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海自と比海軍「協力深化」で署名
海幕長、比海軍司令官と会談
(2018年4月4日)
2018年4月24日更新
村川海幕長は4月4日、来日したフィリピン海軍司令官のロバート・A・エンペドラッド少将と防衛省で会談した。
両者は忌憚(きたん)のない意見交換を通じて地域情勢を共有するとともに、日比海軍種間の協力強化についても合意、「海上自衛隊と比海軍間の協力深化に関わる実施取り決め」に署名した。
さらに、・・・
防衛関連ニュース
日本の防衛を支える<7>
アキモク鉄工株式会社 花下智之社長に聞く
2018年4月24日更新
秋田県能代市の事務所前に集結したアキモク鉄工社員。花下社長(前列中央)のリーダーシップのもと、防衛産業への進出、海外でのPRなど挑戦を続けている
アキモク鉄工が共同開発した塩分洗浄装置「ハイパーウオッシャー」
噴射型塩分洗浄装置「ハイパーウオッシャー」防衛設備の長寿命化に貢献
高性能の塩分洗浄装置「ハイパーウオッシャー」を開発したメーカーとして知られるアキモク鉄工株式会社(秋田県能代市、花下智之社長)。同社は陸自の水陸機動団に装備された水陸両用車「AAV7」の洗浄用に同装置を九州補給処(目達原)に納入し、自衛隊装備の一端を支えている。同社のルーツは明治時代にさかのぼる。
◇時代の要求に応える挑戦 零戦の脚を生産
創業した明治40年、同社は、「秋田木材」という秋田杉を全国に販売する材木店だった。元々進取の気性に富み、いち早く外国製の製材機械を導入。さらに電動化を進めるため、自社で発電も行い、地域に電力を供給する電気事業にも進出した。
昭和期に入ると、製材機械を自社で生産するため、新たに「秋木機械製作所」を設立。戦時中には海軍の軍需工場となり、主力戦闘機「零戦」の脚を生産するなど、高い技術力を誇った。
戦後は再び製材機械の生産に戻り、高度成長期の昭和55年10月には、産業機械や鋼製の橋梁を製造する「アキモク鉄工」へと飛躍を遂げた。
◇苦境をバネに
平成に入って景気が後退し、苦境に立たされた状況を打開するべく、花下社長は新規の事業展開策に打って出ることを決断。その一つが防衛面への進出だった。「アキモクの原点は技術力。当社には時代の要求に応える挑戦をしてきた歴史があり、・・・
防衛関連ニュース
輸送艦「しもきた」が米強襲揚陸艦「ワスプ」と初訓練
(2018年4月9日)
2018年4月24日更新
フォーメーションを組んで航行する(手前から)海自の輸送艦「しもきた」、米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」、ドッグ型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」(4月9日、東シナ海で)=米海軍提供
海自1輸送隊(呉)の輸送艦「しもきた」(艦長・吉野敦1佐以下乗員約135人)は4月9日、今年1月に米軍佐世保基地に配備された強襲揚陸艦「ワスプ」と初めての「日米共同訓練」を東シナ海で実施した。
同訓練には「ワスプ」のほか、米海軍のドッグ型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」、ドッグ型揚陸艦「アシュランド」、・・・
防衛関連ニュース
岩国の米軍機5機を空自百里に訓練移転
(2018年4月6日~12日)
2018年4月24日更新
在日米軍の岩国基地に展開する米第5空母航空団は4月6日から同12日まで、訓練を空自百里基地に移転した。
訓練には同団のFA18戦闘攻撃機5機と人員約60人が参加。空自からは7空団(百里)のF4戦闘機約4機と中警団(入間)の隊員が参加し、百里沖の空域で日米共同の戦闘機戦闘訓練などを実施した。
防衛関連ニュース
紀伊半島沖で不明船舶捜索 海自1空群P3Cが確認
(2018年4月11日)
2018年4月24日更新
紀伊半島沖の海域で4月10日、1人が乗船したヨットが行方不明になった。海上保安庁が捜索したが発見できなかったため、翌11日午後4時、第10管区海上保安本部長から海自1空群司令(鹿屋)に不明者捜索の災害派遣が要請された。
これを受けて、午後4時18分、1空群のP3C哨戒機1機(機長・白川裕一1尉以下11人)が鹿屋基地を離陸、捜索に当たった。
その後、・・・