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空自スクランブル 4～6月の緊急発進271回
中国機が過去最多年度に次ぐ水準
2018年7月24日更新
緊急発進の対象となった中国機とロシア機の飛行パターン例
統幕は７月18日、平成30年度「第１四半期（４～６月）」の空自戦闘機による緊急発進（スクランブル）回数を発表した。
緊急発進回数は前年同期（２２９回）比約２割増の２７１回で、四半期ごとの公表を開始した17年度以降、同期ベースでは過去３番目に多い回数となった。
このうち対中国機が１７３回（全体の約64％）で、過去最多回数を記録した28年度の同時期（１９９回）に次ぐ水準となった。今期は、戦闘機（推定）やＨ６爆撃機などが沖縄本島と宮古島間の宮古海峡を４月だけで５回飛行するなど、活動の活発化が目立った。
一方、・・・
防衛関連ニュース
ベトナム国防次官と小野寺防衛相が会談
防衛協力推進で一致
（2018年7月4日）
2018年7月24日更新
防衛協力の推進で一致する小野寺防衛相（左）とベトナム国防次官のヴィン陸軍上将＝７月４日、防衛省で
小野寺防衛相は７月４日、第６回「日越次官級協議」に出席するため来日したベトナム国防次官のグエン・チー・ヴィン陸軍上将と防衛省で会談し、日越間のさらなる防衛協力・交流の推進で一致した。
小野寺大臣は今年４月に来日した同国のゴ・スアン・リック国防相との間で防衛協力・交流の指針となる「共同ビジョン」に署名したことを踏まえ、「ベトナムとの防衛交流をさらに深め、東・南シナ海を含めた『航行の自由』をしっかりと確保していくことが大事だ」と述べた。
これに対し、ヴィン国防次官は、・・・
防衛関連ニュース
北朝鮮船籍タンカー「瀬取り」の9例目公表
（2018年7月4日）
2018年7月24日更新
接舷しホースを接続する北朝鮮船籍タンカー「ＡＮＳＡＮ１号」（左）と船籍不明の船舶（６月２９日午前１１時１５分ごろ、東シナ海の公海上で）＝護衛艦「せんだい」が撮影
国連の制裁対象となっている北朝鮮船籍タンカー「ＡＮ ＳＡＮ １号」が６月２９日、船名を「ＨＯＰＥ ＳＥＡ号」と偽装した上、東シナ海の公海上で船籍不明の船舶に横付けし、制裁逃れの密輸目的で物資を積み替える「瀬取り」を行った疑いがあることを防衛省が７月４日、発表した。
海自１４護衛隊（舞鶴）所属の・・・
防衛関連ニュース
海賊対処30次隊「あけぼの」がEU伊艦と訓練
（2018年7月11日）
2018年7月24日更新
アデン湾で共同訓練を行う海自の護衛艦「あけぼの」（手前）とイタリア海軍のフリゲート「カルロ・マルゴッティーニ」（７月１１日）
ソマリア沖・アデン湾で船舶護衛の任務に当たっている海賊対処行動水上部隊３０次隊の護衛艦「あけぼの」は７月１１日、欧州連合（ＥＵ）海上部隊に所属するイタリア海軍のフリゲート「カルロ・マルゴッティーニ」（満載排水量５９８０トン）とアデン湾で共同訓練を行った。
指揮統制官は、海自が３０次隊指揮官の中村譲介１佐、ＥＵ側は伊艦艦長のライ中佐がそれぞれ務め、通信、戦術運動、写真撮影の各訓練を行った。
防衛関連ニュース
海賊対処航空隊32次隊が出国
（2018年7月26日、8月3日）
2018年7月24日更新
ソマリア沖・アデン湾で海賊対処任務に当たる海自航空部隊の交代のため、７月２６日、海自那覇基地から３２次隊の要員約３０人を乗せたＰ３Ｃ哨戒機２機がアフリカのジブチに向け出発する。３２次隊は５空群（那覇）の長谷川裕介２佐（５２飛行隊長）を指揮官に隊員約６０人で編成。クルー以外の要員は８月３日、・・・
防衛関連ニュース
3自セントラルバンドが演奏会 2400人の聴衆を魅了
（2018年7月7日）
2018年7月24日更新
「平成３０年度陸・海・空自衛隊合同コンサート」が７月７日、埼玉県川越市のウェスタ川越大ホールで行われ、陸自中央音楽隊（朝霞）、海自東京音楽隊（上用賀）、空自航空中央音楽隊（立川）が共演し、来場した約２４００人の聴衆を魅了した。同コンサートは平成９年から開催され、今回で２１回目。
主催の防衛省を代表して土本英樹審議官のあいさつの後、第１部「単独演奏」が開演。先陣を切った空音は豊浦裕基１空尉のタクトで楽曲『ユー・レイズ・ミー・アップ』などを演奏した。
続いて陸自中音が隊長の樋口孝博１陸佐のダイナミックな指揮で、スウェーデン民謡『私が１８歳になったとき』などを演奏。最後に登場した海自東音（指揮・樋口好雄隊長）は世界で初演となる『・・・