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ケニアで国連早期展開プロジェクト
小野寺大臣に帰国報告
(2017年9月21日)
2017年10月3日更新
5施群隊員ら参加17人 防衛省で小野寺大臣に帰国を報告
国連が行う「アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト(ARDEC)」の一環でケニアに派遣され、タンザニア国軍などの施設要員に対し重機の操作教育を行っていた陸自5施設群(高田)の隊員を中心とする教官要員17人が9月21日、防衛省で小野寺防衛大臣に帰国を報告した。
アフリカ各国による国連平和維持活動(PKO)の施設部隊の早期展開を支援するARDECでの教育は・・・
防衛関連ニュース
国連早期展開プロジェクト 5施群隊員が帰国
タンザニア工兵らに重機操作教育行う
2017年10月3日更新
ARDECの教育でタンザニア軍工兵らに重機の操作法などについて手振りも交え説明する5施群隊員(中央)=ケニア・ナイロビで
約8週間の教育を振り返る太田教官団長と左は統括教官の寺尾成行2尉=9月21日、防衛省で
「アサンテ・サーナ(ありがとう)」――。国連の「アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト(ARDEC)」の一環としてケニア・ナイロビでタンザニア国軍などの工兵に重機の操作教育を実施し、9月20日に帰国した陸自5施設群(高田)隊員を中心とする教官要員(教官団長・太田耕輔2佐=5施設群副群長=以下17人)。現地ではスワヒリ語も交えたコミュニケーションと、きめ細かい〝日本的教育〟で、31人の学生全員が所定課程を修了した。
〝日本的教育〟心がけ きめ細かい指導で31人が修了
PKOの早期展開支援を目的としたARDECの教育は、試行訓練の施設学校(勝田)基幹による1回目(一昨年9~10月)、本格訓練の2施群(飯塚)による2回目(昨年6~7月)、4施群(座間)による3回目(同8~10月)、9施群(小郡)による4回目(今年5~7月)に続き、今回で5回目。
今回の5施群の教育はタンザニア国軍などの工兵31人に対して実施。学生を4個班に分け、ローテーションさせながら、ブルドーザーなど5機種の重機の操作教育を行った。
参加者の・・・
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防衛研究所と政策研究大学院大学
初の連携プログラム 10人が修士取得し卒業
(2017年9月14日)
2017年10月3日更新
防研の山本達夫所長(中央)を囲む「大学院連携プログラム」の第1期卒業生たち(9月14日、東京都港区の政策研究大学院大学で)
【防研=市ヶ谷】防研が昨年から開始した政策研究大学院大学(GRIPS)との安全保障に関する修士課程の「大学院連携プログラム」で学んでいた第1期生の10人が9月14日、修士(政策研究)の学位を取得し、卒業した。
10人は防研64期「一般課程」に入校中の1佐~2佐の陸海空自衛官と内局職員で、防研では安全保障に関する教育を受けながら、GRIPSでは「日本の近代外交史」や「国際安全保障」などを履修。双方の教官の指導の下で、より幅広く質の高い知識を習得し、修士論文を書き上げた。
GRIPSではアジア、東欧、アフリカ諸国を含む各国の政府機関職員らが学生として研究に励んでいることから、講義や討論は全て・・・
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護衛艦「てるづき」がタイ海軍と訓練
(2017年9月18日)
2017年10月3日更新
ソマリア沖・アデン湾での海賊対処任務を終えて帰国途中の水上部隊27次隊(指揮官・近藤匡1佐)の護衛艦「てるづき」は9月16日、タイ南部のプーケットに寄港した。
寄港中、近藤1佐と同艦艦長の橋本聖一2佐はタイ海軍第3管区参謀長を表敬。また、タイ在住邦人に対し、艦内公開も行った。
18日に出港した「てるづき」は、タイ西方海域で同国海軍のフリゲート「チャオプラヤ」(1955トン)と通信訓練や戦術運動など親善訓練を行った。
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宮崎県日南市の行方不明船を捜索 海自1空
(2017年8月26日~27日)
2017年10月3日更新
宮崎県日南市で8月24日、1人が乗船した船舶が行方不明となり、海自1航空隊(鹿屋)のP3C哨戒機が捜索に当たった。
26日午前4時半、第10管区海上保安本部長から1空群司令に対し、行方不明船舶捜索の災派が要請された。要請を受け1空のP3C2機が現地に向かい、捜索を行った。翌27日も早朝から2機で捜索した。同日午後7時に撤収が要請され、捜索を終了した。