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枝野氏、電気料金「おかしなくらい安すぎた」
枝野経済産業相は30日の閣議後記者会見で、関西電力や九州電力の電気料金値上げ申請に関連し、「元々、(電気料金は)おかしなくらい安すぎた」との見解を示した。
料金の原価には、原子力発電所が事故を起こした際の賠償や除染などの費用が含まれていないことを指摘したものだ。
枝野氏は「(料金の)仕組みは過去の自民党政権が決めた」としたうえで、「(料金を)理論値通りに変えていくには、(急激な値上がりを防ぐ)激変緩和措置も含めて中期的に検討しないといけない」と述べた。(2012.11.30 読売新聞)
料金の原価には、原子力発電所が事故を起こした際の賠償や除染などの費用が含まれていないことを指摘したものだ。
枝野氏は「(料金の)仕組みは過去の自民党政権が決めた」としたうえで、「(料金を)理論値通りに変えていくには、(急激な値上がりを防ぐ)激変緩和措置も含めて中期的に検討しないといけない」と述べた。(2012.11.30 読売新聞)
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菅元首相が孫正義の儲けのために推し進めた「再生可能エネルギー」の固定価格買取制度は、この制度を先行しているドイツでは電気料金の大幅な負担増に家庭や企業が耐えられず、ついには買取価格を下げ、2013年にも買取制度を廃止することになりました。このドイツの失敗を教訓にせず、特定の利権のために日本がこの制度に突き進んでいるのです。火力全開による原油輸入の負担増による電気料金の増大も含めて、民主党政権の無能、無策のつけを国民に押し付け、自民党の責任にする枝野経済産業相は三流弁護士出身の詭弁そのものであります。
「料金の原価には、原子力発電所が事故を起こした際の賠償や除染などの費用が含まれていない」と言うのはその極みであります。
例えば、ある商品に事故を含めた費用を商品の価格に含めているのでしょうか。
飲食店では食べ物の価格に食中毒によって営業停止になった場合の営業補償の価格も含んで商品の価格に入れているのでしょうか。こんなことがお客様に知れたら「ふざけるな」となるに決まっています。事故はあくまでも店側の責任であり、この分まで負担を強いるのは誰も納得しないでしょう。同じように原発の事故も安全対策をきちんとしてこなかった電力会社、原発を推進してきた国の責任であり、事故の場合はそこで負担するのが「筋」であるはずです。
本来、安全を確認できた原発から再稼働すべきであるのにその努力を怠り、安易にマスコミや市民団体、それに踊らされた国民におもねるために、電気料金増大の責任転嫁するこの言い訳はまことに見苦しい限りであります。
電気料金が安すぎたというならば、民主党政権になった時になぜ値上げしなかったのか。民主党政権の無責任さといい加減さが最後の最後まで現れています。
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