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陸自西方衛生隊「シミュレーション・ラボ」開所式
戦傷治療技能の向上図る 健軍
(2018年4月6日)
2018年5月29日更新
【西方衛生隊=健軍】西部方面衛生隊(隊長・藤田真也1佐)は4月6日、健軍駐屯地で部隊配備としては初となる「シミュレーション・ラボ」の開所式を実施した。
同ラボは、平成27年7月に策定された「陸自救命ドクトリン」を背景に、第一線における隊員の戦傷治療に関する各種技能の向上を図るため、西方に配置された衛生科隊員などを対象とした訓練施設。衛生学校(三宿)以外では初めて健軍駐屯地に設置され、運用が開始された。
開所式には自衛隊福岡病院長の鈴木智史将補、自衛隊熊本病院長の越智文雄将補ら約40人が出席。藤田西方衛生隊長は「各種事態に対応する衛生隊を『真に戦える組織』に変革するため、・・・
防衛関連ニュース
南スーダンPKO 司令部要員の派遣1年延長
(2018年5月18日)
2018年5月29日更新
政府は5月18日、国家安全保障会議(NSC)と閣議を開き、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への司令部要員の派遣について、今月末に期限を迎える派遣期間を来年5月末まで1年間延長することを決めた。
小野寺防衛相は同日の閣議後の記者会見で「自衛官の優秀な人材を司令部要員として派遣することにより、『積極的平和主義』の立場から、南スーダン国際平和協力業務に引き続き貢献していきたい」と述べた。
日本は昨年5月、陸自施設部隊が南スーダンPKOから撤収したが、UNMISS司令部には陸自隊員4人(兵站、情報、施設、航空運用の各幕僚)の派遣を継続している。
防衛関連ニュース
「憲法改正し憲法裁判所設置を」
神余関学大教授が講演 安全保障政策調査会
(2018年5月15日)
2018年5月29日更新
日独の安全保障問題の違いをテーマに講演する関学大の神余教授(壇上)=5月15日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で
100人聴講
安全保障政策調査会(会長・増田好平元防衛事務次官)は5月15日、元駐ドイツ大使、元国連大使で関西学院大学の国連・外交統括センター長を務める神余(しんよ)隆博教授を講師に招き、都内のホテルで防衛問題に関する講演会を開いた。元防衛研究所副所長で武蔵野学院大学名誉教授の前川清氏ら約100人が聴講した。
神余教授は「日本の防衛と安全保障はどうあるべきか~ドイツとの比較から考える」と題し、憲法と部隊派遣の関係などについて日独を比較。ドイツでは憲法解釈に関する見解の相違を裁判手続きで解決する「連邦憲法裁判所」が他の裁判所から独立して存在し、その司法判断が・・・
防衛関連ニュース
中国軍機8機が宮古海峡を通過
(2018年5月11日、15日)
2018年5月29日更新
中国軍機とロシア軍機の航跡図(5月11日、15日)
中国軍機の戦闘機(推定)など計8機が5月11日、沖縄本島と宮古島間の宮古海峡の公海上空を通過したため、空自南西空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。領空侵犯はなかった。
中国軍の戦闘機(推定)2機とH6爆撃機2機は尖閣諸島沖に飛来し、宮古海峡を通過して太平洋に進出。戦闘機(推定)は反転して自国領方面に戻ったが、H6は針路を南西に変え、台湾南部のバシー海峡方面に向かい、日本の領空から離れた。
同ルートを飛行する戦闘機(推定)を空自が確認したのは今年度、3回目。
バシー海峡方面からは・・・
防衛関連ニュース
基地滑走路でウオーキング 空自入間
(2018年5月12日)
2018年5月29日更新
空自入間基地は5月12日、基地滑走路を開放し「ランウェイウォーク2018」を開催、市民ら約1550人がウオーキングを楽しんだ。今年で12回目の開催。
開会式後、中部航空音楽隊(浜松)の演奏行進を先導にウオーキングが開始され、参加者は2キロの滑走路に誘導路を加えた計4キロを一斉に歩き始めた=写真。長距離の歩行のため、隊員が一定間隔で立ち、残り距離を記したプラカードを掲示。途中離脱用の通路も設け、体調不良者などに配慮した。
広大な滑走路の周りには・・・