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南スーダンPKO 調査報告もとに大臣 「前提、崩れていない」

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5/10日付
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南スーダンPKO 調査報告もとに大臣 「前提、崩れていない」

 田中防衛相は5月8日の閣議後の記者会見で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、陸上自衛隊部隊を派遣している南スーダンの治安状況について、「PKOの前提は崩れていない」との認識を示すとともに、2次隊の派遣に関し、今週中に関係閣僚会議を開き、政府として判断する考えを明らかにした。
 南北スーダンの軍事的緊張が続いていることから、5月2日から6日まで内局の国際協力課長以下の調査団を南スーダンに派遣、国連南スーダン共和国ミッションや施設部隊の活動への影響を調査していた。
 

5/10日付
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中国艦が大隅通峡

 4月29日正午ごろ、鹿児島県屋久島の西約430キロの海域を東シナ海から太平洋に向けて東進する中国海軍の「ジャンカイⅡ」級フリゲート(満載排水量3900トン)2隻、「ドンディアオ」級情報収集艦1隻の計3隻を、海自4空群(厚木)のP3C哨戒機が確認した。3隻はその後、鹿児島県の佐多岬と種子島間の大隅海峡を通過した。
 

5/10日付
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ロシア艦が対馬通峡

 4月29日午前10時ごろから同30日午後1時にかけて、長崎県下対馬の南西約150~180キロの海域を北上するロシア海軍の「スラバ」級ミサイル巡洋艦(満載排水量1万1490トン、艦番号011「ワリヤーグ」)と「ウダロイⅠ」級ミサイル駆逐艦(同8500トン)3隻、「ドゥブナ」級補給艦(同1万1500トン)1隻、「ソルム」級航洋曳船(同1660トン)1隻、「ゴーリン」級航洋曳船(同2600トン)1隻の計7隻を海自4空群(厚木)のP3C哨戒機と13護衛隊の護衛艦「あさゆき」(佐世保)が確認した。
 
 

5/10日付
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23年度緊急発進 対中国機が急増 
最多の露軍機 繰り返し列島を周回

 日本周辺で初めて視認、撮影された露空軍のA50型早期警戒管制機(2月8日、写真はいずれも空自機が撮影)
 日本列島を繰り返し周回する露空軍のツポレフTu95型爆撃機(2月8日)㊤と、日中中間線を越えて飛来が相次ぐ中国海軍のY8情報収集機型(昨年9月21日)㊦
 統合幕僚監部は4月25日、航空自衛隊が平成23年度に行った緊急発進(スクランブル)の実施状況を発表した。それによると、緊急発進回数は425回で前年度に比べ39回増加し、平成3年の488回以来、20年ぶりに400回を超えた。領空侵犯事案はなかった。
 露、中国機の飛行パターン(23年度)

20年ぶり400回超

 対象機の国籍別発進回数は、推定を含め対ロシア機が247回(前年度264回)と全体の約58%を占めて依然最多。次いで対中国機が156回(同96回)と急増して全体の37%を占め、平成7年に国籍別統計を開始して以来、最多を記録した17年度の107回を大幅に上回った。
 一方、対台湾機が5回(同7回)で、悪天候回避のため予告なく針路変更した民航機など「その他」が17回(同19回)だった。
 方面隊別の発進回数は、北空158回(同151回)、中空54回(同80回)、西空47回(同40回)、南混団166回(同115回)で、南混団での急増が目立った。
 南混団は、昭和56年の171回に次ぐ回数で、当時は太平洋や日本海上空を通過して極東とベトナムを往復するソ連機に対する緊急発進がほとんどだったが、近年はガス田や尖閣諸島を巡って東シナ海方面に飛来する中国機への緊急発進が増えている。南混団の回数が北空を上回ったのは昭和55年以来(南混団159回、北空139回)。
 統幕は露軍機について、年度を通じて我が国領空に沿って日本海から太平洋、沖縄方面に至る列島周回の特異な長距離飛行を行っているとして23件の事例を公表。

同時個別に露5機も

 中でも今年2月8日には、露空軍のツポレフTu95型爆撃機2機、同スホイSu24型戦術偵察機2機、同A50型早期警戒管制機1機の計5機が同時・個別に日本周辺に現れ、日本海側や太平洋側を終日飛行。複数の露軍機が一度に日本周辺に飛来して列島を周回したのは初めてのケースで、このうち竹島の北東海域を周回したA50型早期警戒管制機は空自戦闘機によって初めて視認、撮影された。
 中国軍機については、海軍のY8情報収集型機が日中中間線を越えて尖閣諸島周辺の我が国領空に接近するケースが相次ぎ、統幕では昨年7月から9月にかけての5件を特異な事例として公表した。
 緊急発進は国籍不明機が我が国領空に接近した時、戦闘機などを発進させて領空侵犯を未然に防ぐ対領空侵犯措置任務。緊急発進した戦闘機は対象機に対して無線による通告・警告や翼を振るなどの機体信号を送り、無視した場合は強制着陸、警告射撃等の措置が認められている。

領空侵犯は累計34件

 対領侵任務が開始されて以来の領空侵犯件数は計34件で、最近では20年2月9日、露空軍のツポレフTu95型爆撃機1機が伊豆諸島南部の嬬婦岩領海上空を侵犯した事例がある。
 昭和33年に同任務が開始されて以来、緊急発進回数は昭和59年度の944回がピーク。平成元年以降はソ連崩壊の影響で年間150回程度に一時減少したが、最近は再び露軍機の増加と軍備増強を図る中国軍機の増加で急増傾向にある。
 

