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統幕長と米統参議長「米の関与揺るぎない」
緊密連携を確認
(2017年8月18日)
2017年9月1日更新
河野統幕長は8月18日、来日した米統合参謀本部議長のジョセフ・ダンフォード海兵隊大将と防衛省で会談し、北朝鮮による核・ミサイル開発の脅威に対応するため、自衛隊と米軍が引き続き緊密に連携して協力することの重要性を確認した。
会談の冒頭、河野統幕長は17日に米ワシントンで開かれた日米2プラス2について触れ、「我が国における安全保障環境が非常に厳しい中で日米同盟の強化が再確認され、大きな成果を得たことをうれしく思う」と述べた。
これに対しダンフォード統参議長は、「日米同盟の強化はこの地域にとって大事なことだ」と賛意を示した上で、「北朝鮮は・・・
防衛関連ニュース
中国軍機が初めて紀伊半島沖に進出 空自機が緊急発進
(2017年8月24日)
2017年9月1日更新
8月24日、中国空軍のH6爆撃機=写真=6機が東シナ海から沖縄本島と宮古島間の宮古海峡の公海上を通過し、南西諸島東方を北上して初めて紀伊半島沖に進出したため、空自の中空、西空、南空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。領空侵犯はなかった。
H6は上海方面から飛来し、宮古海峡の上空を抜けて太平洋に進出した後、北東に針路を変えて本州の紀伊半島沖まで飛行。その後・・・
防衛関連ニュース
露軍機が列島沿いを長距離飛行 空自全方面隊が対応
(2017年8月22日、23日)
2017年9月1日更新
8月22、23の両日にロシア軍機が日本周辺を長距離飛行。22日は露海軍のIL38型対潜哨戒機1機が日本海に飛来し、石川県の能登半島沖から北海道の礼文島沖まで列島沿いを飛行したため、空自の中空、北空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。
23日は・・・
防衛関連ニュース
中国軍艦1隻が対馬海峡を南下
(2017年8月14日)
2017年9月1日更新
8月14日午後4時ごろ、中国海軍の「ジャンダオ」級小型フリゲート(満載排水量1300トン、艦番号502「黄石」)1隻が、長崎県・上対馬の北東約100キロの海域を南西に向けて航行しているのを海自3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「おおたか」と4空群(厚木)のP1、P3C両哨戒機が確認した。
同艦はその後、対馬海峡を南下し、日本海から東シナ海に抜けた。同艦は7月23日、対馬海峡を北上していた。
防衛関連ニュース
露海軍艦艇3隻 宗谷海峡を西航
(2017年8月18日)
2017年9月1日更新
8月18日午前10時ごろ、ロシア海軍の「タランタルⅢ」級ミサイル護衛哨戒艇2隻(ともに満載排水量490トン、艦番号924、940)と「ドゥブナ級」補給艦(1万1500トン、「イルクート」)1隻が北海道・宗谷岬の北東約40キロの海域を西に向かって航行するのを海自2空群(八戸)のP3C哨戒機と1ミサイル艇隊(余市)のミサイル艇「くまたか」が確認した。
3隻はその後、宗谷海峡を西航し、オホーツク海から日本海に入った。確認されたミサイル護衛哨戒艇の2隻は7月20日に宗谷岬を東航したものと同一の艦艇。