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海自遠洋練習航海部隊 所感文 ハバナ~ニューポート~フォートローダーデール

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海自遠洋練習航海部隊 所感文
ハバナ~ニューポート~フォートローダーデール

2017年8月21日更新

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 ハバナ入港時、キューバ海軍儀仗隊の出迎えを受ける海自遠航部隊の練習艦「かしま」(7月6日、キューバの首都ハバナで)


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 米海軍大学博物館で、海軍創設からの海戦の史料を見て回る実習幹部たち(7月14日、米ロードアイランド州のニューポートで)
 北・中・南米を巡航中の海自遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」、護衛艦「はるさめ」で編成、指揮官・眞鍋浩司練艦隊司令官)は8月11日、今遠航で最南端の南米チリのバルパライソに入港した。これに先立ち同部隊は、大西洋側にあるキューバのハバナ、米国のニューポート、フォートローダーデールに寄港し、それぞれ研修を行った。以下は同地での実習幹部たちの所感文。

ハバナ 国際感覚 陶冶の場
同じ海に生きる船乗りとして 廣田 直之 3海尉
 今回の遠洋航海で私が最も興味を引かれた国がキューバだった。
 現在、「社会主義国家」と呼ばれる国は世界に5カ国しかない。キューバはその一つで、教科書でしか知らない冷戦の名残を残す未知の国だった。
 しかし、実際にハバナ市内を歩いてみると、多様な装飾の建物や教会など西欧的な建築物が並び、私のイメージしていた「純然たる社会主義国家」とはかけ離れていた。
 滞在中、私はキューバ海軍高官と話をする機会を得た。野球や観光地の話題で盛り上がったが、最も印象に残るのはシーマンシップについてである。キューバ海軍も海上自衛隊と同様に時間厳守、整理整頓、仲間の気遣いなどを教育しているとのことであった。
 また、彼らは「アメリカが仮想敵国である」と話していたが、国の戦略は異なっても、同じ海に生きる船乗りとしてのつながりは感じられた。
求められるリアリズム的思考 三国 誉士人 3海尉
 ハバナ寄港中、最も印象に残っているのは「グランマ海軍士官学校」での安全保障談話である。
 日米同盟を国防の基本理念に置く日本と、米国を仮想敵国として捉えているキューバの士官が一堂に会し、議論するのは一見「国際情勢の複雑怪奇さ」を象徴するものだった。
 しかし、この議論が「・・・





 防衛関連ニュース

日印の海賊対処部隊 アデン湾で共同訓練
(2017年7月30日)

2017年8月21日更新

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 日印共同訓練で戦術運動を行う海自護衛艦「てるづき」(右)とインド海軍フリゲート「タバール」(7月30日、アデン湾で)=合同海上部隊HPから
 ソマリア沖・アデン湾で海賊対処任務に当たる海自水上部隊27次隊(司令・近藤匡1佐)の護衛艦「てるづき」(艦長・橋本聖一2佐以下約190人)は7月30日、アデン湾でインド海軍と共同訓練を行った。
 共に第151合同任務部隊(CTF151)に参加する日印が連携強化を目的に行ったもので、海自はインド海軍のフリゲート「タバール」(4000トン)と戦術運動、ヘリ発着艦、通信の各種訓練を実施した。





 防衛関連ニュース

日米対潜戦訓練 日本海で実施
(2017年7月26日)

2017年8月21日更新
 海自は7月26日、日本海で米海軍との対潜戦訓練を行った。
 海自から2護群6護隊(佐世保)の護衛艦「たかなみ」と「おおなみ」、米海軍から第7艦隊(横須賀)の駆逐艦「マスティン」(9200トン)が参加した。
 海自の2艦は米海軍と共同で「自走水中標的(EMATT)」を使用した対潜戦訓練などを実施することで、戦術技量の向上と日米の連携強化を図った。





 防衛関連ニュース

空自が体験飛行抽選会 入間は応募倍率22倍
4基地計480人当選
(2017年8月9日)

2017年8月21日更新
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 体験飛行の抽選を行う空幕の荒木総務部長(中央左)と植森広報室長(その右)、広報室の隊員(8月9日、空幕で)
 自衛隊記念日中央行事の一環として10月7日に松島、入間、新田原、那覇の4基地で行われるCH47輸送ヘリの体験飛行の抽選会が8月9日、防衛省の空幕会議室で行われた。
 抽選は・・・





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