STAP細胞について、今回の騒ぎの状況を
よく説明している記事があったので、
こちらでご紹介させていただきます。
以下、転載させていただきました。
ここで最初に記載しておきたいのは・・・
理科学研究所が予算取りで一生懸命、という文言を聞きますが
日本の研究に対する予算は、アメリカ等、欧米に比べて、
1ケタ もしくは 2ケタ違う。
つまり、「何分の一」 「何十分の一」の予算の世界で、日本の科学者は
世界の舞台で、グローバルに戦っているのです。
(アメリカが 100億あれば、日本は2億とか3億、もしくは出ても10億くらい
の世界で戦っていると考えれば、実態がおわかり頂けるかと思う)
それでは、記事をご紹介します。
(注: 文中の画像は、ブログ主がイメージで
入れさせていただいております)
よく説明している記事があったので、
こちらでご紹介させていただきます。
以下、転載させていただきました。
ここで最初に記載しておきたいのは・・・
理科学研究所が予算取りで一生懸命、という文言を聞きますが
日本の研究に対する予算は、アメリカ等、欧米に比べて、
1ケタ もしくは 2ケタ違う。
つまり、「何分の一」 「何十分の一」の予算の世界で、日本の科学者は
世界の舞台で、グローバルに戦っているのです。
(アメリカが 100億あれば、日本は2億とか3億、もしくは出ても10億くらい
の世界で戦っていると考えれば、実態がおわかり頂けるかと思う)
それでは、記事をご紹介します。
(注: 文中の画像は、ブログ主がイメージで
入れさせていただいております)
STAP細胞、疑惑で揺らぐのは何の信用か?
2014年3月14日
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140313/261076/?P=1
STAP細胞論文をめぐる問題は、もはや論文の信頼性の話ではなくなっています。専門家のみならず、「みんなの話題」として広がっているからです。すなわち、広く社会の関心事となったこの問題の収束に向けて、「専門」領域を越えた対応や説明が求められています。
今、揺らいでいるのは、論文の信頼性だけではありません。
かっぽう着姿の小保方博士の写真が繰り返しメディアに登場するのを、言葉にできない違和感を持って見ている人は、決して少なくないはずです。
では、その違和感は一体何に対するものなのでしょうか。
いつものように動画を見ながら、考えてみたいと思います。
ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。
小保方氏への注目で「みんなの話題」になった
1月末、ネイチャー誌掲載をきっかけに世界から注目を集めたSTAP細胞。その革新性の象徴は、しかし、少なくとも国内においては、細胞ではなく、かっぽう着姿の小保方博士でした。http://blog.livedoor.jp/oboega/archives/36750780.html
http://blog.livedoor.jp/oboega/archives/36750780.html
「リケジョの星」などと持ち上げられ、その報道ラッシュは彼女のプライベートにまで及び、本人が報道自粛を呼びかける声明を出すなど異例の事態となりました。
一方で、発表直後から、専門家の間では論文データなどの瑕疵が指摘されていました。ところが、小保方氏が所属する理研は「単純なミス」などと問題への対応が遅かった。
それが3月に入り急展開します。
共同研究者の山梨大学・若山教授が、論文撤回を呼びかける声明を出しました。ネイチャー誌も調査中だと発表しました。
理研も調査を宣言し、3月14日金曜日には報告をすると言っています。
今週に入ってからは、データの中に小保方氏の博士論文で使われたものがあり、しかもその博士論文にもコピペの疑いがあるという内容を含んでいる問題が明らかとなりました。問題の博士論文を出した母校の早稲田大・教授なども含め、研究者も次々と驚きの声を上げています。
つまり、この問題は、もはやSTAP細胞の論文の話ではなく、小保方氏という題材を中心に、もっと広範囲に広がっていこうとしているのです。
「小保方氏 博士号取消危機」(東スポ)などスポーツ・タブロイド紙の見出しが躍っています。
これはもうスキャンダル・ゴシップとして消費される段階に移ってきている。あれだけチヤホヤ持ち上げられた直後のことですから、残念すぎる展開です。
すべては小保方氏という個人に向けられた「注目」から始まった一連の報道。人物像がクローズアップされすぎたがゆえに、「専門」の話だけではおさまらなくなっているのです。
みんな知りたい、確かめたいことが違う
この問題については、実に幅広い種類の議論が起きていますが、関心のポイントは大まかに以下のように集約されます。専門家
ミクロの視点: (過去のものも含めて)論文の信頼性はどうか
マクロの視点: チェック体制の見直しをどうするか
一般人
誰がどう悪いの? 何がどう問題?
結局、STAP細胞はあるの? できるの?
マスコミ
ビッグニュースは何か
つまり、それぞれ関心のポイントが違うということです。
「これだけ関係者が多いのに、なぜチェックできないのか?」
一般人からまず出てくる疑問はこれでしょう。これに対して、研究現場を知る人は、共通して2つのことを言います。
1つは、「Publish or Perish」と言って、論文執筆へのプレッシャーが強く、また、常に研究開発費の獲得が研究者の頭にあるのだ、という話。
もう1つは、論文審査は「性善説」に基づいて見られていて、コピペなどが博士論文など以上の段階で見られるなど通常考えられない、という話です。
一般人の感覚からすると、「性善説」で見ていると言う割には、同業の研究者が困っているというのに、誰も助けてあげないのね、という所が非常に興味深いです。
与えられる情報で広まり方は変わる
(中略)
そして、今、STAP問題で必要なのはまさにこんな解説です。
今このタイミングは、専門家・専門機関による一般向けの解説が求められている時です。業界の「当たり前」の情報を分かりやすく解説してもらいたいのです。しかも、リアルタイムに。
企業の事故対応であれば、もっと厳しく責任問題まで追及される中で、事故調査を進めつつ、言える情報を探して出すことが求められます。
調査結果が出てからお伝えします、で終わりにするのは世間からズレています。
STAP細胞の問題については、完全に混乱しています。
専門の業界内での証明については、ルールに基づいて順次クリアにしていったもらいたいものですが、同時に、専門の各人や各機関から一般に向けた分かりやすい解説がないと単なるスキャンダルの話で終わってしまいかねません。
STAP細胞は、人類の発展や問題解決に大きく役立つものとして期待されているものです。
まずは、それぞれの立場から、今、何をどう明らかにしようとしているのか、
いつくらいに何が分かりそうなのか、きちんと社会に向けて伝えていきませんか? それが社会の信頼を取り戻すために必要な社会的責任です。
http://girlschannel.net/topics/90752/
『埋もれてしまう人』 にならないように。
小保方さん、祈っています。
success
小保方さん、祈っています。
success
■参考記事
1 STAP細胞の特許はどうなってしまうのか?
2014年3月14日 http://blogos.com/article/82356/
これが、「なまいきだ」 とマスコミを怒らせたか・・・
2 STAP細胞・小保方晴子ブチ切れ 「マスコミはいい加減にしてほしい」
(小保方晴子氏 マスコミへの手記 1/31段階)
2014年1月31日 http://bakankokunews.blog.fc2.com/blog-entry-1473.html
3 STAP細胞研究者の小保方晴子さん、マスコミにプライバシーに踏み込む報道やめるよう訴る
2014年2月1日 http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinoharashuji/20140201-00032207/