3月の朝雲ニュース
3/15日付 | ニュース トップ |
自衛隊・防衛問題世論調査
|
3/15日付 | ニュース トップ |
海賊対処10次隊2艦が無事帰国 神風政務官(壇上)に帰国報告を行う海賊対処水上部隊10次隊指揮官の水間1佐(3月12日、横須賀基地で)
ソマリア沖アデン湾で民間船舶の護衛に当たっていた海賊対処水上部隊10次隊(指揮官・水間貴勝6護隊司令以下約370人)の護衛艦「たかなみ」(艦長・米丸祥一2佐)、同「おおなみ」(艦長・吉野敦2佐)が3月12日、横須賀基地に帰国した。 横須賀で行われた帰国行事には神風政務官、河村横須賀総監らが出席。神風政務官は訓示で「諸君が護衛してきた船舶は海賊被害を受けることなく無事にアデン湾を航行。任務の成果であり、深く敬意を表する」と隊員の活動をたたえた。 10次隊は昨年11月6日から2月12日まで32回の船団護衛で計216隻を警護、総護衛距離は約3万9290キロに上った。現在、アデン湾では11次隊の護衛艦「むらさめ」「はるさめ」が任務を引き継いでいる。 |
3/15日付 | ニュース トップ |
「しらせ」氷海離脱 南極海の定着氷域を離脱して流氷域を航行中の海自砕氷艦「しらせ」(3月3日)
第53次南極地域観測協力を行っている海自砕氷艦「しらせ」(1万2650トン、艦長・中藤琢雄1佐以下約175人)は3月4日、氷海を離脱した。 「しらせ」は同13日現在、海洋観測支援を行いながら豪フリーマントルを目指して航行中で、17日から23日まで同地に寄港し、4月9日に東京・晴海に帰国する予定。 |
3/15日付 | ニュース トップ |
南スーダンPKO 1次隊、近く勢ぞろい 生活基盤の整備急ぐ 上下水道と浄水システムを構築、洗濯場や洗面所を設置する施設隊員(3月4日、南スーダン・ジュバで)
UN塗装された陸自の油圧ショベルの下にもぐり込んで整備作業を行う施設隊員(2月24日、ジュバで)
暑さに負けず人力で暗渠を構築する施設部隊の隊員(2月24日、ジュバで)
自衛隊の南スーダン国際平和協力隊は3月13日現在、施設隊1次隊約180人、調整所要員約30人態勢で、首都ジュバを中心に活動を行っている。 1月中旬から順次派遣されている1次隊は、3月25日に主力2波の約30人が到着予定で、これにより総勢約210人の施設部隊の現地入りが完了する。 ジュバ市内の国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)敷地内の陸自宿営地では、1次隊の隊員が天幕生活をしながら、5月ごろに派遣される2次隊受け入れに向け、プレハブ施設や浄水システムの構築といった生活基盤の整備を急ピッチで進めている。 これと並行して1次隊はUNMISSの要請を受け、3月1日から宿営地に隣接する警備道路と排水溝の整備を開始し、周辺の環境整備にも取り組んでいる。 |