2009/6/28(日) 午後 9:20日本の戦略練習用 Yahoo!ブックマークに登録
(私の使命は、長澤まさみを温かい目で見守ることです^^:)
御来訪感謝申し上げます。
何かと姦しい(かしましい)日本の政界事情ですが、政界に棲む人々を見ていると自らの使命も持ち合わせていないか、そんなことより「利権や自分の我欲が優先」という方々で埋め尽くされているとしか思えない悲しい現状にあります。
いわゆる、国のために地方のために「自分は何をなすべきか」あるいは「どういうビジョンを示すべきか」という根本的な哲学・矜持を持ち合わせて職に臨んでいる者も皆無といって良いのかもしれません。
アメリカ合衆国前大統領のジョージブッシュは1985年に聖書研究会に首を突っ込み、1年間『ルカ伝』を読み耽ったことにより自らの使命を自覚して、その後テキサス州知事、合衆国大統領になって、聖書のいう「サタン」=悪徳諸国家と聖戦の名に於いて戦うことを本分としました。
その際に悪徳国家(ならず者国家)と名指ししたのがイラン・イラクのイスラム原理主義の国家であり、名実共にならず者国家である北朝鮮だったのです。
その際に悪徳国家(ならず者国家)と名指ししたのがイラン・イラクのイスラム原理主義の国家であり、名実共にならず者国家である北朝鮮だったのです。
しかし、イランや北朝鮮が核武装の準備を始めた途端、その正義の味方もトーンダウンし、結局「晩節を汚しながら」政治の舞台から立ち去りました。
ブッシュに限らず、西洋キリスト教世界では「正か悪か」の二元論の中に、「正の立場」として戦うことで自らの存在意義と価値を根拠付けて来ました。
そのためには、戦う相手は必ず「悪」でなければいけなかった訳です。
しかし、必ずしも相手が悪とは限りません。
実際問題としては利害の対立による戦いが圧倒的に多いのですから、どちらが「正か悪か」という次元の戦いでは決してありません。
したがって、戦いをするためにはでっち上げであろうと何だろうと「大義名分」を必要とした訳です。
そのために、陰謀渦巻く情報戦や罠を仕掛けるなどして、相手を「悪に仕立てる」ことによって「聖なる神の使命の下に悪を成敗する」図式にしなくてはならなかったのであります。
当然、手練手管を駆使して相手が先に仕掛けて来るように策を弄して「正義の味方」として華々しく参戦するのであります。
嘗ての白人達の戦争は須らくその「図式」を踏襲して来た訳であり、近現代においてはアメリカが白人達の「聖戦」の総帥兼実行者となって来たわけであります。
アメリカが「世界の警察」を自認するのも、キリスト教徒が地球の治安維持が自らの神に与えられた使命であるという、極めて身勝手な屁理屈の一つに過ぎないのもまた事実であります。
自分たち(白人たち)の覇権主義を宗教的闘争に転化して、人間本来の良心を誤魔化して来たのであります。
つまり、宗教的良心すらも人間のご都合で勝手解釈での捏造を繰り返して来たのです。
まさに「神をも畏れぬ」行為であります。
これが、過去に営々と続いて来た「宗教の時代」に於ける人類の歴史ではなかったかと思います。
この「宗教の時代」の最後の大統領がジョージブッシュだったと欧米の識者の間では一般的になっています。
そして、宗教の時代から宗教を超えたもっと人間の根源を支配するもの「霊的な世界(魂の世界)」が人類社会の主軸となるのが今から始まっているというのです。
もはや宗教やイデオロギーの対立で人類が戦っている時代ではなく、「対立から融合」へと人間の意識が変化することを求めて「神の見えざる手」が動き始めているということです。
その象徴的な存在が、黒人、ユダヤ人の血を引き、イスラム教徒の経験を持つ、ある意味矛盾を内在しているオバマ現大統領であり、その矛盾した存在である彼にその使命が与えられたということになるそうです。
身近な例で言えば、今、盛んに北朝鮮が挑発を行いながらも、一向にオバマは反応せず、最大の対立相手であるイスラム世界との対話と融合を優先しているのも、オバマの使命の中では、朝鮮半島問題は優先順位として最後尾に位置しているらしいのです。
しかし、そうは言っても、日本にとっての優先順位は朝鮮半島問題が最前列に来るわけでありますから、やはり、我が日本は「自分たちの問題は自分たちで」解決するしかないようであります。
日本の政治家にも自らの使命を弁える人材を渇望しています。
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