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空自F35A、米軍F35Bと初の共同訓練
(2018年5月9日~24日)
2018年5月30日更新
空自は5月9日から24日まで、米第12海兵航空群の山口・岩国基地から青森・三沢基地への訓練移転に伴い、同群のF35Bステルス戦闘機8機と日米共同で戦闘機戦闘訓練などを行った。
期間中、三沢東方空域や秋田西方沖などで行われた同訓練では、空自最新鋭機のF35Aと米軍のF35Bが日本国内で初めてステルス戦闘機同士の共同訓練を実施した。
これまで空自のF35Aは今年1月26日に706号機が三沢に初配備された。この後、2機目となる707号機が5月15日に三沢に到着した。同機は・・・
防衛関連ニュース
豪陸軍の国際射撃競技会で陸自チーム健闘、
狙撃銃1位、チーム3位に
(2018年4月27日~5月11日)
2018年5月30日更新
AASAM・国際マッチ部門の機関銃種目で射撃を行う陸自隊員(豪・パッカパンニャル訓練場で)
狙撃銃部門を制し、表彰された村越2曹(左)と渡邊3曹(右)。中央は「AASAM18」本部長のクレイグ・バーン豪陸軍中佐
国際射撃競技会「AASAM2018」(豪軍主催)が4月27~5月11日、豪ビクトリア州のパッカパンニャル訓練場で実施され、陸自選抜チームが健闘。国際マッチ(チーム戦)で3位に入賞、また2人一組の狙撃銃部門は1位の成果を収めた。
日本や米、韓、豪など18カ国が参加したAASAM。国際マッチ(チーム)部門と狙撃銃部門が実施され、陸自選抜隊員が錬成成果を発揮した。
陸自は各方面隊の射撃優秀者50人が参加して富士学校で準備訓練を行い、選手12人を選抜した。競技会には田秀久富士学校長を担任官に12人を含む20人で挑んだ。
国際マッチは18チームで「小銃」「機関銃」「拳銃」「組・分隊」の4項目の合計点が競われた。陸自チームは12人のうちの10人が臨み、全員が全種目を実施。事前に・・・
◇国際射撃競技会(AASAM)
国際射撃競技会「AASAM(Australian Army Skill at Arms Meeting)」は1987年からほぼ毎年開催。陸自は2012年大会から出場し総合(チーム)部門は14、9、6、6、6位と順位を上げ昨年は過去最高の2位に入賞した。狙撃銃部門は一昨年1位、昨年は2位だった。
防衛関連ニュース
海幕長が米艦隊司令官交代式に参加
(2018年5月17日)
2018年5月30日更新
村川海幕長は5月16日から19日まで、米太平洋艦隊司令官の交代式に参加するため、米ハワイに出張した。
米太平洋艦隊司令官は、同17日付で、スコット・スウィフト大将の後任として前中央海軍司令官兼第5艦隊司令官兼連合海上部隊司令官のジョン・アクイリノ海軍大将が着任した。
村川海幕長は現地で新旧司令官と懇談したほか、ジョン・リチャードソン米海軍作戦部長、ハリー・ハリス米太平洋軍司令官らと会談し、意見交換を行った。
防衛関連ニュース
陸幕予備自室 30年度は〝予備自3人娘〟で攻勢
企業の協力や認知度向上へ
2018年5月30日更新
陸幕予備自室が作製した平成30年度予備自ポスター。(迷彩服姿の上から)内山さん、桜本さん、来栖さん。右は3人の民間での勤務時のイメージ
「ニコニコ超会議」の予備自ブースで予備自コア部隊・48普連(相馬原)の隊員とともに予備自をPRした桜本さん(中央)=4月28日、幕張メッセで
〝3人娘〟の力を借りて予備自衛官の魅力を広くPRしていこう――。陸幕予備自衛官室(室長・二瓶惠司1佐)は平成30年度、新進の女性タレント3人をイメージキャラクターに起用し、「いざ、という時のために。」をキャッチフレーズに、予備自を若者たちにアピールしている。GW中には3人娘の一人、桜本有紗さんが千葉市の幕張メッセで開かれた「ニコニコ超会議」の自衛隊ブースに登場、迷彩服姿で予備自の魅力を来場者にPRした。
