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統幕長、カナダ軍参謀総長と会談
日カナダ間の防衛交流促進で一致
(2018年2月7日)
2018年2月13日更新
河野統幕長は2月7日、防衛省でカナダ軍参謀総長のジョナサン・バンス陸軍大将と会談し、日加両国の安全保障上の事項について認識を共有するとともに、2国間の防衛交流を一層促進していくことで一致した。カナダ軍参謀総長の来日は2003年以来15年ぶり。
日加防衛交流は2013年9月、安倍首相とハーパー首相(当時)との間で日加部隊が食料や燃料などを相互融通する「物品役務相互提供協定(ACSA)」を・・・
防衛関連ニュース
<平成30年度防衛費 重要施策を見る(4)空自>
「F35A飛行隊」を新編
2018年2月13日更新
空自三沢基地に初配備されたF35A706号機。今後、30年度中に9機が配備され、計10機体制で「F35A飛行隊」が正式に新編される
空自待望のF35Aステルス戦闘機706号機が1月26日、三沢基地に初配備された。昭和56年3月に導入されたF15J以来、実に37年ぶりとなる主力の制空戦闘機。雪景色に包まれた三沢基地では厳寒の中、400人の隊員が出迎え、三菱重工業で最終組み立てされたF35Aの歴史的な三沢基地着陸の瞬間を見届けた。
平成30年度予算案で空自は「F35A飛行隊」の新編に向けた予算と施策を組んだ。三沢基地には30年度中、百里基地の302飛行隊が三沢に移り、機種もF4から同型機に変更、空自初の「F35A飛行隊」(約10機、隊員約200人)を発足させる。30年度予算案でも同機を6機取得(785億円)し、現・中期防の整備予定数「28機」も達成の見込みだ。
さらに、F35A用の新型ウエポン(兵器)導入にも30年度から着手。昨年夏の概算要求時には計上されていなかった長射程のステルス対地・対艦ミサイル「JSM」の取得費21億6400万円も予算案に盛り込んだ。これによりF35Aは制空戦闘機としてだけでなく、侵攻してくる敵艦隊に対して相手の脅威圏外からスタンドオフの空対艦攻撃が可能になるなど、〝攻撃機〟としても運用できるようになる。
このほか予算案では、F15戦闘機にもスタンドオフ・ミサイルを搭載するための調査費を計上。同事業が順調に進めば、・・・
防衛関連ニュース
海自部内幹候卒業式 東南アジアに外洋練習航海に出発
(2018年2月2日)
2018年2月13日更新
海自の第51期一般幹部候補生課程(部内課程)の卒業式が2月2日、広島県江田島市の幹部候補生学校で行われた。卒業生106人(うち女性6人)は同日、実習幹部として護衛艦などに乗り込み、東南アジア方面への外洋練習航海に出発した。
同部隊は11護衛隊司令の加治勇1佐を指揮官に、護衛艦「やまぎり」「さわぎり」、練習艦「やまゆき」で編成、派遣人員は実習幹部を含め約650人。
同隊は練習航海中、ブルネイのムアラとタイのバンコクに寄港し、親善活動や実習幹部の研修を行い、3月14日に帰国する。
防衛関連ニュース
海賊対処任務終え「あまぎり」が
マレーシア海軍と共同訓練
(2018年1月27日)
2018年2月13日更新
マレーシア海軍フリゲート「レキウ」(右奥)と信号灯で交信する護衛艦「あまぎり」の乗員(1月27日、マレーシアのポートクラン沖で)
ソマリア沖・アデン湾での海賊対処任務を終えて帰国途中の海自水上部隊28次隊(指揮官・齊藤浩司1佐)の護衛艦「あまぎり」(艦長・森陸晃2佐)は1月25日から27日まで、マレーシア西部マラッカ海峡に面するポートクランに寄港した。
齊藤1佐と森2佐は・・・
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目黒駐屯地修親会 新編成功を祈願
(2017年12月15日)
2018年2月13日更新
「任務必遂」と書かれた絵馬を手にする西司令(左)と世田谷山観音寺の太田執事(12月15日、東京都世田谷区で)
【陸幹校=目黒】目黒駐屯地修親会は12月15日、東京都世田谷区の世田谷山観音寺で今年度末に予定される新編事業の成功を祈願した。
閑静な住宅街に佇む同寺で修親会会長の西浩駐屯地司令以下約50人は、「教育訓練研究本部」の新編に向け、「事業成功」「隊員の安全」「学業成就」を祈願。参加者は・・・