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自衛隊・防衛問題世論調査 

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3月の朝雲ニュース
 
 

3/15日付
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自衛隊・防衛問題世論調査 
大震災災派 「評価する」98% 「印象良い」も9割超

 内閣府は3月10日、今年1月に実施した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」結果を発表した。今回の調査では、新たに東日本大震災での自衛隊の災害派遣活動について「評価する」とした人が97・7%に上ったほか、自衛隊に対する印象については91・7%が「良い印象を持っている」と回答、これまでの最高を記録した。米軍の支援活動「トモダチ作戦」には79・2%が「成果を上げた」と評価した。このほか、自衛隊の海外活動について87・4%が「評価する」とし、米国以外の国との防衛交流には80・5%が「役立っている」と回答。また、日米安全保障条約については「役立っている」と答えた人が前回を4・8ポイント上回り、過去最高の81・2%となった。

「防衛問題に関心」最高の7割に

 同調査は、自衛隊・防衛問題に対する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とするもので、昭和44年度以降3年ごとに実施しており、今回が15回目。1月5日から同22日まで、全国の20歳以上の男女3000人を対象に個別面接方式で行われた。有効回収率は63・1%。
 調査項目は(1)自衛隊・防衛問題に対する関心(2)自衛隊に対する印象(3)防衛体制についての考え方(4)自衛隊の役割と活動に対する意識(5)防衛についての意識(6)日本の防衛のあり方に関する意識――の6項目。計24の設問に回答を求めた。
 「自衛隊・防衛問題に対する関心」では、「関心がある」とする人が69・8%に上り、昭和53年以来の最高値を記録した。男性の76・2%、女性の64%が関心を持っていることを示した。
 「関心がある」理由の上位3位は、「日本の平和と独立に係わる問題だから」39・4%(前回40・8%)、「大規模災害など各種事態への対応などで国民生活に密接な係わりを持つから」34・0%(同28・6%)、「国際社会の安定に係わる問題だから」19・1%(同20・8%)の順となり、「各種事態への対応」が5・4ポイント上昇、東日本大震災が大きな影響を与えたことをうかがわせている。
 「関心がない」とする理由では、「自衛隊や防衛問題についてよくわからないから」が46・7%(同39・3%)と増え、「自分の生活に関係ないから」が前回同様30・7%だった。
 「自衛隊に対する印象」では、「良い」が37・5%(同19・5%)で、「どちらかといえば良い」54・2%(同61・4%)を合わせると91・7%(同80・9%)となり、調査開始以来最高を記録した。逆に「悪い印象」は4・5%(同12・3%)と過去最低値だった。
 「防衛体制についての考え方」では、自衛隊の防衛力を「増強した方がよい」が24・8%(同14・1%)と前回を10・7ポイント増加したのが特徴で、「今の程度でよい」は60・0%(同65・1%)、「縮小した方がよい」は6・2%(同10・7%)だった。
 「自衛隊の役割と活動に対する意識」のうち、「自衛隊の存在する目的」(複数回答)では、「災害派遣」82・9%(同78・4%)、「国の安全確保」78・6%(同70・0%)、「国際平和協力活動への取り組み」48・8%(同43・6%)の順となり、「国内の治安維持」47・9%(同41・8%)がこれに続いた。
 自衛隊が今後力を入れていく分野では、「災害派遣」が76・3%(同73・8%)、「国の安全確保」71・5%(同60・1%)、「国際平和協力活動への取組」43・5%(同44・3%)が上位となった。
 東日本大震災に対する自衛隊への評価では、「大いに評価」79・8%と「ある程度評価」17・9%を合わせると97・7%が評価すると回答。「評価しない」とした人は1・3%だった。
 米軍の支援活動「トモダチ作戦」に対する印象では、79・2%が「成果を上げた」と評価。「成果を上げなかった」と回答した人は15・5%のみだった。
 自衛隊の海外での活動に対する評価では、「大いに評価」と「ある程度評価」を合わせると87・4%に上った。「評価しない」としたのは7・7%だった。また、国際平和協力活動への取り組みでは、「現状維持」が61・3%で最も多く、「これまで以上に積極的に取り組む」の28・1%と合わせ9割近くが肯定的だった。
 
 

3/15日付
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海賊対処10次隊2艦が無事帰国

 神風政務官(壇上)に帰国報告を行う海賊対処水上部隊10次隊指揮官の水間1佐(3月12日、横須賀基地で)
 ソマリア沖アデン湾で民間船舶の護衛に当たっていた海賊対処水上部隊10次隊(指揮官・水間貴勝6護隊司令以下約370人)の護衛艦「たかなみ」(艦長・米丸祥一2佐)、同「おおなみ」(艦長・吉野敦2佐)が3月12日、横須賀基地に帰国した。
 横須賀で行われた帰国行事には神風政務官、河村横須賀総監らが出席。神風政務官は訓示で「諸君が護衛してきた船舶は海賊被害を受けることなく無事にアデン湾を航行。任務の成果であり、深く敬意を表する」と隊員の活動をたたえた。
 10次隊は昨年11月6日から2月12日まで32回の船団護衛で計216隻を警護、総護衛距離は約3万9290キロに上った。現在、アデン湾では11次隊の護衛艦「むらさめ」「はるさめ」が任務を引き継いでいる。
 
 
 
 

3/15日付
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「しらせ」氷海離脱

 南極海の定着氷域を離脱して流氷域を航行中の海自砕氷艦「しらせ」(3月3日)
 第53次南極地域観測協力を行っている海自砕氷艦「しらせ」(1万2650トン、艦長・中藤琢雄1佐以下約175人)は3月4日、氷海を離脱した。
 「しらせ」は同13日現在、海洋観測支援を行いながら豪フリーマントルを目指して航行中で、17日から23日まで同地に寄港し、4月9日に東京・晴海に帰国する予定。
 
 
 
3/15日付
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南スーダンPKO 1次隊、近く勢ぞろい 生活基盤の整備急ぐ

 上下水道と浄水システムを構築、洗濯場や洗面所を設置する施設隊員(3月4日、南スーダン・ジュバで)
 UN塗装された陸自の油圧ショベルの下にもぐり込んで整備作業を行う施設隊員(2月24日、ジュバで)
 暑さに負けず人力で暗渠を構築する施設部隊の隊員(2月24日、ジュバで)
 自衛隊の南スーダン国際平和協力隊は3月13日現在、施設隊1次隊約180人、調整所要員約30人態勢で、首都ジュバを中心に活動を行っている。
 1月中旬から順次派遣されている1次隊は、3月25日に主力2波の約30人が到着予定で、これにより総勢約210人の施設部隊の現地入りが完了する。
 ジュバ市内の国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)敷地内の陸自宿営地では、1次隊の隊員が天幕生活をしながら、5月ごろに派遣される2次隊受け入れに向け、プレハブ施設や浄水システムの構築といった生活基盤の整備を急ピッチで進めている。
 これと並行して1次隊はUNMISSの要請を受け、3月1日から宿営地に隣接する警備道路と排水溝の整備を開始し、周辺の環境整備にも取り組んでいる。
 
 

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