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この選挙は日本の終末の序曲になりそう
あとから振り返って「あの時が分かれ目だった」と、数年後に歴史の転換点に気づくことは多い。ほとんどの有権者は、まだ気づいていないが、12月16日の総選挙は、歴史の転換点になるとみていい。この選挙は、日本が終末に向かう序曲になるだろう。
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「民主党に失望した有権者は『ほかに入れる党もないし』という軽い気持ちで自民党に一票を投じるつもりかもしれない。しかし、軽い気持ちで投票したら、今回ばかりは、有権者の意図を超える重大な結果をもたらすと覚悟すべきです。『3年前の自民党政権時代に戻るだけさ』と思ったら大間違いです。3年前とは自民党の体質も、政治状況も一変しているからです。さすがに3年前は、自民党も〈国防軍〉や〈改憲〉を前面に出すことはなかった。安易に自民党に票を入れたら、こんなはずではなかった、という結果になりますよ」
「最大の懸念は、中国とコトを構えそうなことです。安倍総裁は『尖閣諸島に構造物を造る』と中国を挑発している。しかし、中国との関係が決定的になったら、輸出もストップし、日本経済は大打撃を受けますよ。消費増税とダブルパンチで、国民生活はもたない。最悪なのは、安倍総裁は勇ましいことを唱えるだけで、国民生活にほとんど関心がないことです。このままでは、いつか来た道です。〈国が第一、私は第二〉と、国民生活はないがしろにされるでしょう」(2012.12.10 日刊ゲンダイ)
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法政大学大原社会問題研究所所長の五十嵐仁の認識の低さには呆れます。
今までも、自衛隊は違憲であり廃止すべきと言い、石原都知事の尖閣買い取りでシナで反日デモが起きた時には「日本企業の損失は石原に請求すべきだ」と言い、在日は強制連行されたと言い、首相の靖国参拝は憲法違反であると主張してきました。
「12月16日の総選挙は歴史の転換点になるとみていい。この選挙は日本が終末に向かう序曲になるだろう」と五十嵐仁は言う。
今回の選挙で自民党が勝ち、安倍政権が出来て日本が強く正しい道へと歩むことだけはどうしても避けたい五十嵐仁の言い分からは次のようなことが伺えます。
「左翼天下の日本がいよいよ終わってしまいそうだ。これは戦後の歴史的転換となるかもしれない危機だ。だから何とかして自民党にだけは投票しないように阻止しなければならない。そのためにも“自民党政権になったら大変な結果になる”“国民生活は悲惨なことになる”と国民を脅して、我々が戦後愚民化してきた日本国民を騙してでも今のままの日本にしておかなければならない。それが中国様が望むことなのだ。我々は日本を弱体化し、教育で愚民化し、家族を壊し、天皇を亡きものにして、中国様に差し上げなければならない・・・」
おおよそ間違いないでしょう。
日本が普通の国になることがどうしても嫌なのが左翼であります。弱い日本、戦えない日本、愚民化された日本が一番都合がよいのです。そのために、
「自衛隊は違憲であり災害派遣だけの集団にせよ、まして国防軍などという呼び名は日本強化につながる恐れがあるので絶対反対で阻止しなければならない」
「日本をいつまでも自立させずにがんじがらめに出来る今の憲法は絶対に変えさせてはいけない」
「原発を廃止して日本が核保有できないようにし、世界トップクラスの原発技術を中国へ与えるようにする。そのためにも過剰反応の日本人と福島原発事故をうまく利用して日本の原発を廃炉にさせ、原子力村という言葉を悪いようにアピールして何も知らない国民を騙して原発に反感を持たせるようにしなければならない」
結局、日本が強く正しい国になると左翼の居場所が無くなってしまうことが嫌なのです。今はマスコミはじめ左翼の思い通りですから、いつまでも日本は自立できないのです。
「このままでは、いつか来た道です。〈国が第一、私は第二〉と、国民生活はないがしろにされるでしょう」
ここで言う「いつか来た道」というのは「戦争」に向かった日本だと言うことです。本当に左翼というのは歴史を知らないし、バカ丸出しであります。
誰も好き好んで戦争するヤツはいません。戦わなければ日本という国が無くなって、植民地日本となっていたことは間違いなかったでしょう。先人が戦ったことで今の日本があるのです。それを感謝もできない国にしてきたのが左翼であるのです。
そして、戦後日本をダメにした考えがこの言葉に現れています。
「国が第一、私は第二と、国民生活はないがしろにされるでしょう」。
戦後日本は“国”ということを教えずに“個人”に自由・権利・平等を教え込んだため、自分の利益のことしか考えない人間や企業が増えました。「損・得」を重視し「善・悪」を考えなくなったのです。そのためにいろいろな場面で判断を誤ってしまうのです。
戦前は「私」より「公」という教育で、国家というものを常に意識されていました。
そういう視点で見れば「国が第一」というのは当たり前のことであり、国があっての国民であり、生活である、という当り前のこともわからない左翼主体の日本から一刻も早く脱却しなければなりません。
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