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日米豪実動訓練 サザン・ジャッカルー
3カ国の信頼関係強化
(2017年5月17日~28日)
2017年7月18日更新
日・米・豪3カ国の陸上部隊による共同実動訓練「サザン・ジャッカルー」が5月17日から28日にかけて、豪ダーウィン州マウント・バンディ演習場などで行われた。
陸自は鈴木純治中方総監を担任官、17普連(山口)の中尾圭介2中隊長を指揮官に、1個中隊(2個小銃小隊、迫撃砲小隊、対戦車小隊)約100人が参加。豪陸軍の約300人、米陸軍の約150人、米海兵隊の約150人とともに共同で訓練を行った。
3カ国の隊員たちは、オーストラリアの広大な演習場を活用し、戦闘訓練を通じて戦術技量を向上させるとともに、3カ国部隊の信頼関係の強化を図った。
17~23日には機能別訓練が行われ、・・・
防衛関連ニュース
新型の6輪装甲車 電動で走行「機動性能確認車両」
陸装研が防衛省で初公開
(2017年6月30日)
2017年7月18日更新
防衛省で展示された「機動性能確認車両」。6輪装輪装甲車のような外観になっている(6月30日)
同車の最大の特徴となっている「インホイール・モーター」。六つのタイヤの内部にそれぞれモーターが組み込まれている
防衛装備庁陸上装備研究所(相模原)は6月30日、試作した新型の6輪装甲車を陸幕など部内向けに防衛省内で初公開した。
同装輪装甲車は、6輪の駆動タイヤ内すべてに「インホイール・モーター」を組み込み、電動で走行する「機動性能確認車両」。
各タイヤに「インホイール・モーター」組み込む
陸装研が研究を進める「軽量戦闘車両システム」の車体部分のモデルで、「独立分散駆動型電気駆動システム」のデータ収集用に製作された。車輪のホイール部分に・・・
防衛関連ニュース
海賊対処・CTF151司令官 福田将補に1級賞詞
(2017年7月4日)
2017年7月18日更新
稲田大臣(右)から1級賞詞を授与される福田将補(7月4日、防衛省で)
アフリカ東部のソマリア沖・アデン湾で海賊対処に当たる多国籍部隊「第151連合任務部隊(CTF151)」の司令官を約4カ月間務めた福田達也海将補(4護群司令)に7月4日、稲田防衛相から1級賞詞が授与された。
大臣室で行われた式には若宮副大臣、宮澤、小林両政務官、河野統幕長、村川海幕長、鈴木人教局長が立会。
稲田大臣は福田将補に1級賞詞と防衛功労章を手渡し「着任後すぐに発生した海賊事案をはじめ、複数の事案に適切に対処し、サウジアラビアを含む海賊対処関係6カ国の高官、関係機関との強化を図り、海賊対処の実効性を向上させたことは賞賛に値すべき功績だ」とたたえた。
福田将補は・・・
防衛関連ニュース
国家基本問題研究所
「日本研究賞」授賞式を開催 自衛隊幹部も出席
(2017年7月5日)
2017年7月18日更新
櫻井理事長(左から2人目)と共に受賞者のドレイヤー教授(右から3人目)を囲む出席者(7月5日、東京都千代田区のイイノホールで)
民間シンクタンクの公益財団法人「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)は7月5日、外国人による優れた日本研究を顕彰、奨励する第4回「国基研・日本研究賞」の授賞式を都内で開催し、防衛省・自衛隊幹部も公式招待を受けて出席した。
同賞は日本国籍を取得した1世を含む外国人研究者を対象に、日本への理解を促進する研究を表彰するもので、最高賞の「日本研究賞」は『中華帝国と旭日帝国―日中関係の過去と現在』(邦訳なし)を著した米マイアミ大学のジューン・トーフル・ドレイヤー教授(77)、「日本研究特別賞」は・・・
防衛関連ニュース
海自P3Cなど派米訓練に参加
(2017年7月5日~8月12日)
2017年7月18日更新
海自は7月5日、米ハワイ、グアム方面での平成29年度「米国派遣訓練(航空機)」を開始した。8月12日まで。
参加しているのは1空12飛行隊(鹿屋)の加藤智聡2佐を指揮官に、P3C哨戒機2機と隊員60人。現地では米海軍の施設などを利用した各種訓練を行っている。