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歴代政権初、「建国記念の日」祝して首相がメッセージ安倍晋三首相は10日、建国記念の日を11日に迎えるにあたり、「先人の努力に感謝し、自信と誇りを持てる未来に向けて日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望する」とのメッセージを発表した。政府によると、首相が建国記念の日に合わせてメッセージを出すのは、歴代政権で初めて。
菅義偉官房長官は10日の記者会見で「国民とともに祝うために出した。先人の努力に感謝しつつ、国造りの決意を新たにするものとなっている。首相の強い思いがある」と説明した。
首相はメッセージで、「世界の平和と安定を実現していく『誇りある日本』としていくことが、先人からわれわれに託された使命」と強調。「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしている」と、自らの決意を表明した。
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安倍晋三首相が2月11日の「建国記念の日」に当たって発表したメッセージは次の通り。
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨により、法律によって設けられた国民の祝日です。
この祝日は、国民一人一人が、わが国の今日の繁栄の礎を営々と築き上げたいにしえからの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を誓う、誠に意義深い日であると考え、私から国民の皆様に向けてメッセージをお届けすることといたしました。
古来、「瑞穂の国」と呼ばれてきたように、私たち日本人には、田畑をともに耕し、水を分かち合い、乏しきは補いあって、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈り、美しい田園と麗(うるわ)しい社会を築いてきた豊かな伝統があります。
また、わが国は四季のある美しい自然に恵まれ、それらを生かした諸外国に誇れる素晴らしい文化を育ててきました。
長い歴史の中で、幾たびか災害や戦争などの試練も経験しましたが、国民一人一人のたゆまぬ努力により今日の平和で豊かな国を築き上げ、普遍的自由と、民主主義と、人権を重んじる国柄を育ててきました。
このような先人の努力に深く敬意を表すとともに、この平和と繁栄をさらに発展させ、次の世代も安心して暮らせるよう引き継いでいくことはわれわれに課せられた責務であります。
10年先、100年先の未来を拓(ひら)く改革と、未来を担う人材の育成を進め、同時に、国際的な諸課題に対して積極的な役割を果たし、世界の平和と安定を実現していく「誇りある日本」としていくことが、先人からわれわれに託された使命であろうと考えます。
「建国記念の日」を迎えるに当たり、私は、改めて、私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています。
国民の皆様におかれても、「建国記念の日」が、わが国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、自信と誇りを持てる未来に向けて日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。
平成26年2月11日
内閣総理大臣 安倍晋三
2014.2.10産経新聞
2月11日は、2674年目の日本が建国された日です。
昭和41年の祝日法改正で「建国記念の日」と定められていますが、日本の正式呼称では「紀元節」です。
明治5年(1872年)に明治政府は、初代「神武天皇」の御即位をもって日本紀元元年とする旨を定め、明治6年に紀元節は2月11日と定めて、国民の祝日となりました。
「神武天皇とは」
高天原の最高神たる天照大神の御子孫になられます。
お名前は「かむやまといはれびこのみこと」、『古事記』では「神倭伊波礼毘古命」、『日本書紀』では「神日本磐余彦尊」と表記されています。
神武天皇は、日向国(現在の宮崎県)にお生まれになりました。この日向国は、天照大神のお孫の神様が、高天原からお降りになられた場所です。
お若い時は、日向国の高千穂宮におられました。しかし日向国は西方に片寄ってあるため、日本中を治めるには不都合がありました。
そこで、東方へ都を移したほうが良いであろうとお考えになって日向国を出発、途中の戦で兄君を亡くすなどの艱難辛苦を乗り越え、日本を平定されました。
そして大和国(現在の奈良県)の橿原の宮でご即位なさいました。宝算137歳(127歳とも)で崩御され、御陵は畝傍山にあります。
「皇紀とは」
神武天皇が大和の橿原の宮でご即位された年を、皇紀元年と定めた紀元のことです。
皇紀元年とは、西暦前660年(BC660年)です。
「紀元二千六百年」の歌には、「金鵄(キンシ)輝く日本の、栄えある光身に受けて、今こそ祝へこのあした、紀元は二千六百年、ああ一億の胸は鳴る」とあります。
「金鵄とは」
日本書紀の建国神話にある、神武天皇の東征(征とは、正しきを行うという意味)に際し、神武天皇が持つ弓の上端に金色の霊鵄がとまり、金色のまばゆい光を発すると賊の目がくらみ、征に導いたという金色のとびのことです。
建国の神話は日本の歴史を連綿と生き続け、王朝が次々と交わる国のなかで、奇跡ともいえるほど稀な例となりました。
これは、私たちの祖先が、建国の歴史とともに一系の天皇を戴くことに畏敬の念と誇りを持ち続けたからです。
