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西日本豪雨 捜索、生活支援 懸命に 自衛隊、3万人超を災派

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西日本豪雨 捜索、生活支援 懸命に
自衛隊、3万人超を災派

2018年7月20日更新

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 46普連長の日正暁1佐(左手前)らから状況説明を受ける小野寺防衛相。右端は13旅団長の鈴木直栄将補(7月16日、広島市安芸区で)=防衛省提供


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 安倍首相(右)から握手で激励を受ける10特連1大隊本管中隊先任上級曹長の小林弘幸1曹(7月11日、岡山県倉敷市の岡田小学校で)=官邸HPから


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 夜間に冠水地域で行方不明者の捜索活動を行う50普連の隊員たち(7月11日、高知県幡多郡大月町で)
 7月5日から8日にかけて西日本を中心に襲った記録的な豪雨災害の被災地で、防衛省・自衛隊は18日現在、約3万1250人態勢で、主に広島、岡山、愛媛の3県を中心に懸命の捜索活動と被災者の生活支援に当たっている。11日には即応予備自衛官も招集され、翌12日から約300人規模で広島県を中心に被災者への生活支援を開始した。即応予備自の招集は東日本大震災(2011年)、熊本地震(16年)に続き3回目。安倍首相は11日に岡山県、13日に愛媛県を視察し、災害派遣活動に当たる自衛隊員を激励。16日には小野寺防衛相が広島県を訪れ、陸自海田市駐屯地をはじめ、海自の呉・江田島基地や護衛艦「かが」などを視察し、記者団に「昼夜を分かたず不明者の捜索救助や給水・入浴支援などの災派任務に励む隊員諸君を目の当たりにし、大変頼もしく感じた」と述べた。

首相、防衛相が隊員を激励
 小野寺大臣は7月17日、岡山県倉敷市真備町で路上に瓦礫が堆積し、復旧の妨げになっていることを受け、同日から隊員1000人とダンプカー70台、重機20台を増強することを表明した。
 大臣は官邸で記者団に「昨日、広島県で活動する陸海空の部隊や海自の学生たちの活動を視察した。連日35度を超える酷暑と、基地自体が被災して断水した厳しい状況の中で、多くの隊員たちが冷房のない宿営地のテントで寝泊りしたり、沢の湧水で体を洗ったりしながらも、川に堆積した土砂を黙々とさらって行方不明者を捜索し、民家に流れ込んだ土砂を1軒1軒かき出していた。できる限り一人一人の隊員に声を掛け、激励してきた。今後とも防衛省・自衛隊としてしっかり災害に対応していきたい」と述べ、不明者捜索や被災者に寄り添った生活支援に全力で取り組む姿勢を強調した。
 これに先立ち、・・・





 防衛関連ニュース

グラフ特集 西日本豪雨
水を物資を届ける 不明者を探し出す

2018年7月20日更新


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 行方不明者の捜索活動に出動した海自舞鶴地方隊では水中処分隊のダイバーたちが増水した河川に横一列に並び、水中や川底の捜索に当たった(7月10日、京都府舞鶴市竹屋の高野川河口で)


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 陸路が寸断された被災地を救援するため、海上から飲料水を輸送し、陸揚げする「水中処分母船4号」の乗員ら(7月9日、呉市倉橋島地区で)


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 陸自中方ヘリ隊(八尾)のCH47輸送ヘリで広島市内から呉基地に空輸されたパン2万4000食をトラックに積み込む海自の隊員たち(7月10日、呉教育隊グラウンドで)
・・・他





 防衛関連ニュース

西日本豪雨「かが」「いなづま」など艦艇が入浴支援
(2018年7月8日~)

2018年7月20日更新

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 輸送艦「しもきた」の格納庫に開設された大型浴場で憩いの時間を過ごす利用者たち(7月9日、いずれも呉基地で)


