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B747政専機 千歳基地航空祭でラストフライト
予備機も含めた初の地上展示も
(2018年7月22日)
2018年8月1日更新
【千歳】「千歳基地航空祭」が7月22日に行われ、航空ファンや家族連れなど約8万4千人の来場者でにぎわう中、今年度で退役予定のボーイング747・400政府専用機が同航空祭でのラストフライトを飾った。
政専機は単独で航過飛行したあと、航空祭では初となる2機が並んでの地上展示が行われ、注目を集めていた。
午後は4空団11飛行隊ブルーインパルス(松島)が飛行したほか、昨年のレッドブル・エアレースで・・・
防衛関連ニュース
陸自の17部隊に2級賞状 駐屯地業務で優れた功績
(2018年7月18日)
2018年8月1日更新
山崎陸幕長(左)から2級賞状を授与される幹部候補生学校長の鬼頭健司将補。その右後方は受賞16個部隊長(7月18日、陸幕で)
駐屯地業務において優れた功績を挙げた陸自の17個部隊に7月18日、山崎陸幕長から2級賞状と副賞が授与された。
授与式は陸幕会議室で行われ、陸幕の田副長、森下泰臣人教部長ら各関係部長が立会。山崎陸幕長は賞状を各部隊長に授与後、「諸官らがリーダーシップを発揮し、全国の業務隊の模範となり、成果の普及に努めてほしい。『リーディング業務隊』としての栄冠を勝ちとったことに誇りを持ち、これからも士気高らかに勤務してもらいたい」と訓示した。
◇受賞部隊の功績の概要は次の通り(カッコ内は隊長名)。
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防衛関連ニュース
海自遠洋練習航海部隊 所感文 フジャイラ~アブダビ
2018年8月1日更新
砂漠に築かれた近代都市アブダビを艦上から見つめる実習幹部たち(6月26日、アラブ首長国連邦アブダビ沖で)
「かしま」艦内での術科競技で「手先信号」の訓練を行う実習幹部(6月25日)
アラブ首長国連邦のアブダビ寄港中、同国の戦没者慰霊碑「ワーハト・アル・カラーマ」も訪れた(アブダビで)
・・・他
中東に見る、伝統と発展の融合
世界一周中の海自の30年度遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」と護衛艦「まきなみ」で編成、実習幹部191人を含む計584人)は6月26日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに入港した。同隊はUAEのフジャイラを訪問後、ホルムズ海峡を通過してペルシャ湾内に入った。以下は実習幹部たちによる中東訪問第1弾の所感文。
百聞は一見にしかず 山田 将輝 3海尉
6月22日、炎天下の中、アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラに入港した。
本や映画で見るような「砂漠にラクダの群れ」「ターバンを巻いた男性」などを目にすることを心待ちにしていたが、野生のラクダはおらず、街中の男女ともある程度自由な服装をしていた。しかしショッピングモール内にもイスラム教の祈りの場所があり、国民にとってのイスラム教の大切さを実感した。
「百聞は一見にしかず」というが、実際に自分で見聞きすると、想像とは全く違うこともあるのだと思った。
文化の違いを尊重 八巻 将崇 3海尉
人生初の中東では、日本とは全く異なる自然や文化を経験できた。フジャイラの山には植物は見当たらず、荒々しい山肌や岩を目の当たりにした。
女性は「アバヤ」と呼ばれるフードのようなものを被り、素肌を隠すのが常識のようだったが、女性の実習幹部が強制されることはなかった。イスラム圏は厳格なイメージだったが、UAEは文化の違いに寛容な国だった。
どこの国に行っても文化の違いがある。我々は全ての文化を尊重し、各寄港先のマナーを受け入れる姿勢が大切だと感じた。
互いを理解する心養う 芦田 拳人 3海尉
異なる環境・人種・文化の中に身を置いたとき、そこから受けた印象や空気を「自分の中に取り込む」ことが重要であると、約1カ月の航海で考えるようになった。相互不理解によって生じる紛争が多々ある中で、・・・
防衛関連ニュース
露軍艦が相次ぎ宗谷海峡を航行
(2018年7月16日)
2018年8月1日更新
7月16日午前3時ごろ、ロシア海軍の「ナヌチカⅢ」級ミサイル護衛哨戒艇2隻(満載排水量670トン、艦番号418、450)が北海道・宗谷岬の北西約50キロの海域を東進するのを海自1ミサイル艇隊(余市)のミサイル艇「わかたか」が確認した。
2隻はその後、宗谷海峡を東航してオホーツク海に入った。
また、同日午後3時ころには、露海軍の「・・・
防衛関連ニュース
陸自中部方面音楽隊アルバム「いのちの音」発売
5名様にプレゼント
2018年8月1日更新
陸自中部方面音楽隊でボーカルを務める鶫3曹
発売された「いのちの音」アルバムジャケット
〝陸自の歌姫〟鶫真衣3曹を前面に 命の大切さ ハーモニーに乗せて
陸自中部方面音楽隊(隊長・柴田昌宜3佐)の〝歌姫〟鶫(つぐみ)真衣3曹のメジャーデビューアルバムとなる『いのちの音』が6月27日、日本コロムビアから発売された。本作品は鶫3曹作詞の中方音オリジナル曲『いのちの音』を軸に、「命の大切さ」を訴えるさまざまなスタンダード曲を収録。鶫3曹の美しい歌声を堪能できるボーカル主体のアルバムとなっている。
中方音隊長柴田3佐「吹奏楽の力強さ、繊細さを表現」
初のメジャーデビューアルバムとなる『いのちの音』について、作詞とボーカルを担当した鶫3曹は、制作の舞台裏を次のように話す。
「これは私が自衛隊に入隊し、配属されてから書いた詞です。日々の生活に追われている時や、訓練を受けている時にふと立ち止まって耳を澄ませると、そこには笑い声だったり、泣き声だったり、いろんな声が聴こえました。そういった人の声はすべて『命の音なんだ』と感じられました。音楽が一つ一つハーモニーとして感動と迫力を与えるように、命の音もハーモニーにして自分たちも前を向いて進めたらいいなと思い、そういうメッセージを込めて書き上げました」
アルバム収録曲はオリジナル『いのちの音』のほか、『いのちの名前』『いのちの理由』『いのちの歌』など、命の大切さや家族、友人など大切な人たちのことを思うような曲を中心にラインナップしている。
演奏を指揮した中方音隊長の柴田3佐は「・・・
◇陸自中部方面音楽隊アルバム「いのちの音」5名様にプレゼント
『いのちの音』を5名様にプレゼント。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、〒160―0002東京都新宿区四谷坂町12の20 KKビル 朝雲新聞社営業部にお申し込みを。締め切りは8月17日(当日消印有効)。