2009/6/8(月) 午後 8:15無題練習用 Yahoo!ブックマークに登録
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麻生首相が昨日の吉祥寺での街頭演説で「戦うべきときは断固として戦う。それが国を守る事だ」という主旨の至極当たり前の演説をしましたが、片や鳩山代表は大して用も無いのにノコノコ韓国に出かけて行って、李大統領に「日本は歴史の直視を!」と韓国人お得意の脅し文句を言われて『一部に過去の侵略行為や植民地化を美化する風潮もあるが、私たちはそのような立場をとらない。私たちは過去の歴史を直視する勇気を持っている』と“友愛”と精神で応えていました。
これで少なくともハッキリしたのは、鳩山がいう「友愛」とは日本国民に対してではなく民主党の有力な支持母体「民団」の祖国の韓国をはじめとする特定アジアの国々へ向けていることだということであります。
政権交代を訴える民主党代表の鳩山が「友愛」という理念だかお題目だか分からない抽象的な物言いを掲げていますが、さてその「友愛社会」の実現のための具体的政策等については何故か明言せずにおります。
性懲りもなく綺麗事や美辞麗句に騙され続けて人生を歩んで来た不肖敬天愛人のようなオッサンは、それでなくとも疑い深い性格に凝り固まっていますから、まともに公言できるような中身の政策ではないから「抽象的な言葉」で煙幕を張るのだろうと考えてしまいます。
もうひとつ考えるのは、誰も反論できない「美辞麗句での理想論」を口にすることで、議論を封殺することを目的にしているのだろうということです。
前代表の小沢もそうでしたが、「民主」という言葉を党の名前に冠しながらも民主主義社会の根幹である自由な議論を阻み、自らに異論を唱えるオピニオンを拒絶する姿勢があまりに多い体質であると感じるのは私だけではありません。
以前の記事( http://blogs.yahoo.co.jp/sort5694/16269365.html)でも取り上げたようにおよそ国民に開かれた政党とは言い難い党体質そのものであります。
自分たちは他者をいくらでも非難するが、一転して自分たちが批判されると血相を変えて感情的になりますが、誰もが納得するような明確な説明責任を果たす事をしないし、むしろ議論をすりかえて反撃を試みるといった態度を取る様は過日の党首討論の場でもくっきりと国民に印象付けました。
今何かとお騒がせしている、お隣の朝鮮半島北半分を占領しているならず者集団が国もどきを作って60年になりますが、未だに民主的な手続きで選挙が行われた形跡もなく、人民を恐怖政治で支配している独裁国家でありながら「朝鮮民主主義人民共和国」と名乗っているのは天をも背くまやかしそのものですが、それに匹敵するくらいの悪い冗談が「民主党」という、名前と中身が伴わない政党であると常々感じていました。
北朝鮮の脅威に断固として戦う意志を明確に発したのは、時の為政者としては当然の事であります。
鳩山が根本的に勘違いしているのは民主政治というものの原点であります。
民主政治とは、国民が国家のあるべきビジョンや進むべき方向への理念を考え、その理念に基づいた国家作りをするための具体的な政策の立案及び遂行をするのが、選挙で国民に委託された政治家たちであります。
だから「代議士」というのであります。
政党とは、国民の中にあってその理念の異なる人々がそれぞれ自分たちの理念を実現してくれることを目的に同じ理念を共有する者たちが支持層となることで成り立つものであります。
しかしながら、前代表の小沢もそうでしたが、稀代の浮世離れしたお坊ちゃま政治家の鳩山は異論は排斥して自分たちの思うがままにすることが、政治家の任務であると誤った思い込みを確信犯的にしているようであります。
ここで分かるのは、「国民目線」と言いながら実体は国民を馬鹿にしている、ということであります。
自国の国民を馬鹿にしているくらいですから、他国も馬鹿にした態度に出ます。
先述したように、韓国の大統領から「歴史の直視を!」と言われたら、対等な関係を構築する立場にあれば「そちらの方こそ歴史の直視をしないと日韓の真の友好関係は築けないよ!」と応えるのが相手に礼を失しない対等な姿勢を示すことなのであります。
しかし、自民党の馬鹿共も同様ですが、相手が対等な関係を求めているのに謙った(へりくだった)対応をするから、相手が勘違いをして対等な関係では無く「脅せば引く」不平等な関係に陥ってしまって来たのが戦後の日韓関係であり、その他の日中関係などもその典型であります。
相手の言い分に無抵抗に迎合するのは、相手を対等な存在と認めていないからであります。
簡単に言うと相手を馬鹿にしているのであります。
勿論、本人達にその意識はありません。
すべては無知蒙昧、無教養のなせる業でもあります。
しかし、相手は血の滲む努力で権力闘争を勝ち抜きさらに勉強を重ね、今日の地位を築いた超エリートでありますから、日本の政治家に対してもそれなりのレベルを持っていると勝手に思い込んでいます。
本当は相手は抵抗される事も想定して発言して来るのですが、あまりに無防備にその言い分を受け入れるものですから、余計疑心暗鬼になり、きっと裏があるぞ、あるいは途中でとんでもないドンデン返しが待ち受けているかも知れないぞ、と不信感を抱くのであります。
そして過去の隷属関係にあった相手は「やっぱり、日本は我々を馬鹿にしている」と日本側の意図と正反対の結論に至るのです。
真の友好関係とは対等な関係を前提にして「本音で語り合える」関係であります。
これは人類共通の価値観でもあります。
したがって、攻撃するぞという姿勢を見せられれば戦うぞという対応をしなくてはなりません。
それが対等な関係であり、そこから「話し合い」が生まれるのであります。
歴史を直視しろ!と言われたら、そちらこそ歴史を直視しろ!と返すのが対等な関係であり、そこから、片方の一方的な歴史認識ではなく、両者が共有できる新たな歴史認識を構築する話し合いが生まれ、対等な互恵関係が構築できるのであります。
長々と書いて来ましたが、この国難に及んで国民をないがしろにして北朝鮮の同胞に過ぎない韓国に「友愛」という言葉の偽善と何も生み出さない不毛な言葉の精神で成果も無い外交をしている鳩山に対して、有効且つ実益が得られるであろう「毅然とした言葉」を北朝鮮と国民に発した麻生首相の差異をお伝えしたかったのです。
決して麻生ファンではありませんが、是々非々の精神で記事として上梓させていただきました。
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「戦う」麻生と「友愛」鳩山←転載元