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 風呂上がりに呉音楽隊の演奏を楽しみ、隊員(左)と触れ合う家族(7月9日、ヘリ搭載護衛艦「かが」で)
被災者に安らぎのひととき
 甚大な被害をもたらした西日本豪雨の影響で広島県の呉、江田島両市が断水したことを受け、海自の呉地方隊は7月8日から呉基地で艦艇などによる入浴支援を展開している。ヘリ搭載護衛艦「かが」、護衛艦「いなづま」「さざなみ」「さみだれ」、補給艦「とわだ」、潜水艦救難艦「ちはや」は艦内の浴場を被災者に順次開放し、輸送艦「しもきた」は格納庫に大型の浴槽を設置。一日平均約2500人の被災者が訪れ、安らぎのひとときを過ごしている。「とわだ」の林泰弘艦長は朝雲新聞の取材に対し、「被災者の方が少しでも快適に入浴していただけるよう、万全の態勢構築と関係部隊との緊密な連携に努め、支援に当たっている」とコメントを寄せた。

海自呉地方隊 飲料水給水、音楽演奏も
 入浴支援は、呉基地係船堀地区に停泊する「かが」「いなづま」「しもきた」と近傍の乗員宿泊施設「からす小島艦艇乗員待機所」で8日から開始された。
 江田島市民は同市飛渡瀬(ひとのせ)地区の「エアクッション艇(LCAC)整備場」からLCACに乗り込んで洋上から、呉市民はマイクロバスに乗って陸路で呉基地に到着。男女ごとに各艦艇に分かれて温かい風呂で汗を流した。
 艦内では乗員用の洗濯機も開放され、被災者は持ち込んだ衣服を洗濯したほか、入浴後は呉音楽隊の慰問演奏を聴いて心を癒やすなど、リラックスした時間を過ごした。
 翌9日からは「さざなみ」「とわだ」が加わり5隻体制に。この後、「しもきた」が・・・





 防衛関連ニュース

西日本豪雨 江田島学生も救援活動
倒木の撤去作業や給水支援など
(2018年7月12日~)

2018年7月20日更新

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 酷暑の中、スコップと一輪車を使い、土砂や倒木の除去作業を行う1術校の学生たち(7月12日、いずれも江田島市で)


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 1術校敷地内(旧江田島クラブ)で地域住民(右)に給水支援を行う1術校と幹候校の学生(7月13日)
 1日も早い復旧を――。
 海自1術科学校(中畑康樹学校長)と幹部候補生学校(齋藤聡学校長)の学生たちは7月12日から、広島県江田島市内で土砂や倒木の撤去作業や給水支援などの災害派遣活動を行っている。
 江田島市は狭い道が多く、土砂が崩れ落ちると通行不能となってしまう。変わり果てた町を目の当たりにした学生たちは、35度を超える炎天下、「地域住民の手助けをしたい」という強い気持ちで、汗を流しながら慣れない手つきでスコップや一輪車を使い、車が進入できる道まで人力で土砂などを運んだ。
 両校の学生たちは12、13日に続き、3連休も返上して活動に従事した。
 1術校広報係長の端場勝也1尉は「1日も早く復旧して、みなさんに平穏な日々を送っていただきたい。少しでも何か手伝えれば、という気持ちで活動に当たっています」と語る。また、全国の基地見学希望者に向けては「交通や断水が解消したら、ぜひ歴史ある江田島に足を運んでもらえたらうれしい」と話していた。
 一方、・・・





 防衛関連ニュース

シンガポールでADSOMプラス 真部防衛審議官が出席
(2018年7月11日~13日)

2018年7月20日更新
 真部朗防衛審議官は7月11日から13日までシンガポールを訪問し、「拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議」=ADMMプラス=の高級事務レベル年次会合「ADSOMプラス(ASEANDefenceSeniorOfficials'Meeting-Plus)」に出席した。
 ADSOMプラスには、ASEAN10カ国に日米豪韓などアジア太平洋地域の8カ国を加えた18カ国から次官級の関係者が参加。今年秋にシンガポールで開催されるADMMプラスのテーマをめぐって議論したほか、ADMMプラスの・・・





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