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ロシア軍機が日本海を長距離飛行 空自緊急発進
(2017年10月3日)
2017年10月18日更新
ロシア軍のIL38哨戒機とSu24戦術偵察機=写真=各1機が10月3日、日本海を相次いで長距離飛行したため、空自の北空と中空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。領空侵犯はなかった。
IL38は京都・丹後半島沖の上空に飛来。石川県・能登半島沖、新潟県・佐渡島沖、秋田県・男鹿半島沖とジグザグの航跡を描きながら列島に沿って北上し、日本の領空から離れた。
一方、・・・
防衛関連ニュース
ロシア艦3隻が対馬海峡を南下
(2017年10月3日)
2017年10月18日更新
10月3日午後2時ごろ、ロシア海軍の「ウダロイⅠ」級ミサイル駆逐艦2隻(満載排水量8500トン、艦番号548「アドミラル・パンテレーエフ」、572「アドミラル・ヴィノグラドフ」)と「ボリスチリキン」級補給艦(2万3450トン、「ボリス・ブトマ」)の計3隻が長崎・上対馬の北東約70キロの海域を南西に向かって航行するのを海自4空群(厚木)のP1哨戒機、3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」が確認した。
3隻はその後、対馬海峡を南下して、日本海から東シナ海に抜けた。
防衛関連ニュース
防医大内に託児所「すまいるJキッズ所沢」オープン
子育て中の職員を支援
(2017年10月2日)
2017年10月18日更新
校内託児所「すまいるJキッズ所沢」の看板を入り口に掛けた(左から)長谷防医大学校長、武井事務官、糸原理事長(10月2日、防医大で)
預かった子供と託児所内で遊ぶ保育士。写真手前は運営に当たる「桑の実会」の糸原理事
防衛医科大学校(埼玉県所沢市)は10月2日、子育て中の職員を支援するため、宿舎内の一室に校内託児所「すまいるJキッズ所沢」をオープンさせた。開所式で防医大の長谷和生学校長は「安心して子育てと仕事ができる環境を作ることができた」と語った。
開所式には病院関係者ら約15人が出席。はじめに長谷学校長があいさつし、「悲願の一つであった託児所が開設し、安心して子育てと仕事を両立できる環境ができた。公募看護師の募集もしやすくなり、育児を理由とした退職も減るのではないかと期待している。看護師だけでなく、専門研修医や研究科学生も働きやすくなる」と述べた。
続いて託児所の運営に当たる社会福祉法人「桑の実会」(所沢市)の糸原哲也理事長が「自衛隊の皆さまがいつでも安心して働けるよう支援することは、我々の大きな使命と実感している。現場の職員と共に頑張っていきます」と語った。
最後に「・・・
防衛関連ニュース
USO顕彰式 自衛官6人が受賞
(2017年9月9日)
2017年10月18日更新
USOの顕彰行事で表彰された在日米軍人と自衛隊員ら(9月9日、ニュー山王ホテルで)
世界中に駐留する米軍人とその家族に福利厚生サービスを提供している米国の非営利団体「米国慰問協会(USO)」の日本支部が毎年開催する顕彰行事「サービス・サルート・ゲーラ」が9月9日、東京・港区のニュー山王ホテルで行われ、日本国内でリーダーシップやボランティア精神を発揮し、顕著な功績があった米兵士と自衛隊員が表彰された。
式には、在日米陸軍司令官のジェームズ・パスカレット少将ら在日米軍のトップのほか、自衛隊からは杉山空幕長など日米の関係者約250人が出席した。
今年の自衛隊の受賞者は、8後支連(北熊本)の江口栄三郎1陸曹、30普連(新発田)の山崎利幸陸曹長、51空(厚木)の末木克明2海曹、海幕総務課(市ヶ谷)の米原浩子2海曹、15警(福江島)の石原与一1空曹、6空団(小松)の鈴木弘道1空曹。6人は日米共同訓練での部隊間調整などの活躍が大きく評価された。