「日本書紀」によれば、紀元前660年、初代神武天皇が橿原宮(現在の奈良県)で御即位した日を現行暦に直せば2月11日にあたります。
反日勢力は根拠がないと否定しますが、「紀元節」は科学的にも立証されています。
「紀元節とは」
2月11日は建国記念の日ですが、大東亜戦争終結直後までは「紀元節」と呼ばれており、紀元節とは、初代「神武天皇」の即位を我が国の紀元元年として奉祝する日のことです。
『日本書紀』によれば、神武天皇の即位の日付は「辛酉年春正月庚辰朔」であり、神武天皇の即位年の「辛酉年」は、『日本書紀』の編年を元に計算すると西暦紀元前660年に相当し、即位月は「春正月」であることから立春の前後で、即位日の干支は「庚辰」です。
そこで、西暦紀元前660年の立春に最も近い「庚辰」の日を探すと、グレゴリオ暦 (太陽暦) 2月11日が特定されました。
なお、「朔」とは新月の日であり、現代の天文学の知識に基づいて「神武天皇」の即位当時の西暦紀元前660年の月齢を計算すると、2月11日は新月に当たり『日本書紀』の記述の正確性は「科学的」にも裏づけられています。
この特定は、当時の文部省天文局が算出し、暦学者の塚本明毅が精査して行われました。
明治5年(1872年)、明治政府は太政官布告第342号において、神武天皇の即位をもって日本紀元元年とする旨を定め、明治6年(1873年)の太政官布告第344号において、紀元節は2月11日と定め、また、その他の国民の祝祭日が定められました。
昭和23年に日本占領軍の圧力よって祝祭日の変更があった時、紀元節は世論の多数(81%)に反していったん廃止されました。
しかし、日本が昭和27年に主権を回復して以来、紀元節の復活を求める国民運動が盛り上がり、昭和41年12月の国会で「建国記念の日」として復活しました。
「日本書紀」巻第三神武天皇の条に、「掩八紘而爲宇」<八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)と爲(なさ)む>、という言葉があります。
やがて、「八紘一宇(はっこういちう)」として使われるようになりました。
戦後、GHQや反日左翼は、「全世界を、侵略戦争によって天皇を頂点とした1つの国家に統一する」として、日本の侵略戦争のスローガンのようにしています。
しかし、これは事実ではありません。
「八紘一宇とは」
神武天皇が述べられ建国の理想である「八紘一宇」は、「八紘」は天地の四方八方あらゆる方角で世界中みんなということで、「一宇」は一家のことであり、世界中の人々が一家族のように仲良く相和し、扶け合い、生かし合って生きていくという意味です。
世界中の国々の民族が互いに「魂の兄弟」として一つに睦び合い、それぞれの国々にはそれぞれの都があり、それらを兼ねて世界連邦の都をつくり、共存共栄して行こうと、全人類を一家の如く考える平和な思想です。
秩父宮殿下による「八紘一宇」の書(宮崎市の平和台公園)
【動画】
紀元節の歌 2月11日/ 祝日大祭日唱歌八曲
これまで125代のすべての天皇に共通していることとは、初代「神武天皇」の男系子孫ということです。
これが約2700年継続している男系護持の伝統であり、日本のあるべき姿で、この国体を護持しなければなりません。
初代「神武天皇」の即位が日本の紀元で、明治憲法第一条には、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあり、皇室典範には、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定めています。
男系とは、天皇の父親が天皇、または天皇の血筋で、父親を遡っていけば、初代「神武天皇」に辿り着くことです。
約2700年継続している皇統は「万世男系」ですから、全ての天皇とは神武天皇の男系子孫になるのです。
第25代「武烈天皇」と第26代「継体天皇」とは10親等の隔たりはありますが、約200年以上遡っていけば、第15代「応神天皇」を同じくする、神武天皇の男系子孫になります。
このように、約2700年継続している皇統とは「万世男系」で、皇位継承は皇統で万世男系を護持しています。
明治以前に女性天皇は存在しましたが、女系継承はありません。
第37代「斉明天皇」の夫は「舒明天皇」ですから、第38代「天智天皇」は男系継承です。
第43代「元明天皇」の夫、「草壁皇子」の父は「天武天皇」ですから、第44代「元正天皇」も男系継承です。
「女性宮家の創設」とは、いつの日か、「女系天皇」の容認になる可能性は否定できないのです。
約2700年継続している皇統は、男系による皇位継承を護持するべきです。
安倍自民党は2012年、政府主催で「建国記念の日を祝う式典」を開催するという公約を掲げました。
328 「建国記念の日」、「主権回復の日」、「竹島の日」を祝う式典の開催
政府主催で、2 月11 日の建国記念の日、そして2 月22日を「竹島の日」、4 月28 日を「主権回復の日」として祝う式典を開催します。
安倍政権は、政府主催で「建国記念の日を祝う式典」を開催するべきです。
【告知】
第30回皇紀2674年紀元節奉祝式典
日時 平成26年2月11日(火・祝) 16時00分~18時00分
場所 星陵会館
内容 《紀元節祭》 神武天皇即位建都の大詔奉読、浦安の舞奉納、紀元節の歌奉唱 ほか
《記念講演》 「建国をしのぶ」 菅浩二(國學院大學准教授)
参加費 1,000円(学生無料)
主催 紀元節奉祝式典実行委員会
TEL 03-5314-9470 (展転社内)
皇紀2674年の紀元節を奉祝し、日本の平和と日本民族の繁栄、世界全人類の平和を願いましょう。
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