本日の産経新聞の「極言御免欄」に、戦時中の体験談として、満州で満鉄に勤務していた方から寄せられた慰安婦の身の上話が掲載されておりました。この身の上話も、当時の慰安婦が日本軍による強制連行でも、事業者に騙された犯罪被害者でもなかったことを物語っています。
この身の上話、「故郷には親も夫もおり、子供もいるが、生活苦のために出稼ぎにきている。2~3年働いて、家に帰る」というものです。河野談話は、韓国政府が”厳選”した16人の元慰安婦の証言のみに基づいていますが、日本国に対する恐喝が目的であれば、”被害”を装うことができる”元慰安婦”を選び出したことは想像に難くありません。一方、慰安婦募集の広告や高給取りであったする米軍の報告書など、残されている資料は、上記の身の上話の内容と一致しています。おそらく、河野談話を公表する前に、国民に対して体験談や記録などの提供を求めたとしたら、韓国側の描くストーリーを覆す様々な資料が集まったことでしょう。衛生兵であった方も、朝鮮人慰安婦の多くが”嫁入り資金を稼ぐために働いていて”おり、”行動も自由であった”とも証言しているそうです。
このことは、”生き証人こそが証拠”ではなく、”生き証人こそが偽証の張本人”、あるいは、”ごく一部の犯罪の証人”である可能性を示しています。慰安婦問題は、韓国側の”完全勝利”とみなす人々もおりますが、歴史の事実は、やがて真の勝者を明らかとすることでしょう。
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