あいさつに立った・・・
防衛関連ニュース
ロンドン五輪金メダリスト米満1尉、
米研修終え帰国 指導者として「東京」へ
2017年10月18日更新
2年間の米国研修から帰国。東京五輪のエンブレムの前で決意を新たにする米満1尉(10月4日、体校で)
ロンドン五輪のレスリングフリースタイル66キロ金メダリスト、米満達弘1陸尉(体校)がこのほど、アメリカでの2年間の研修を終え帰国した。
米満1尉は山梨県出身で拓殖大を経て平成21年4月に入隊(体校へ直接入校)。ロンドン五輪では女子48キロ級の小原日登美1陸尉と共に、体校選手としては7大会28年ぶりとなる金メダル獲得を果たした。
27年1月に現役を引退。9月から日本オリンピック委員会の「スポーツ指導者海外研修事業」(27年度は12人、うちレスリングは1人)に参加し、米ペンシルバニア州立大オリンピックセンターで研修を積んできた。
トップ級選手も訪れる・・・
防衛関連ニュース
広島カープ祝セ・リーグ優勝に沸く 海自呉監がコラボ
(2017年9月22日)
2017年10月18日更新
試合前、球場のグラウンドで「君が代」の吹奏を行う呉音楽隊(いずれも9月22日、広島市のマツダスタジアムで)
広島―巨人戦の始球式で、見事な投球を披露した呉音楽隊の宮永3曹
球場でファンに配られた海自とカープのコラボ記念クリアファイル
ファン3万1000人にPR
プロ野球の広島東洋カープが9月18日、甲子園球場で行われた阪神戦で勝利し、2年連続、8度目のセ・リーグ優勝を決めた。カープファンが圧倒的に多い地元の海自呉地方総監部でも〝赤ヘル軍団〟によるV2達成の快挙に興奮が冷めやらぬ22日、広島市内のホームスタジアムで同球団とのコラボイベントを開催し、3万1000人のファンに海上自衛官をPRした。
海自とカープのコラボは4度目。今回は対巨人戦のカードで実施され、球場レフト側の「こもど広場」に海自広報ブースを、ライト側の「かば広場」に呉海自カレーコーナーを開設した。
海自ブースでは砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の氷の展示や制服試着体験、呉監のイメージキャラクター「くれこ」「やまと」との触れ合いコーナーなどが設けられ、・・・
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鳥インフル防疫で感謝状 陸自10師団
(2017年9月28日)
2017年10月18日更新
古屋幕僚長(右)と伝達した吉田東海農政局消費・安全部長(9月28日、守山駐屯地で)
【10師団=守山】第10師団(師団長・甲斐芳樹陸将)は9月28日、今年1月に行った高病原性鳥インフルエンザの防疫措置で農林水産大臣から感謝状を贈られた。
1月14日に岐阜県山県市で高病原性鳥インフルエンザが発生。同16日まで35普連を基幹とする延べ約660人が派遣され、24時間態勢で感染した鳥の処分、ウイルス付着の可能性のある鶏卵などの処理を行った。部隊は約5万5千羽の処分などを行い、感染拡大の防止に努めた。
守山駐屯地の10師団司令部に吉田竹志農水省東海農政局消費・安全部長が訪れ、司令部幕僚長の古屋浩司1佐に大臣からの感謝状を伝達した。
農水省「最後の頼みとして協力を」
吉田部長は「・・・
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殉職隊員遺族ら徳島基地で献花
2017年10月18日更新
【海徳島】徳島教育航空群にこのほど、昭和44年8月に千葉・野島崎沖で起きた第3航空群(当時)のS2F1・4141号機の航空事故で殉職した故中野洋一2尉の遺族や同期生ら13人が来隊、慰霊碑で献花を行った。
故中野2尉の50回忌に合わせて訪れた。晴天の下、遺族たちは徳島教育航空群司令と順次献花を行い、故人の冥福を祈った。
献花後、徳島航空基地記念館やS2F1の見学を行い、当時に思いをはせていた。