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アルプス・レスキュー始動 初の防災訓練参加
大型ヘリ投入 13普連
(2018年6月18日)
2018年7月19日更新
焼岳噴火・登山客を救え
【13普連=松本】13普連は6月18日、夏の登山シーズンを前に北アルプスの上高地で行われた「焼岳火山噴火」を想定した防災訓練に参加した。
同訓練は長野・岐阜県境にある焼岳(標高2455メートル)が噴火し、「登山客が負傷するとともに、麓の上高地で観光客が孤立した」との想定で、大型ヘリコプターなども投入し、初めて実施された。
訓練は長野県や松本市がつくる焼岳火山防災協議会が主催し、自衛隊を含む9機関・団体から計170人が参加。陸自からは13普連の連隊本部と同地区を担当する本部管理中隊の隊員51人、さらに群馬・相馬原駐屯地から12ヘリコプター隊に所属するCH47輸送ヘリとUH60JA多用途ヘリが参加した。
訓練は「焼岳が噴火し、近くを縦走中の登山客が負傷した」との想定で始まり、陸自隊員は・・・
防衛関連ニュース
岡山地本、関係機関と図上訓練
災害発生時の初動対処要領を確認
(2018年6月6日)
2018年7月19日更新
「水害特別防災訓練」で関係機関とともに図上演習に当たる自衛隊員(中央)=6月6日、岡山県庁で
【岡山地本】地本は6月6日、県庁などで行われた「岡山県水害特別防災訓練」に参加した。48機関から380人が参加し、災害発生時の連携要領の強化を目的に訓練を行った。
自衛隊からは地本と13特科隊(日本原)が加わり、「大型台風の通過で河川の氾濫や土砂崩れが発生した」との想定で図上演習に臨んだ。
訓練は事案発生に応じて状況を付与するコントローラー側と、・・・
防衛関連ニュース
新規採用職員13人の研修を実施
空自三沢、海自大湊基地を初訪問 東北防衛局
2018年7月19日更新
護衛艦「ちくま」艦上で乗員(左)から説明を受ける東北防衛局の新人職員たち(右側)=5月15日、海自大湊基地で
空自のF2戦闘機について研修する東北防衛局の新人職員たち(5月14日、空自三沢基地で)
国家公務員の使命と心構えを自覚
【東北局】東北防衛局は4月19、20日と5月14、15日の計4日間、今年度の新規採用職員13人を対象に研修を行った。この研修は、国民全体の奉仕者としての国家公務員の使命と心構えを自覚させるとともに、防衛省職員として必要な基礎知識や技能、態度を養成し、併せて東北防衛局職員としての一体感を培うことを目的に毎年実施している。
今年度は局内での講義に加え、特に青森県内に集中している主要な米軍施設や自衛隊施設の研修を実施することで、業務上、より実践的で即効性のある成果を目指し、在日米軍と空自と民航が共用する三沢飛行場(三沢市)や海自の大湊地方総監部(むつ市)の現地研修を初めて行った。
前半の4月19、20日の2日間は、服務・倫理・接遇に関する講義のほか、局内各課の担当者による業務説明などが行われ、参加者たちに同局職員としての自覚を促した。
続く後半は、初日の5月14日に米空軍三沢基地と空自三沢基地を訪問。米空軍三沢基地では・・・
防衛関連ニュース
原田地方調整課長が福岡県警で講演
「在日米軍再編の進捗状況について」九州局
(2018年6月22日)
2018年7月19日更新
在日米軍の再編について県警幹部に講演する九州防衛局の原田地方調整課長(6月22日、福岡市の福岡県警察本部の講堂で)
【九州局】九州防衛局の原田道明地方調整課長は6月22日、福岡市の福岡県警察本部に講師として招かれ、「在日米軍再編の進捗状況について」と題して講演を行った。県内各警察署の地域警察幹部ら約60人が聴講し、在日米軍の状況について理解を深めた。
講演は、雑踏警備を担当する警察官としての見識を広めることを目的に開かれた「米軍航空機事故対応要領に関する研修会」の中で行われたもので、九州防衛局が福岡県警からの依頼を受けて実施した。
原田課長は、・・・
防衛関連ニュース
露軍哨戒艇2隻 宗谷海峡を航行
(2018年6月29日)
2018年7月19日更新
6月29日午後1時ごろ、ロシア海軍の「タランタルⅢ」級ミサイル護衛哨戒艇2隻(満載排水量490トン、艦番号954、971)が北海道・宗谷岬の北東約35キロの海域を西に向け航行しているのを海自1ミサイル艇隊(余市)のミサイル艇「くまたか」と2空群(八戸)のP3C哨戒機が確認した。この後、露海軍の2隻は宗谷海峡を西航して日本海に入った。
両艦が6月3日に宗谷海峡を東航したのを海自が確認している。