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豊田前次官が離任 橋新次官ら大勢の職員に見送られ
（2018年8月3日）
2018年8月7日更新
大勢の隊員の見送りを受けて、退庁する豊田前次官（中央）。その左後方は橋新次官（８月３日、防衛省で）
防衛省で８月３日、豊田硬前事務次官の離任行事が行われた。
豊田前次官は講堂に集まった約６００人の省幹部を前に約１年間の在任期間を振り返り、関係者に謝意を表明。その上で、かつての竹河内捷次統幕議長や森勉陸幕長の名前を挙げ、さまざまな困難を乗り越えて実現に至った３自衛隊の統合運用の開始や、駐屯地・基地内の託児所開設など、自らも携わってきた施策を例に、「旧習に甘んずることなく、時代の要請に応え、これまでの・・・
防衛関連ニュース
英海軍「アルビオン」が晴海に入港、
「瀬取り」の監視活動の一環でアジア太平洋に派遣
（2018年8月3日~8日）
2018年8月7日更新
レインボーブリッジをくぐり、晴海ふ頭に入港する英海軍のドック型輸送揚陸艦「アルビオン」（いずれも８月３日、東京・晴海ふ頭で）
北朝鮮船舶による密輸行為「瀬取り」の監視活動の一環としてアジア太平洋地域に派遣された英海軍のドック型輸送揚陸艦「アルビオン」(満載排水量約１万７０００トン)が８月３日から８日まで、東京・晴海ふ頭に寄港している。３日に行われた入港歓迎式には渡邉剛次郎横須賀総監が出席し、同艦の活動を高く評価。海自は交歓行事などを通して日英交流を深めている。
ティム・ニールド艦長以下乗員約５００人を乗せた「アルビオン」は３日午前９時半、水陸両用車「バイキング」を後甲板に積み、晴海ふ頭に接岸した。歓迎行事には白根勉掃海隊群司令、ポール・マデン駐日大使らが出席した。
渡邉総監はあいさつで、２０１６年に日英米３カ国の海軍種リーダー間で合意したシーレーンを通じた自由な商業・貿易への協力について触れ、「共通の海洋戦略に基づく英海軍のこの地域の海洋安全保障への関与を歓迎する」と述べた。
マデン駐日大使は「本日の入港は・・・
防衛関連ニュース
空幕長、英空軍記念行事に参加 英参謀長らと意見交換
（2018年7月9日~15日）
2018年8月7日更新
ＲＩＡＴの会場で英空軍参謀長のヒリアー大将（左）と言葉を交わす丸茂空幕長（７月１４日、英グロスタシャー州のフェアフォード空軍基地で）
【空幕】丸茂空幕長は７月９日から１５日まで英国に出張し、「英空軍創立１００周年記念行事」をはじめ、エア・パワー・カンファレンス（ＡＰＣ）とロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥー（ＲＩＡＴ）に出席、英空軍参謀長のスティーブン・ヒリアー大将らと会談も行った。
空幕長は１０日に英空軍の記念行事に出席後、１１、１２の両日は「次世代の空軍の確立」をテーマに開かれたＡＰＣに参加。
１３、１４日はＲＩＡＴ会場を視察し、会場で・・・
防衛関連ニュース
警察、消防、海保と連携 各地で募集合同説明会
奈良、静岡、滋賀
2018年8月7日更新
自衛隊、警察、消防の３者合同で開かれた説明会で自衛隊の魅力を語る橿原地域事務所長の巻口和香子３陸佐（壇上）＝７月１４日、奈良県文化会館で
受験希望者に「職業としての自衛官の概要」を伝える静岡募集案内所長の谷本明１海尉（７月７日、静岡県庁別館で）
〝安全・安心〟の担い手に
「消防が第１志望ですが、お話を聞いて自衛隊にも興味が出てきました」――。７月の高校生への募集解禁で、全国の地本が夏休み中の高校生への広報に力を入れる中、ライバルの警察、消防、海保とタッグを組んで活動する試みも行われている。奈良地本は県警などと協力して「安全・安心系公務員」と称し、初の合同広報活動を実施、多くの公務員志望者の注目を集めた。