5/10日付
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空幕長、在日米軍司令官と共同部隊訪問

 共同部隊訪問で岐阜基地を訪れたフィールド司令官と片岡空幕長(4月18日)
 片岡空幕長は4月18日から20日まで、在日米軍司令官兼米第5空軍司令官のバートン・フィールド中将と空自岐阜、小牧、奈良各基地を訪問した。
 同司令官に空自の実情と日本文化に対する理解を増進してもらうのが目的で、空幕長と在日米軍司令官の「共同部隊訪問」は平成12年5月以降5回行われている。
 片岡空幕長とフィールド司令官は18日、入間から官用機で岐阜基地に到着。開発集団司令官らの出迎えを受けた後、基地の概要説明を聞き、部隊を視察した。
 19日は小牧基地でKC767空中給油・輸送機を視察後、奈良基地を訪問。空幹候校について説明を受けた後、講堂の飛翔館でフィールド司令官が幹部候補生たちに空軍士官に求められるリーダーシップなどについて講話を行った。
 一行はこの後、京都を研修し、20日に帰京した。
 
 

5/10日付
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開業間近のスカイツリー 初のテロ対処訓練 
陸自など1900人参加

 テロ対処訓練で地上350メートルの展望室に進出、汚染現場を目指す1特防の隊員(4月30日、東京都墨田区の東京スカイツリーで)
 開業を5月22日に控えた東京スカイツリー(東京都墨田区)で4月30日、初めての大規模テロ対処訓練が行われ、自衛隊、警察、消防、周辺住民など約1900人が参加した。地上350メートルのスカイツリー展望デッキで何者かが有毒物質を散布、多数の傷病者が発生し、地上階で爆発物が確認されたとの想定で行われた。第1特殊武器防護隊(練馬)の隊員が観光客ら避難の済んだ展望台とスカイツリー地区の広場に進出して除染作業を演練、高層建築物での活動の知見も得られ、参考となる訓練だったようだ。

展望デッキ 1特防が除染作業演練

 都主催のテロ災害対処の実動訓練は平成20年11月に放射能爆弾(ダーティボム)テロを想定して東京ビッグサイト(江東区有明)で実施されて以来4年ぶり。多くの集客が予想されるスカイツリーが5月22日に開業する墨田区からの要望もあり、「24年度大規模テロ災害対処訓練」として今回初めて高層建築物が訓練会場に選ばれた。
 自衛隊から実動部隊として第1特殊武器防護隊の平田貴士3尉(26)以下7人が参加。同隊は平成22年11月、横浜で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でテロ対処の待機任務に就き、昨年の東日本大震災では福島県田村市に災害派遣され、陸自ヘリの除染などを担当した。
 4月30日午前10時半、地上350メートルのスカイツリーの展望室で何者かが有毒物質を散布して多数の負傷者が発生、同時に地上階で爆発物が見つかった――との想定で開始。展望室では来場者役の周辺住民ら約100人が警視庁と東京消防庁の誘導でツリーの心柱内に設置された1920段あるらせん状の非常階段を使って地上に避難。動けない傷病者を警察、消防隊員が搬出後、個人用防護装備を着けた平田3尉以下4人が消防、警察の除染チームと一緒にエレベーターを使って展望台に上がり、汚染物質の検知と除染活動を行った。
 地上では東京消防庁による避難者の除染、東京DMAT(災害派遣医療チーム)のトリアージ、警察による不審者の確保と爆発物処理が行われた。特殊武器防護隊の隊員3人はスカイツリーを中心に各種商業施設の開発が進む「東京ソラマチ」地区に除染車で進出して路上や広場を除染した。
 平田3尉は「開始前は施設に傷をつけてはいけないなどとも思ったが、開始後は特に話題のスポットであることなどを意識せず除染できた。警察、消防にも核・生物・化学(NBC)対処部隊はあるが、我々が首都防衛を担当する"最後の砦"として恥ずかしくないように行動しようと皆で話し合っていたので役割を果たせたと思う」と話した。
 ソラマチ地区の除染を担当した隊員の一人、住石高志3曹(24)は「他機関との合同訓練は機会も参加できる人数も限られるので、今回のように立体的な建物での除染活動は構造上の知見も得られ、収穫は多かった」と振り返った。
 
 

5/10日付
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ネット動画関連イベント初出展 陸幕広報室

 「ニコニコ動画」のイベントで陸自車両などを展示し、大勢の若者が詰め掛けた陸自ブース(4月29日、千葉市の幕張メッセで)
 全国で延べ2000万人以上が登録する人気の投稿動画配信サービス「ニコニコ動画」を運営する会社が主催の大型イベント「ニコニコ超会議」が4月28、29の両日、千葉市の幕張メッセで開催され、陸幕広報室が陸自ブースを出展して自衛隊の任務や活動をPRした。
 陸自ブースでは空挺団の軽装甲機動車と高機動車を中央に配置し、大勢の若者が高機動車に乗車するなどして陸自の一端を"体験"。後方のパネルでは「陸上自衛隊PKO20年のあゆみ」と題して、これまで自衛隊が世界各国で行ってきたさまざまな国際貢献の歴史を写真と解説記事で振り返るとともに、今もハイチ、ジブチ、東ティモール、南スーダンで続く自衛隊の国際協力活動を来場者にPRした。
 また、近未来型のヘッドセットやヘッドアップディスプレーなどを装備した先進個人装備試作品の展示や、映像写真中隊による記念写真のコーナーが人気だった。期間中、同イベントには9万人以上が訪れ、陸自ブースには青少年や女性層など約1万2000人が訪れた。
 陸自では昨年からニコニコ動画で東富士演習場での総合火力演習や日本武道館での自衛隊音楽まつりの動画配信を行っており、若年層を中心に人気の生放送となっている。

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