場で行われ、3自衛隊協同による「島嶼防衛」の降着戦闘訓練が一般に披露された。
 訓練内容は「我が国の島嶼部に敵軍が武力侵攻、3自衛隊は統合でこれに対処し、島を確保する」との内容で、空挺団長の前田忠男将補を訓練統制官に、隊員計約300人が参加。主要部隊は陸自が空挺団、ヘリ団(木更津)、東方航(立川)、中央即応連隊(宇都宮)、1戦大(駒門)などの各種ヘリ15機と戦闘車両33両、海自は203教空(下総)のP3C哨戒機1機、空自は2輸空(入間)のC1輸送機4機と1高隊(習志野)のPAC3対空ミサイル部隊が加わった。
 会場には小野寺防衛相をはじめ、佐藤政務官、金澤事務次官、岩統幕長、君塚陸幕長ら防衛省幹部と米軍関係者、地元選出の野田佳彦前首相らが訪れ、約1万1000人の一般見学者とともに訓練に見入った。
 最初に前田団長ら空挺団員が快晴の青空をバックにCH47ヘリからの初降下を披露。続いて離島の奪還作戦が開始された。
 まず海自のP3Cが飛来して敵の侵攻状況を偵察、その情報を基に艦砲射撃や航空機による攻撃で敵を後退させた。
 この間、CH47ヘリが上空に進出し、高度1400メートルから偵察・誘導小隊員12人をMC4自由降下傘で降下させ、島内での偵察を開始。さらに低空で進入したUH1から狙撃手やレンジャー隊員が次々降着し、AH1対戦車ヘリの掩護を受けて橋頭保を確保した。
 そこに空挺団の主力を乗せた空自C1輸送機4機が現れ、上空330メートルから計80人の隊員を一斉に降下させた。隊員は着水に備え、空中で救命胴衣を膨らませて降下した。
 地上で輸送ヘリから投下された弾薬などを回収した隊員たちは、さらに迫撃砲なども加えて、敵との交戦に備えた。敵前ではUH1ヘリが空中から地雷を散布し、味方を支援した。
 その後、敵の航空機を撃破するため、93式近距離地対空誘導弾や空自PAC3対空ミサイルも到着し、反撃の態勢が整えられた。最後にAH64戦闘ヘリなどによる強力な対地支援を受けながら空挺団主力が前進を開始したところで状況を終えた。
 訓練終了後、参加隊員たちは小野寺大臣の前に整列。大臣は昨年末の中国機の領空侵犯や北朝鮮の弾道ミサイル発射事案について触れ、「大綱・中期防を見直し、自衛隊の体制強化に取り組んでいく」と言明するとともに、「諸君一人ひとりが緊張感を持って任務に取り組み、あらゆる事態に対応する能力を維持・向上していただきたい。国民からの厚い信頼に応えられるよう、前田団長のもと、即応態勢を確実に、一層任務に精励してほしい」と空挺団員を激励した。
 

1/17日付
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<2013 訓練始動>
第1ヘリ団 年頭訓練で相模湾上空を飛行

 東京湾アクアラインの上を航過する1ヘリ団のCH47ヘリ(1月8日、東京湾上空で)
 陸自第1ヘリコプター団(団長・田中重伸将補)の年頭編隊飛行訓練が1月8日、木更津駐屯地で行われ、CH47輸送ヘリなど12機が相模湾上空を約2時間にわたって飛行し、新年の精進を誓い合った。初訓練には6機のCH47をはじめ、UH60JA多用途ヘリ3、LR1、2両偵察機各1、OH1観測ヘリ1機が参加し、木更津を離陸後、東京湾、三浦半島上空を経て相模湾を周回するコースで行われた。
 飛行前の訓練開始式で田中団長は「本年も高い機動力を持って任務に即応・完遂できるよう、練度向上と安全確保に傾注せよ」と隊員に訓示。午前10時半、隊員約140人が各ヘリに搭乗し、一斉に飛び立った。
 部隊は東京湾アクアラインの上空付近で、日高政広中央即応集団司令官が搭乗するUH60JAと空中会合。 日高司令官は「ヘリ団は動的防衛力の中核、防衛・災害対処において極めて重要な役割を担っている。本年も田中団長を核心とし、より一層緊張感を持った練成訓練に励んでほしい」と無線を通じて隊員を激励した。
 

1/17日付
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<2013 訓練始動>
海自の各航空基地で初飛行