広報DVDなど作製
陸幕予備自室は平成30年度の事業の柱として、(1)動画などによる予備自制度の理解促進(2)企業への予備自等協力事業所表示制度のPR(3)予備自制度をイメージしたタレントの起用による予備自の認知度向上――を主要なテーマに掲げ、予備自隊員の募集とともに同制度の普及、予備自雇用企業などへの広報を積極的に推進している。
その目玉として、予備自室では29年度のイメージ・キャラクター女優の高橋みちさんに続き、30年度は〝予備自3人娘〟として桜本有紗さん、来栖(くるす)梨紗さん、内山あかりさんの新進女優3人を起用。3人揃っての広報ポスター、広報DVDなどを作製し、新年度から大々的に展開している。
予備自ポスターは「・・・
防衛関連ニュース
陸自7施群本管中隊 予備自等制度広報資料の
撮影作業を支援
2018年5月30日更新
陸幕予備自室の室員立ち合いのもと、広報用DVDの撮影に臨む来栖さん(右)=大久保駐屯地で
【大久保】4施設団はこのほど、陸幕予備自室の「予備自等制度広報資料作製ロケ」に協力した。
当日は雲ひとつない青空に恵まれ、来栖梨紗さんら〝予備自3人娘〟を迎えての撮影は順調に進んだ。支援には7施群本部管理中隊の隊員たちが当たり、リハーサルを繰り返しながら撮影作業を行った。
この日は・・・
防衛関連ニュース
新社会人が3日間の隊内生活体験
励まし合って、同期と絆 岩見沢
(2018年4月17日~19日)
2018年5月30日更新
398施設中隊員から施設科の必修科目であるロープの結び方について教わる体験者(4月17日、いずれも岩見沢駐屯地で)
岩見沢駐屯地に到着した空知信用金庫の新規職員に、歓迎のあいさつを述べる藤田中隊長(中央左)(4月17日)
背のうを背負い、履き慣れない半長靴を履いて野外行進を行う体験者。全員が約10キロを完歩した(4月18日)
「岩見沢駐屯地で3日間寝食を共にした同期との絆を大事にしたい」――。
北海道の空知信用金庫に今春入庫した若手職員15人(女性10人、男性5人)が4月17日から19日まで、岩見沢駐屯地で2泊3日の「隊内生活体験」を行った。
ロープワーク、非常呼集訓練など
初々しいスーツ姿でやって来た若者たちを迎えたのは398施設中隊長の藤田克雅1尉以下10人。激励の言葉と部隊説明を受けた15人は早速、迷彩服に着替え、基本教練や施設科の必須科目であるロープワークなどを学び、その後、天幕を自分たちで張り、露営も体験した。
寝袋で一夜を明かした若者たちは、朝食後、行進訓練に挑戦。各自約8キロの重荷を背負ったが、互いに励まし合って全員が10キロを無事歩き切ると、みな達成感に満ちた表情を見せていた。
その後は隊員から・・・
防衛関連ニュース
島根地本に感謝状 地震、断水初動でLO派遣
(2018年4月26日)
2018年5月30日更新
島根県知事からの感謝状を長谷川敬地本長(左)に伝達する勝野尚直県防災危機対策監(4月26日、島根地本で)
【島根】地本は4月26日、同9日未明に発生した地震に対する県民への支援の功績で、溝口善兵衛県知事から感謝状を受けた。
島根地本は9日に起きた県西部を震源とする地震に即応し、県庁と大田市、浜田市など5市町に連絡員(LO)を緊急派遣し、被災情報の収集に当たったほか、13旅団(海田市)と密接に連携し、大田市で発生した断水に伴う災害派遣で大きな役割を担った。
島根県は地本の活動を高く評価し、感謝状を贈った。地本では今回の災害対処を冷静に分析、反省事項も多かったことから、今後は災害対処計画を修正し、即応態勢をさらに高めていく。