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西日本豪雨 陸路寸断、海自が救援に全力 隊員に教訓を聞く

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西日本豪雨 陸路寸断、海自が救援に全力
隊員に教訓を聞く

2018年9月4日更新

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(↑「朝雲アーカイブ」にて大きく掲載しています)



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 呉市倉橋島地区の住民に対し、給水支援を行う「水中処分母船4号」の乗員=7月9日


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 乗員の誘導のもと、慎重に輸送艦「しもきた」に搭載される大型タンクローリー(7月10日、広島市の宇品港で)
人命救助、被災者や燃料車を輸送
 「陸路はすべて寸断された。海からの救援に全力をあげよ」――。西日本豪雨で地元の呉・江田島地区も大きな被害を受けた海自呉地方隊では、広島県南部の道路封鎖を受け、艦船を使っての「海からの救援」に力を注いだ。当時、捜索隊や救援物資の海上輸送などに従事した呉基地の「水中処分母船4号」、輸送艦「しもきた」、エアクッション艇(LCAC)の乗員に今回の災派活動での教訓を聞いた。(聞き手・菱川浩嗣)

狭い海峡で力を発揮「水中処分母船4号」船長 松岡一徳1尉
 ――災派出動の経緯は。
 松岡一徳船長 (豪雨災害が発生した)7月6日午後9時に呼び出しがあり、船の中で待機していた。翌朝、出動を命じられ、約40人の「捜索隊」を乗せて呉を出港、被害が出た呉市阿賀の現場へ向かった。海岸300メートルまで近寄り、ボート2隻を使って作業隊、警備犬班、移動衛生隊からなる「捜索隊」を陸上に送り届けた。
 ――その後の行動は。
 松岡 8日からは水と非常食を倉橋島に輸送した。ポリタンクに水を入れ、1世帯あたり15リットルの水を船から人力で届けた。10日には呉市・下蒲刈島の病院から給水の要請があった。陸自がピストン輸送しているが、片道2時間かかるということで、まず船が横付けできるか乗員が調査し、11日に現地入りした。岸壁では船からホースで陸自の給水車に真水を供給した。
 ――今回得られた教訓は。
 松岡 常日頃から災害時をイメージし、準備や訓練をしておくことが大切だ。当船にとっては初めての災派だったが、この船は小回りが利くので、今回のように狭い海峡を通り、小さな港で活動する場合、海自艦船の中でも特に力が出せる。「水中処分母船」は各地方隊に1隻と沖縄の計6隻あるので、災害時は海からの救援でぜひ活用してもらいたい。

ニーズの変化に対応 チームワークで柔軟に 輸送艦「しもきた」1分隊
森本哲之3尉 樋口明義2曹
 ――今回の災派で「しもきた」が担当したことは。
 森本哲之3尉 当初は呉港で入浴支援に従事したが、その後、・・・





 防衛関連ニュース

モンゴルで多国間共同訓練「カーン・クエスト18」
(2018年6月14日~28日)

2018年9月4日更新

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 PKO活動中に負傷した隊員を救出する陸自隊員


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 モンゴル軍の車両を使用し、「車列警護」の訓練を行う陸自隊員(左)ら
・・・他
日本からは中央即応連隊の39人「群衆対処」など要領確認
 米、モンゴル共催の多国間共同訓練「カーン・クエスト18」が6月14から28日まで、モンゴルの首都ウランバートルの南西約50キロにあるファイブヒルズ訓練場で行われた。
 陸自からは陸上総隊(朝霞)の教官要員4人と中央即応連隊(宇都宮)の35人が参加。外国部隊と共同してPKO活動の基本となる「群衆対処」「IED(即席爆発装置)対処」「救護」「巡察」「共同検問」「車列警護」などの訓練に臨んだ。また、陸上総隊司令部の2人はPKOミッション司令部で指揮幕僚活動を演練した。
 このうち「群衆対処」は、群衆が・・・





 防衛関連ニュース

日本の防衛を支える<11>
株式会社サイトロンジャパン 渡邉晃社長に聞く

2018年9月4日更新

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 伊ベレッタ社製品の売り上げに最も貢献した代理店に贈られる「2016 FIRE ARMS PERFORMANCE賞」を受賞したサイトロンジャパンの渡邉社長(左端)=昨年3月、独ニュルンベルク市で


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 ポリウレタンゴム製の「トレーニング・ラバーガン」を使用し、上陸訓練を行う陸自隊員
 今年3月、陸自に新編された「水陸機動団」の訓練は、ボートや水陸両用車を使っての海上からの上陸が主となるため、隊員は通常、ラバー(硬質ゴム)製の模擬銃「トレーニング・ラバーガン」を使用する。海水に濡れたり砂が内部に入ると、実銃は故障の原因となるからだ。
 この訓練用ラバーガンを防衛省に納入しているのが官公庁向けの専門商社「サイトロンジャパン」(本社・東京都新宿区)だ。
 ラバーガンは適度に柔らかく形状に丸みを持たせ、格闘訓練中に相手に与えるダメージが少ないのが特徴。実銃とほぼ同じ重量・バランスで成型されており、実際と同様の訓練ができる。同社は陸自が求めるこの訓練銃の国内総代理店として、計画通りに納入することで水機団の訓練を支えている。
ハイテク装備品を製造・販売
 同社ではこのほか、自衛隊や警察が使用するナイトビジョン(暗視装置)や拳銃に装着して使用するレーザー照準器など、各種ハイテク装備品も輸入。国内には自社工場もあり、双眼鏡なども製造・販売している。
 「じつは自衛官が購入している双眼鏡の大半は当社の製品です。また海自の・・・
 ◇株式会社サイトロンジャパン
 1961年6月創業。本社は東京都新宿区。従業員24人。伊ベレッタ、米セレストロン、米ヴォルテックスの3社の日本総代理店を兼ねる。光学機器、銃器、個人装備品などの輸入・販売を手掛け、主な取引先は防衛省、警察庁、海上保安庁など。





 防衛関連ニュース

米軍オスプレイ5機 10月に横田基地配備
沖縄県以外で初
(2018年10月1日)

2018年9月4日更新
 防衛省と外務省は8月22日、米空軍の輸送機「CV22オスプレイ」5機が今年10月1日から米軍横田基地(東京都福生市など)に正式配備されると発表した。在日米軍から日本政府に連絡があった。今後、順次増やして2024年頃までに10機態勢になる見込みという。
 現在、沖縄県の米軍普天間基地(宜野湾市)には米海兵隊のMV22オスプレイが24機配備されているが、沖縄県以外の在日米軍基地にオスプレイが配備されるのは初めてとなる。





 防衛関連ニュース

館山システム通信分遣隊 服務無事故を10年間
強い意志で偉業達成
(2018年7月25日)

2018年9月4日更新
 【館シ通分=館山】館山システム通信分遣隊(隊長・本岡幸司3佐)は7月25日、「服務無事故記録3650日」を達成した。歴代隊長の指導と、期間中に在隊した全隊員の「事故を起こさない」という強い意志が10年間無事故の偉業達成につながった。
 同分遣隊の前身は館山航空基地隊隷下の館山航空通信隊で、14年3月の部隊改編により、システム通信隊群所属の横須賀システム通信隊館山システム通信分遣隊に名称が変更され開隊した。
 この間、・・・





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