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新型国産輸送機C2に同乗 26トンの機動戦闘車も空輸可能

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新型国産輸送機C2に同乗
26トンの機動戦闘車も空輸可能
(2018年1月31日)

2018年2月27日更新

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 初の「任務飛行」に向け、C2輸送機206号機の前に整列した川田機長以下クルー7人(中央)に訓示を行う北村3輸空司令(右)=1月31日、美保基地で


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 大型の液晶ディスプレーで構成されたC2のコックピット。エンジンの出力計や高度計などもデジタル化されている


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 陸自の16式機動戦闘車(重さ26トン)など大型車両も積載できるC2の貨物室。天井までの高さは4メートルもある
・・・他
 空自は国産の最新鋭機、C2輸送機の「任務飛行」開始を前に1月31日、同機に報道陣を乗せ、運航状況を公開した。C2は現在、第3輸送航空隊(美保)に配備が進められており、今後、海外への長距離輸送のほか、離島防衛などで活躍が期待されている。この日、鳥取県の美保基地を飛び立ったC2輸送機206号機は、ジェット機の高速性能を発揮し、約1時間で埼玉県の入間基地に到着。その飛行中、空自C1以来、国内では約40年ぶりに開発された大型輸送機の際立った飛行性能と乗り心地を体感した。(文と写真 浅野一歩)

民航機の感覚
 「当機は美保基地発、入間基地経由、硫黄島行です」
 巨大なトンネルのようなカーゴ(輸送)室内にアナウンスが流れる。横向きに並んだ布製の座席に座って4点式のシートベルトを締めると、やがて機体がゆっくり動き出した。206号機はエプロンから滑走路へと移動していく。
 「入間基地の天候は晴れ、到着予定時刻は8時半です」
 まるで民航機に乗っているような感覚。この機はまぎれもなく空自が誇る最新鋭輸送機C2の「初任務飛行」に向けた場面だ。正面の隔壁を見るとベルト着用のサインが点灯し、機内3カ所にある電光表示板には注意事項や天候などの情報が次々と表示される。
 午前7時30分、主翼下2機の大型ターボファンエンジンがうなりを上げると機は突進するように滑走を始めた。だが、両肩が4点式ベルトでしっかりとシートに押し付けられているため、Gの影響はあまりない。間もなく、C2は空へと舞い上がった。機内は往路に利用したC1輸送機に比べてはるかに静かで、耳栓も必要なし。防音性能も高く、快適なフライトだ。
 7分後、高度5千メートルに到達すると機体は水平飛行に移った。ベルト着用サインが消え、記者たちは一斉に席を立ち、取材を開始した。
 この日の206号機の機長は川田康弘3佐、副操縦士は川本巳生男3佐と八木洋徳1尉、いずれも3輸空403飛行隊所属だ。
 「C1では・・・





 防衛関連ニュース

南スーダンPKO 司令部派遣を延長
(2018年2月16日)

2018年2月27日更新
 政府は2月16日、国家安全保障会議(NSC)と閣議を開き、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への司令部要員の派遣について、今月末に期限を迎える派遣期間を今年5月末まで3カ月間延長することを決めた。
 小野寺防衛相は同日の閣議後の記者会見で「自衛官の優秀な人材を・・・






 防衛関連ニュース

陸幕長表彰 17部隊に2級賞状 各種業務で優れた功績
(2018年1月17日)

2018年2月27日更新

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 山崎陸幕長(左)から2級賞状を授与される海田市駐屯地業務隊長の清水和人1佐ら受賞部隊代表(1月17日、陸幕会議室で)
 陸自駐屯地の施設整備や隊員の福利厚生施策の充実など、優れた業績を挙げた17個の駐屯地業務隊などに、1月17日、山崎陸幕長から2級賞状が授与された。
 陸幕会議室で行われた授与式には、各部隊から業務隊長らが出席。陸幕の森下奉臣人教部長、更谷光二厚生課長らが立会する中、山崎陸幕長が全国から集まった各代表に2級賞状を授与した。
 この後、陸幕長が訓示、「この表彰の目的は陸自業務隊全体の底上げにある。各部隊は受賞をもって満足することなく、(陸自で)最も優れた業務隊として、成果を普及していくことが重要だ」と述べ、「引き続きそれぞれの部隊で業務にまい進してほしい」と要望した。





 防衛関連ニュース

海自横監と東電が協定締結後初の定例会議
災害時の連携強化で意見交換
(2018年1月26日)

2018年2月27日更新
 【横須賀】横須賀地方総監部は1月26日、東京電力と災害時の連携強化を目的とした初の「定例会議」を開催した。
 会議は、昨年10月に「海上自衛隊横須賀地方隊と東京電力ホールディングス株式会社の連係に関する協定」に基づいて行われ、海自から12人、東電から7人が参加。防災に関する施策や次年度の計画を双方が報告し、発災時の連携強化に向けた取り組みについて・・・





 防衛関連ニュース

ママチャリレースで好成績
のぼりを立て募集にも貢献 空自4補
(2018年1月7日)

2018年2月27日更新

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 「ママチャリ日本グランプリ」に出場し61位に入った「TEAMじょんそんAB」の隊員(1月7日、富士スピードウェイで)
 【4補=入間】空自4補給処の有志隊員でつくる「TEAMじょんそんAB」は1月7日、静岡県の富士スピードウェイで開催された「ママチャリ日本グランプリ」に出場、61位に入った。
 「TEAMじょんそんAB」は平成28年から競技に参加し、同年は222位、昨年は105位と順調に成績を上げてきた。
 競技スタートとともに会場からは「自衛隊ガンバレ!」という歓声が。7時間にわたってリレー方式で自転車をこぎ、1063チーム中61位の好成績を残した。
 4補隊員はレース中、自転車に「自衛官募集」のぼりを立てて走り、観衆にアピール。出番が終わると、静岡、埼玉両地本が用意した200部の募集パンフレットを全て配り終え、募集面でも成果を挙げた。
 チームを率いた花城博之1尉は「隊員一同さらに絆を深め、広報基盤も支えていきたい」と話していた。





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