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南西諸島など「展開完了!」 北朝鮮のミサイルに備える

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4/12日付
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南西諸島など「展開完了!」 北朝鮮のミサイルに備える

 海自輸送艦「おおすみ」で呉から宮古島に到着、同島の空自分屯基地内道路に設置されたペトリオットPAC3発射機。道路後方にレーダー装置が見える(4月4日)
 「配備、展開完了」――。北朝鮮の弾道ミサイル発射期日が迫る中、防衛省は首都圏3カ所、南西諸島4カ所へのPAC3配備を完了した。イージス艦は東シナ海に向け出港、陸自救援隊も沖縄をはじめ石垣、宮古、与那国の各島に計900人で即応態勢を取っている。田中防衛大臣は9日、ミサイル対処の統合任務部隊指揮官、齊藤治和航空総隊司令官に対し「想定外がないよう対応」するよう指示した。3月下旬、米軍横田基地に移った空自の作戦中枢・航空総隊司令部は、地下の「日米共同調整所」で米軍と情報を共有、万一の際は迎撃判断を下す。
 輸送艦「くにさき」で呉基地から石垣港に到着、新港地区の埋立地に展開したPAC3発射機(4月7日)
 展開を完了したPAC3の射撃管制装置と待機の隊員(4月4日、宮古島分屯基地で)
 ミサイル破片の落下など不測の事態に備えて派遣された15旅団司令部付隊化学防護隊を視察、隊員を激励する岩統幕長(4月7日、石垣島で)
 石垣島に展開、石垣港新港地区内の埋立地に天幕を張って待機する陸自救援隊の51普連宿営地(4月4日)
 防衛省グラウンドに設置された2基のペトリオットPAC3発射機。万一の際の首都圏防空を担う(4月9日)
 

4/12日付
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「地域の安全に専心」と陸幕長

 君塚陸幕長は4月5日の記者会見で、南西諸島への陸自航空部隊や沖縄の15旅団と九州の部隊を主力とする救援部隊の展開による北朝鮮の弾道ミサイル対応について、「陸自は弾道ミサイルの破片が万が一落ちてきた場合の対応などが任務。駐屯地等がないところでは天幕野営の準備を行い、救援のための情報収集、映像等を首相官邸等に届けるためのヘリ映伝の試験通話などを逐次開始している」と説明。
 部隊展開先の自治体への対応では「地元の市町村長には地本や防衛局を通じ連隊長などが直接説明、調整している。救援、情報収集に専念し、地域の安全と安心に寄与したい」と述べた。
 
 
 

4/12日付
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砕氷艦「しらせ」 150日ぶり南極から帰国 厳しい氷状と格闘

 厳しい氷状の中、困難な任務を遂行、出迎えの家族と150日ぶりの帰国を喜び合う「しらせ」乗員(4月9日、東京・晴海ふ頭で)
 第53次南極地域観測協力に派遣されていた海自砕氷艦「しらせ」(1万2650トン、艦長・中藤琢雄1佐以下約175人)が4月9日、150日ぶりに東京・晴海に帰国した。
 「しらせ」は午前9時半すぎ、家族らの出迎えを受けて晴海ふ頭に接岸。飛行甲板で行われた帰国行事には杉本海幕長、河村横須賀総監、統幕長代理の太田統幕総務部長らが出席した。
 太田総務部長が岩統幕長の訓示を代読。「例年にない困難な気象条件、搭載ヘリ1機体制、帰路においては厳しい氷海航行等、幾重もの困難も見事に克服、『しらせ』の能力を遺憾なく発揮し、観測隊員と物資を無事輸送して各種観測支援を滞りなく実施した。先人が積み重ねてきた南極地域観測の歴史に輝かしい1ページを加える見事な成果」とたたえ、中藤艦長に2級賞状を伝達した。
 続いて杉本海幕長が「今回は『しらせ』の優れた砕氷能力をもってしても昭和基地への接岸ができないという厳しい氷状での活動となったが、停留後は昭和基地への輸送を昼夜を分かたず実施し、越冬に必要な観測物資、糧食、燃料等を輸送できたことは期待に十分応える成果だ」と述べた。
 「しらせ」は昨年11月11日に晴海を出港、同25日から30日まで豪フリーマントルに寄港し、53次観測隊員ら約70人が乗艦。南極付近の海域では例年より厚い海氷に阻まれ、昭和基地から約21キロ付近で同基地への接岸を18年ぶりに断念。搭載のCH101輸送ヘリや雪上車をフル活用して人員をはじめ燃料、屋外観測に必要な機材等、全積載量の6割強に当たる約820トンの物資を輸送した。
 復路の今年2月13日、砕氷航行中に右舵を損傷したが、無事に氷海を離脱。左舵に損傷がないことから航行に影響はなく、3月17日から同23日まで豪フリーマントルに寄港、空路帰国する観測隊員らを降ろし、帰途に就いた。
 総航程は約3万7000キロ、後進後に助走して氷盤に突入し砕氷するラミング回数は過去2番目に多い4231回を記録した。
 

4/12日付
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南スーダンPKO 採石場から砂利を運び道路整備

 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣されている自衛隊国際平和協力隊の1次隊(坂間輝男2陸佐以下約210人)は現在、宿営地内の整備を行う傍ら、UNMISSの要請でジュバ市内で道路工事などを行っている。
 施設部隊は4月2日、路面状態が劣悪なジュベル川給水点連絡道の整備を開始。道路に敷き詰める砂利を採取するため、部隊は宿営地の北西15キロに位置するマラム採石場から砂利を運搬。併せて同採石場の整地作業も行っている。
 

4/12日付
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ハイチPKO 暑さの中、6次隊活動 復興はまだ道半ば

 油圧ショベルで土地を掘り起こし、ダンプで砂利を運び出す連携プレーで敷地を造成する6次隊の隊員(写真はいずれも3月、ハイチ・ポルトープランス市内で)
 作業現場に進出するため現地の油圧ショベルを陸自トレーラー(手前)に誘導する6次隊の隊員
 バケットローダで土地をならし、敷地を造成。厳しい暑さの中、ハイチ復興支援の作業は続く
 ハイチで大地震被災地の復興支援に当たっている陸自国際救援隊は現在、6次要員(隊長・25普連長の野村悟1佐以下、北方主力の約320人)が5次要員から任務を引き継ぎ、本格的に施設活動を開始した。
 現地では倒壊した建物や、ゴミ捨て場と化した川など不衛生な場所が未だに多く残っている。
 陸自部隊は気温30度以上、湿度60%以上の環境の中、ポルトープランス市とその周辺の道路補修をはじめ、小学校や病院、孤児院建設のための測量、敷地造成、土台作りなどに汗を流している。
 

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