 東シナ海上空を飛行するP3C哨戒機(1月7日、那覇・ナガンヌ島上空で)
 初飛行を控え、基地のエプロンに待機する7機のヘリ(1月6日、館山航空基地で)
 海自は1月6日から航空部隊が訓練を開始した。先陣を切ったのは哨戒ヘリコプター部隊の21空群(館山)と24航空隊(小松島)。
 21空群では、飛行に先立ち、中田芳基群司令が整列した隊員約100人を前に訓示。「各搭乗員は1機の航空機に命を与え、国家国民のために、その能力の最大発揮が求められている。プロとして愚直なまでに基本を守り、また初心を忘れず、決して慢心に陥ることなく任務に当たれ」と要望した。
 その後、群司令の「かかれ」の合図で各隊員は一斉に飛行準備に着手し、午前9時、21空、73空のSH60J、同K哨戒ヘリ各3機、UH60J救難ヘリ1機が飛び立ち、富士山に見守られながら南房総の洲崎・野島崎・千倉を巡る約1時間半のルートを飛行した。その後、上空から館山市の消防出初式にも参加し、初訓練を締めくくった。
 翌7日に初飛行を行ったのは、東シナ海情勢に目を光らせる5空群(那覇)。
 P3C哨戒機3機は那覇基地を飛び立つと、慶良間列島上空を通過し、久米島で折り返す約1時間半のフライトを経て基地に帰投。洋上では傘型のフォーメーションを形成するなど、編隊飛行訓練を行いながら、海上を監視し続けた。
 市田章5空隊司令は隊員への訓示で、中国や北朝鮮の動向に言及しつつ、「東アジアの安全保障環境の安定化のため、諸官も日米同盟を基軸として、我が国南西の海上防衛の一翼を担っていることを常に肝に銘じてもらいたい」と述べた。
 2空群(八戸)も7日、北の海をパトロール。翌8日には4空群(厚木)、1空群(鹿屋)のP3C、さらに31空群(岩国)の飛行艇や22空群(大村)のヘリも一斉に発進し、それぞれの訓練を開始した。
なお、艦艇部隊は正月中も沿岸監視任務などに就いていた護衛艦を除き、1月中旬から洋上訓練に着手する。
 

1/17日付
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<2013 訓練始動>
戦闘機、雪を巻き上げ次々離陸

 初訓練で雪煙を上げ離陸する203飛行隊のF15戦闘機(1月7日、千歳基地で)
 空自は1月4日の美保基地を皮切りに、7日に全国の各基地で平成25年の初訓練が一斉に行われた。
 戦闘航空団が展開する最北の千歳基地(司令・金古真一将補)では7日、2空団隷下の201(隊長・中田祥史2佐)、203(同・清永剛夫2佐)両飛行隊と千歳救難隊(同・小澤昇2佐)、特別航空輸送隊(司令・細野英揮1佐)が初訓練を行った。
 道内で比較的雪の少ない同基地周辺は、それでも年末年始の降雪で積雪26センチ。訓練前日も約8センチ雪が降り、早朝、基業群施設隊による基地除雪隊が出動して翌日の訓練開始に備えた。
 7日、千歳の最高気温はマイナス5度、最低気温は同18度。冬晴れの厳しい寒気の中、午前10時前に203飛行隊のF15戦闘機4機、T4中等練習機1機が滑走路上の薄雪を巻き上げ、次々と離陸。積丹半島沖上空の訓練空域に向かい練成飛行訓練を行った。
 続いて千歳救難隊のUH60J救難へリ、U125A救難捜索機各1機が離陸し、白老町上空と基地周辺で操縦者慣熟訓練を実施。11時前から201飛行隊のF15とT4計6機が積丹半島沖で練成飛行訓練、午後は特輸隊隷下の701飛行隊(隊長・常井隆志2佐)のB747・400政府専用機1機が北海道上空の航路で離着陸訓練などを行った。
 

1/17日付
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ヘリから空中消火 14旅団 山林火災で出動

 白煙を上げる山林に散水する14飛行隊のUH1多用途ヘリ(1月9日)
 高松市内で1月9日、山林火災が発生。陸自14旅団(旅団長・永井昌弘将補、善通寺)が消火活動のため災害派遣された。
 午前11時20分ごろ、同市国分寺町新名の高松国際射撃場敷地から出火。付近の鷲ノ山(標高322メートル)の山林に燃え広がったと住民から通報があった。
 徳島県防災ヘリ、岡山市消防ヘリ各1機と高松市消防局などの消防車約60台が出動。山の南側を通る県道183号線の北山田交差点~橘池西交差点間約1・5キロ区間を通行止めにして消火したが火勢は衰えず、3世帯5人が近くの橘ノ丘総合運動公園のB&G海洋センターに自主避難。午後零時半前、県知事が14旅団長に災害派遣を要請した。
 14飛行隊(北徳島)からOH6偵察ヘリ2機とUH1多用途ヘリ2機が現場に向かい、近くの池などから計約44トンを取水して5時すぎまで空中消火に当たった。10日は午前7時すぎからUH3機が空中消火を再開し、約64トンを散水。同11時に鎮圧が宣言され撤収。火災は13日午前11時鎮火した。
 この火災で山林約5・6ヘクタールが焼失した。高松地方気象台によると9日早朝から県内全域で乾燥注意報が発令されていた。
 
 

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