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先進技術実証機 「心神」組み立て着手
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目指すは"日の丸ステルス"
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陸自の新多用途ヘリ 川崎重工業が受注 OH―1を母機に開発![]() 陸自の新多用途ヘリコプターの完成予想図。OH1観測ヘリを改造母機に開発される(川崎重工業のHPから)
川崎重工業は3月28日、陸自新多用途ヘリコプター(UHX)の開発を防衛省から受注したと発表した。 UHXは技術研究本部が23年度から開発に着手しているUH1多用途ヘリの後継機で、師団・旅団飛行隊、方面ヘリ隊などに配備、陸自の「動的防衛力」の主力装備となる。 UHXは防衛省が総経費279億円を投入して27年度までに試作、29年度まで技術・実用試験を実施、その後、量産に移り、陸自への配備を目指す。 川崎重工業では、同社が開発したOH1観測ヘリをUHXの改造母機とし、これまで蓄積した同機の技術・製造基盤を活用、開発に当たっては技術リスクを抑えると同時に機体のライフサイクルコストの低減を実現させたいとしている。 技本によるとUHXは重量約5トンで、最高速度140ノット(約260キロ)以上、行動半径230キロ以上で、各種作戦、災害派遣活動、国際平和維持活動などに活用できる機体を目指す。 エンジンも国産で、UH1では難しかった洋上長距離飛行も可能となり、島嶼防衛のような離島の作戦でも中心的な役割を果たすことができる。 |