トップニュース
北朝鮮、深夜にミサイル発射 ICBMか
高度3500キロ超 EEZ落下
（2017年7月28日）
2017年8月4日更新
防衛省は７月２９日未明、北朝鮮が前日２８日午後１１時４２分ごろ（日本時間）、内陸部の舞坪里（ムピョンリ）付近から、弾道ミサイル１発を北東方向に発射したと発表した。
ミサイルは３５００キロを大きく超える高度に達し、約４５分間、約１０００キロを飛翔、北海道積丹半島の西約２００キロ、奥尻島の北西約１５０キロの日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内の日本海上に落下したものと推定される。航空機や船舶などへの被害は確認されていない。
岸田外相兼防衛相は２８日午後１１時４７分に安倍首相が発した指示を受け、直ちに情報収集・警戒監視に万全を期すよう防衛省・自衛隊に指示を出し、同省では宮澤政務官の下、関係幹部会議を開催。政府は・・・
防衛関連ニュース
空自と米空軍 九州西方から朝鮮半島沖で共同訓練
（2017年7月30日）
2017年8月4日更新
九州周辺空域で共同訓練を行う空自８空団のＦ２戦闘機（下）と米空軍第９遠征爆撃飛行隊のＢ１Ｂ戦略爆撃機部隊（７月３０日）＝空自提供
岸田外相兼防衛相は７月30日午前、防衛省で河野統幕長から北朝鮮の弾道ミサイルについて軍事・専門的見地からの意見を聞くなど、約１時間にわたって最新情勢に関する説明を受けた。
日曜日朝に防衛省入りした岸田大臣はこの後、記者団に対し、空自８空団（築城）のＦ２戦闘機２機が同日、グアム・アンダーセン米空軍基地から飛来した米空軍第９遠征爆撃飛行隊のＢ１Ｂ戦略爆撃機２機と共に、九州西方から朝鮮半島沖にかけての空域で・・・
防衛関連ニュース
北朝鮮によるミサイル発射で
首相「北朝鮮の脅威増大が明確に」
（2017年7月29日）
2017年8月4日更新
安倍首相は２９日午後、北朝鮮による２８日深夜のミサイル発射を受け、官邸で記者団に対し「今回のＩＣＢＭ級ミサイルの発射は、日米双方にとって北朝鮮の脅威が増したことが明確なものとなった。日米韓の強い結束の下、国際社会と緊密に連携しながら毅然と対応していく」と述べた。北朝鮮のさらなる挑発行為の可能性についても「（我が国として）高度の警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す」との強い姿勢を示した。
防衛関連ニュース
岸田防衛相「全力で兼務」（2017年7月29日）
2017年8月4日更新
岸田大臣は２９日、記者から外相と防衛相の兼務について問われ、「国民の皆さんが自らの命や生活を守る上で、政府がしっかりと役割を果たしていることを理解していただくことは大変重要だ。私も防衛相を兼ねて任命されたが、対応に空白や不備があってはならない。この点を念頭に置きながら全力で取り組んできている」と述べた。
その上で「弾道ミサイルの発射、緊急事態に当たっては、特に外務省と防衛省の連携は重要になってくる。防衛相と外相の兼務は、・・・
防衛関連ニュース
海自が陸奥湾で米艦防護訓練（2017年7月26日）
2017年8月4日更新
海自は７月２６日、安全保障関連法に基づく「米艦防護」の日米共同訓練を青森県の陸奥湾で実施した。
海自からは３掃海隊（呉）の掃海母艦「ぶんご」と乗員約１６０人が、米海軍からは第７対機雷戦隊（佐世保）の「アヴェンジャー」級掃海艦「パイオニア」（１３００トン）と・・・
防衛関連ニュース
海賊対処部隊交代 水上28次隊 6日に出港
2017年8月4日更新
ソマリア沖・アデン湾で海賊対処任務に当たる海自水上部隊の交代のため、８月６日、２８次隊（指揮官・齊藤浩司１佐＝２護隊司令＝以下約２１０人）が佐世保基地を出港する。
２８次隊は護衛艦「あまぎり」（艦長・森陸晃２佐）と司令部要員約２０人で編成され、海上保安官８人も乗り組む。
８月下旬に現地で活動に当たっている２７次隊（指揮官・近藤匡１佐＝６護隊司令＝以下約２１０人）の護衛艦「てるづき」と交代する。