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自衛隊統合防災演習 首都直下地震を想定
隊員1万2千人が参加
（2018年6月19日~22日）
2018年6月29日更新
自衛隊統合防災演習の災害対策本部会議で、24時間態勢で活動に当たるよう指示する小野寺防衛相（左から３人目）＝６月19日、防衛省で（防衛省提供）
首都直下地震の発生を想定した平成３０年度「自衛隊統合防災演習（ＪＸＲ）」の指揮所訓練が６月１９日から２２日まで、防衛省をはじめ全国の駐屯地・基地、在日米軍横田基地などで行われた。隊員約１万２０００人が参加し、今回初めて陸上総隊司令部を統合任務部隊（ＪＴＦ）司令部として災害対処を演練した。
演習は「冬季の都心南部を震源とするマグニチュード７.３の地震が発生した」との想定で行われ、河野統幕長を統裁官に内局、統陸海空の各幕、情本、装備庁、陸自の陸上総隊、各方面隊、海自の自艦隊、各地方隊、空自の総隊、支援集団などが参加。今回は陸上総隊司令官を指揮官とするＪＴＦの設置や熊本地震の・・・
防衛関連ニュース
米韓演習中止受け 防衛相「外交支える観点から判断」
（2018年6月19日）
2018年6月29日更新
米国防総省と韓国国防省は６月19日、今年８月に予定していた定例の米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」の計画を中止すると発表した。
これを受けて小野寺防衛相は同日、官邸で記者団に「先（６月12日）の米朝首脳会談の成果を受け、外交が北朝鮮問題を解決に導こうとしている中で、米韓の防衛当局が外交努力をいかに下支えするかといった観点から判断されたのではないか」と述べた。
その上で・・・
防衛関連ニュース
ジブチで日仏文化交流 日本の伝統芸と妙技に歓声
海賊対処航空隊･支援隊が披露
2018年6月29日更新
日本から持ち込んだ高さ９メートル、重さ３０キロの「竿燈」を手のひらに乗せ、妙技を披露する支援隊の隊員（左）。会場の見学者たちから大きな拍手が沸き起こった
沖縄舞踊の「エイサー」では航空隊の隊員（左）と一緒に子供たちも太鼓を叩いて参加した
「悪い子はいねがぁ～」「泣く子はいねがぁ～」と奇声を発しながら会場を練り歩く秋田の「なまはげ」
・・・他
エイサー、竿燈、なまはげ
【統幕】海自のＰ３Ｃ哨戒機を使いソマリア沖・アデン湾を上空から警戒監視している海賊対処行動航空隊３０次隊（司令・佐野浩之２海佐以下５空群＝那覇＝基幹の隊員約６０人）とジブチの自衛隊活動拠点の警備などを担う同支援隊９次隊（同・岩上隆安１陸佐以下、陸自２１普連＝秋田＝主力の陸海自隊員約１１０人）はこのほど、ジブチ国内のフランス空軍基地で「日仏文化交流」を行った。
交流会にはフランス空軍兵士とその家族、米谷光司駐ジブチ日本大使などが参加。陸・海自の隊員たちはそれぞれ沖縄と東北の郷土芸能を披露した。
航空隊の隊員たちは・・・
防衛関連ニュース
杉本航空集団司令官がジブチ視察
「日本の代表として任務にまい進を」
（2018年5月31日、6月1日）
2018年6月29日更新
自衛隊活動拠点に置かれた医務室を視察する空団司令官の杉本海将
海自のＰ３Ｃ哨戒機をバックに記念撮影に納まる杉本空団司令官（前列中央）と航空隊、支援隊の隊員たち
【統幕】海自航空集団（厚木）司令官の杉本孝幸海将は５月３１日、６月１日の両日、ジブチを訪れ、自衛隊活動拠点を視察した。
杉本司令官は、海自Ｐ３Ｃ哨戒機による警戒監視飛行や活動拠点の施設などを見て回り、灼熱の地で任務に従事する隊員に対し、「・・・
防衛関連ニュース
＜訃報＞ 阿部 博男 氏
2018年6月29日更新
阿部 博男氏（あべ・ひろお＝元航空教育集団司令官、元空将）６月１９日に悪性腸膜炎で死去。８５歳。告別式は近親者で行った。喪主は妻の倫子さん。
宮城県出身。防大１期。南混団司令、西空司令官、飛行教育団司令官などを歴任し、平成元年３月から２年３月まで教育集団司令官を務めた。