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[転載]天皇陛下 叡慮

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天皇、皇后両陛下 御尊影











謹んでお伝えいたします。


畏くも、天皇陛下におかせられましては、英国行幸(ぎょうこう、みゆき)にあたり叡慮を臣民に賜わりました。

以下全文


この度、エリザベス二世女王陛下より、即位60周年に当たり、各国の君主を招いて催す午餐会に御招待を頂き、皇后と共に英国を訪問することになりました。ここに女王陛下の御招待に対し深く感謝いたします。

女王陛下の戴冠式が行われたのは、戦後、日本との平和条約が発効した翌年、1953年6月のことでした。当時19歳の私は、昭和天皇の名代として式に参列し、その機会に欧米諸国を訪問いたしました。様々なことを学び、経験した旅でしたが、戦争により荒廃した国土から訪れた者として、訪問した多くの国の人々が豊かに生活していることに胸をつかれ、そのことが深く心に残りました。当時の英国の対日感情は、厳しい状況にあると聞いており、事実、英国の一地域においては訪問が受け入れられなかったような事態もありましたが、チャーチル首相始め、知日英国人、在英大使館員などの尽力により、私自身はそのような雰囲気をあからさまに感じるようなことに遭遇することはありませんでした。関係者の心配りによるものであったことと思います。戴冠式では女王陛下を始め、英国の王族、外国からの代表とお会いし、興味深く、楽しい時を過ごすことができました。それからほぼ60年、女王としてのお務めを今もお元気に果たしていらっしゃる女王陛下に、この度お祝いをお伝えする機会を持てますことを誠にうれしく思います。この時の戴冠式に出席しておられた外国からの代表で、私と同じく、この度再びお祝いの席に出席される方は、ベルギーの現国王アルベール二世陛下お一方と聞いています。この時、ボードワン国王陛下の名代として参列しておられたアルベール陛下は18歳、私は19歳という、参列者の中でも最も若いうちの2人でした。この度午餐会に出席なさる方々には、これまでに日本や、それぞれの国でお会いした方が多く、その方々との旧交を温めることも楽しみにしています。


今回の旅行に先立ち、この2月に心臓の手術を受けたことで、多くの国民に心配を掛けました。沢山の人々が心を寄せ、お見舞いの気持ちを表してくれたことに深く感謝しています。現在運動を通してリハビリに努めているところですが、健康を取り戻してきているように感じています。


この度訪れる英国からは、東日本大震災に当たり、まず救援隊が派遣され、その後も、様々なチャリティ活動を通じて被災者への支援が行われてきました。訪英に当たり、関係者とお会いし、私ども、そして日本国民の感謝の気持ちを伝えたいと思います。





畏くも、天皇、皇后両陛下におかせられましては本日、第14回IACIS(国際コロイド・界面科学者連盟)国際会議の開会式ご親覧の為、宮城県へ行幸啓あそばされます。
2月に冠動脈バイパス手術を受けあそばされて以来、公務での地方行幸は初めてですが、13日午前には津波で被害を受けた仙台市若林区の仮設住宅で暮らす被災者を見舞われる予定です。
畏くも天皇陛下におかせられましては、「どうしても被災者を見舞いたい」との強い叡慮を示しあそばされたものです。
常に臣民(国民)とともにあられる、陛下の叡慮にただ感謝、感激であります。
ご不例ご平癒ならぬ玉体、過密日程にあって粛々とご公務をなされる両陛下。
常に日本国の安寧と、臣民が幸せであることを願われる両陛下。

日本人として、陛下の臣民として生をうけたことを幸せに思います。
そして、皇室とともに歩んだ先人・先祖を敬い感謝し、よい国を子孫へと願ってやまないのです。





君が代が千代に八千代に続くことを願ってやみません。

天皇陛下、皇后陛下、皇族方におかせられましては、いつまでもお健やかであられるよう祈念いたします。


尊 彌榮 彌榮 彌榮

日本國民(やまと民族)は皇室と共に・・・・


天皇陛下、皇后陛下 萬歳 萬歳 萬歳








聖寿萬歳


転載元: 美しい国


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