多様な職種など魅力伝える 消防、警察と公務員合同説明会 奈良
【奈良】地本は７月１４日、奈良県内で初めて自衛隊、警察、消防合同の「安全・安心系公務員合同職業説明会」を開催したところ、大きな注目を集め、６８人が参加した。
公務員志望の高校生らにとっては、第１志望から第３志望としている自衛隊・警察・消防の仕事内容を一度に聞けるとあって、多くの若者が来場した。
最初に地本、県警、奈良市消防局、生駒市消防本部などの担当者が順番にそれぞれの職業について説明。その後、参加者は３個グループに分かれ、各機関の説明会場を回り、試験制度など詳しい説明を聞いた。
奈良地本は・・・
女性に配慮した環境アピール 合同採用ガイダンスｉｎ静岡
【静岡】地本は７月７、８の両日、静岡県庁別館で公安系３機関による「合同採用ガイダンスｉｎ静岡」を開催した。
自衛隊、県警、静岡市消防局、清水海上保安部が参加し、最初に各機関の紹介が行われた後、それぞれ個別のブースで詳しい業務内容と採用制度の説明などが行われた。
自衛隊ブースでは陸海空自の部隊に勤務する男女の自衛官が自身の体験談を披露、・・・
「就活の幅が広がった」滋賀で公務員合同説明会 高校生ら４０人が参加
【滋賀】地本は７月１日、大津びわ湖合同庁舎で「安心安全系滋賀公務員合同職業説明会」を開いた。
同説明会は滋賀県警察本部や各自治体消防と合同で立ち上げ、今年１月に県内で初開催した。今回は高校３年生への募集が解禁となる７月１日に企画し、当日は高校生や専門学校生ら男女約４０人が参加した。
最初に募集課長の辻田真一郎２陸佐が・・・
防衛関連ニュース
テレビで自衛官募集をPR 陸海空の女性隊員が出演 青森
（2018年7月4日）
2018年8月7日更新
地元テレビ局の番組に出演した（右から）尾陸士長、松澤１空士、小林海士長（７月４日、青森テレビで）
【青森】青森テレビ（ＡＴＶ）で夕方放送されている情報番組「わっち!!」に７月４日、地元の自衛官が出演した。
地本の依頼で実現したもので、９後支連（八戸）の尾沙羅陸士長、２５航空隊（海大湊）の小林萌海士長、４２警群（空大湊）の松澤桃花１空士ら女性隊員が出演。
３人は青森県内の自衛隊イベント情報や、女性隊員の活躍の様子などを分かりやすく説明し、最後に「青森地本の各事務所にお気軽にお問い合わせ下さい」と締めくくった。
防衛関連ニュース
沖縄に夏告げる「那覇ハーリー」
陸自15旅団、日米混成チーム参戦!
2018年8月7日更新
決勝戦で、地元消防などを相手に大接戦を繰り広げる１５旅団ハーリーチーム（手前）＝いずれも那覇港で
米海兵との混成チーム「ダブルドラゴンズ」で指揮を執る上地曹長
１５旅団と混成チームの両監督を務めた上地曹長は、表彰式で城間幹子那覇市長（右）から２位の景品を授与された
チームワークと持久力競う 日米混成チームが初出場
沖縄に夏を告げる「第４４回那覇ハーリー」がこのほど、沖縄県那覇港新港ふ頭で開催され、１５旅団と日米混成の２チームが参戦した。
１５旅団のハーリーチームは初優勝した昨年度に続き２度目の参加。今年は米海兵隊９工兵支援大隊との混成チーム「ダブルドラゴンズ」も参加した。日米の隊員は課業外の時間を活用し、約１カ月間にわたり練習に励んだ。
海の安全や豊漁祈願
今年の那覇ハーリーには全日程で８１チームが出場し、１５旅団が参加したトーナメントでは９チームで競漕、共に海の安全や豊漁を祈願した。約３０～４０人が「爬竜船」に乗り込み、１試合３チームが出走。４００メートルの距離を往復して・・・