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29年度スクランブル904回
対中国機55%、対ロシア機43%
2018年4月27日更新
統幕は４月１３日、平成２９年度の空自戦闘機による緊急発進（スクランブル）のまとめを発表した。
２９年度の緊急発進回数は、過去最多を記録した２８年度（１１６８回）に比べ、約２割減となる「９０４回」で、このうち対中国機は国籍別の統計が明らかになっている平成７年以降、３番目に多い５００回（全体の約５５％）となった。
領空侵犯は、昨年５月１８日に尖閣諸島の領海に侵入した中国海警局の公船から発進したとみられる小型無人機（ドローン）に対しての１件だった。
宮古海峡の通過は過去最多
中国軍機の飛行では、・・・
防衛関連ニュース
日報など4万3千件 92年PKO以降の文書集約完了
（2018年4月23日）
2018年4月27日更新
小野寺防衛相は４月２３日、南スーダン国連平和維持活動（ＰＫＯ）の日報問題などを受け、過去の海外派遣部隊の「日報」を含む全ての防衛省・自衛隊の「定時報告」を集約した結果、１９９２年のカンボジアＰＫＯ以降、計２１の海外派遣活動に関する文書延べ約４万３０００件が確認されたことを明らかにした。
防衛省では４月７日に大臣指示を受け、日報を含む定時報告を２０日までに再探索し、統幕に集約する作業を進めてきた。
今回の集約作業に伴い、・・・
防衛関連ニュース
創隊から50年 陸自女教隊に352人が入隊
（2018年4月7日）
2018年4月27日更新
今年で創設５０周年を迎える陸自女教隊の入隊式で「服務の宣誓」を行う川辺２陸士（中央）をはじめとする１１期曹候生＝いずれも４月７日、朝霞駐屯地で
「自ら前進する気概を持て」と式辞を述べる中川隊長。右は立会官の堀東方混成団副団長
先輩隊員たちに続け
創隊から今年で５０年を迎える陸自女性自衛官教育隊（朝霞）の入隊式が４月７日、朝霞駐屯地で行われ、３５２人が新たなスタートを切った。隊長の中川美佐１佐は「前進」と「調和」を要望。女性の活躍の場がさらに広がる今後を見据え、先輩女性隊員に続くよう求めた。
広がる活躍の場
女性自衛官教育隊は１９６８年１２月に婦人自衛官教育隊として創隊され、２００３年３月、現部隊名に改称された。１２月には５０周年記念行事が予定されている。
創隊から５０年を迎える節目の年に、１１期一般陸曹候補生課程１８９人、９期自衛官候補生課程１６３人の計３５２人が入隊。３月に運用が開始された紫紺色の陸自新制服に身を包み、式に臨んだ。
入隊式では１１期曹候生課程の川辺真紀２陸士と、９期自候生課程の前濱奈美自衛官候補生がそれぞれ代表して申告。続いて力強く声を合わせて、服務の宣誓を行った。
中川隊長は・・・
防衛関連ニュース
自衛隊体育学校に特体生173人
東京五輪目指し決意新た
（2018年4月11日）
2018年4月27日更新
体校第５７期特体課程入校式で谷村学校長に対し代表して入校を申告する学生長の山下３佐（中央）＝４月１１日、同校で
東京五輪への出場を目指す自衛隊体育学校（朝霞、学校長・谷村博志陸将補）の第２教育課５７期特別体育課程入校式が４月１１日、同校で行われ、学生たちが決意を新たにした。
５７期課程に入校したのは、全日本ボクシング選手権（ライトフライ級）優勝実績を持つ坪井智也２陸曹や女子ラグビーＵ１８日本代表の梶木真凛２陸士ら、直接入校した新鋭選手１７人を含む全１１個班の総勢１７３人。
式では・・・
防衛関連ニュース
首相乗せ政府専用機 アメリカを往復
（2018年4月17日~20日）
2018年4月27日更新
空自特輸隊（千歳）のＢ７４７・４００政府専用機は４月１７日、トランプ米大統領との日米首脳会談に臨む安倍首相を乗せ、羽田空港を出発、米フロリダ州のパームビーチ国際空港、ワシントン州のタコマ国際空港を経由し２０日、羽田に帰国した。